多苗茂和伝

08.01.12 土曜日

晶君、多苗家

“スピードの哲人”清水宣晶に引っ越しを手伝ってもらった。

御礼としてウチでごちそうをする。

まぁ、金を出してるのは親なワケですが。

清水氏、“パタパタママ”多苗和子、多苗茂和に初対。


文学の話で和子女史と盛り上がる。

清水君は噂に違わず“ママキラー”でした。


己の昔の写真もみられちゃった。キャッ

投稿者 多苗尚志 : 21:36
[ 多苗和子伝多苗茂和伝清水宣晶伝 ]

08.01.02 水曜日

夢の饗宴

一昨年、去年と元旦を“大将”池本多賀正の実家で過ごした。

閏年には、池本氏と“正統な異端者”森村隆行と3人で集まって話をしなければならないきまりだ。

森村氏を呼ぶのであれば“白いハヤブサ”森村ゆきも、ということで

多苗家の実家に3人を招待することになった。

“パタパタママ”多苗和子はゆきちゃんを気に入って大はしゃぎ。

大将も、森さんもゆきちゃんも
己があまり母親に自分の日常を話してないことを知っているので
「どこまで話していいのか、なにが地雷なのか分からない」と言い
両親は両親で
「みなさんから色々尋きたいけど、あんまり尋くとこの子に怒られる」
という愉快。

お客さんを迎えると親の知らない一面もみえてきて非常におもしろい。


本棚をみればその人がわかると言いますが
ひとの実家に征くと更に色々とわかります。

己はまた分かられてしまっただろうと思います。

投稿者 多苗尚志 : 13:00
[ 多苗和子伝多苗茂和伝森村隆行伝森村ゆき伝池本多賀正伝友いる動画 ]

朝ご飯

池本氏は終電で還った。

森村夫妻は泊まってくださった。

森村家に泊まると朝ご飯までセットなので
こちらからも朝ご飯を出せて佳かった。

まぁ、出してるのは母親なのだけれど。

近年、マラソン大会を仕事にしたゆきちゃんの
箱根駅伝をみてのコメントが本職感たっぷりでした。


投稿者 多苗尚志 : 10:37
[ 多苗和子伝多苗茂和伝森村隆行伝森村ゆき伝 ]

07.12.22 土曜日

脳内遊戯

実家に還ってもろもろ報告をする。

オール事後報告だった以前の己からは考えられない成長ぶりだ、と自己満足する。

(充分、事後報告だとの親の話。)

まぁ、今回は事が事だけに。

いや、結婚とかじゃないですよ。


多苗茂和と“パタパタママ”多苗和子とガッチリ話し合ってみて感じたのだが、
これはどうも、脳内会議の実写版だと思った。

よくマンガや舞台の表現などで
自分の悪い心と良心が闘ったりするものがあるが

これはまさにそれ、
己がなにかを新しく始めるということに際し
イケイケの自分と慎重派の自分が闘うみたいな感じ。

己自身がイケイケの己、両親ふたりが慎重派の己という図だ。

両親が他人だと思えない。

そりゃ血縁関係だからそうだろ、とおっしゃるかもしれないがそういうことではない。

むしろ己は血縁関係などどーでもいいタイプだ。

主体と客体の差が非常にあいまいだということだ。

両親という他人が自分であるように思える。


■出来事
両親のパソコンは、己がコストパフォーマンスをよく考えてthinkpadの中古を買ってあげた。
(いや、金は親のなんだけど)
定年退職した親父さんは毎日することがないのでパソコンの本を見ては
パソコンをごちゃごちゃいじっていたらしい。
システムからいじっていたらしい。

ある日、和子さんから電話が掛かってきて
「ひーちゃん、電源が入らなくなったわァ」と言う。

電源が入らないってなんだよ、意味不明だなぁとずっと思っていた。

どうせバッテリーが外れてるとかそういうことじゃないかと思っていた。


今回、実家に還ってみて哀れなthinkpadちゃんを見たところ
ホントに電源が入らないのだ。

ACアダプタもつながってるのに、電源ボタンを押しても電源が入らない。

電源ボタンを押すたびにキュッ、キュィ、ニュとか変な音がするのだが
モニタになにも映らないとか言う前にまず、ハードディスクが動いてる気配もない。
ランプもつかない。

ホントに電気が通らないのだ。

パソコン歴は10年以上の己だがこんな症状は初めてみる。

「だから、(電源)入んないのよ。パパが無茶するから…」

この母親の語りで己はあることを思い出すことになる。

「無茶しちゃダメよ、パソコンちゃんがかわいそうよって言ってるのに…。

 電源ボタン押すとキュッ、キュッって泣くでしょ?

 あれはパソコンちゃんが泣いてるのよって…。

 『ボクもっと生きたかったよー』って」

多苗和子がこう語ると、己は目に涙が浮かんできた。

ヤバイ!

そうだ、この人、昔から物の気持ちを語らせたら天下一品だった。

忘れていたその奇才に危うく泣かされるところだった。


今では新しくダイナブックが机に鎮座ましましている。

(OSがVISTAでナマイキなと思ったが…)

(「新品はキレイでイイワー。中古は不安」などと嫌味を言われたが…)

投稿者 多苗尚志 : 22:20
[ 多苗和子伝多苗茂和伝 ]

多苗尚志のサシ呑みクエスト69 多苗和子

今回は実家にパソコンを持って還らなかった。

母親である"パタパタママ"多苗和子が、いつも「還ってきてもパソコンばっかりして全然話をしない」と嘆くからである。

己的には話しているつもりなのだが。

だが、パソコンをなくして対峙してみて分かった。

やはり今まで己は親ときっちり向き合ってこなかったな、と。

だから、まるっきりなにも呑んではいないけれどこれはサシ呑みなのだ。

多苗和子と初めてのサシ呑み。

父親の多苗茂和とはまだ無い。

投稿者 多苗尚志 : 20:09
[ 多苗和子伝多苗茂和伝多苗尚志のサシ呑みクエスト ]

07.11.04 日曜日

親戚

理由はよく分からんが親戚の方々が実家に集まったので伺う。


己は兄弟がいないですからね。

親戚もいいものですね。

※このエントリをもって今井道子さんが友いるKIに入伝しました。

投稿者 ケータイ尚志ィィィィ : 22:50
[ 多苗和子伝多苗弘和伝青木久太郎伝多苗茂和伝今井道子伝 ]

07.01.27 土曜日

前哨戦

今回、実家に還ったのは
来週の『友いるKI感謝新年会』のための衣装をとりにいったのと
吉田学と呑むためだ。

学は同じマンションに住む友で84年に出会った。一個下。

幼稚園以前でなければ幼馴染みとは呼ばない。


今日はその学と呑むのだ。

能力は高いのに冴えない生活を送ってるようなので
グイッと己の世界に引き込んでやろうと思う。

マネジメント能力の高い人間は重宝されるぞ。

一部の“ムーブメント団体”でな。

柏に呑みに繰り出す前にうちで腹ごしらえ。

多苗茂和、多苗和子と久しぶりに食事をする学。


学はうちの家族同様、このブログの存在を知らないので己の企み水面下。

投稿者 多苗尚志 : 01:49
[ 吉田学伝多苗和子伝多苗茂和伝 ]

06.07.16 日曜日

連休魔術師倶楽部

最近、やたらつるんでいる“小さくてもピリリと辛い小岩”佐々木孝仁と過ごす。

奴になんとなく車を用意させる。

用事があったといえばあったのだが、まぁ他でなんとかなってしまったので
車は要らなかったのだけど、もう奴も用意してくれてしまったので
なんとなく後に引けない。

たかじんは、用賀の“度胸・愛嬌・高原響”高原響、“さっそうとおおきくかまえてりんとしている”太田沙織宅へウクレレを借りにいった後、彼の家『傾斜角研究所』に己を拉致しようと考えていたようだが
甘い。

己にも己のプランがある。

まず用賀。

ウクレレを借りて次へ。

そこで、たかじんが「じゃ『傾斜角』に…」と呪文を唱えきる前に
「千葉に征こう!」と呪文を唱えた。

車はスィーッと千葉へ。

「ち、千葉!?」

千葉っつぅか柏ね。「かしわ」より「ちば」の方が1文字少ないので早く言えたのだ。

己の実家へ征こう。

呪文合戦。

己がたかじんをすっぽり歯と歯の間に含んでいるのがお分かりいただけるのではないかと思う。

 
以前、連休に秋葉原で遊んだこともあったが
たかじんと己の“ピリリと辛い最強無敵”コンビは連休の人混みに強い!!

首都高を走っても渋滞が己たちをサーッと避けていく。

首都高モーゼだ。

目黒から柏を1時間で駆け抜け、銭湯へ。

我が両親の“パタパタママ”多苗和子、多苗茂和と会合する佐々木孝仁。

投稿者 多苗尚志 : 19:04
[ 太田沙織伝高原響伝多苗和子伝多苗茂和伝佐々木孝仁伝 ]

06.05.13 土曜日

おばあちゃん死亡

94歳だった。

大往生と言えるだろう。

遂に祖父母が全滅だ。

 
近年の葬式はまるでイベントだ。

なんで赤の他人に司会されなあかんのや。

花束が盛大すぎ。

焼香の写真を撮るな。

涙を誘う音楽を流すな。

最近の坊主は言葉が浅い。

初七日をまとめるな。

バカヤロウ、こんなんでぜってー泣くか。

大いに不満。

あと、昔から葬式で歯をみせる奴が許せない。

葬式で同窓会やる奴が許せない。

死の捉え方も色々だと分かる今でも。

弱々しいおばあちゃんだったけど94まで生きた。

骨がほとんど残って、「丈夫なおばあちゃんですね」と言われた。

親戚がみんな集まった。

 
30年つきあってきたけど親父が泣くところを初めて見た。


投稿者 多苗尚志 : 01:14
[ 多苗和子伝多苗弘和伝青木久太郎伝青木久子伝多苗ふさ伝多苗茂和伝多苗朋彦伝塩川朋浩伝 ]

06.04.30 日曜日

おばあちゃんが危篤

おばあちゃんがそろそろ危ないという。

94歳。

最後に会ったのは四年前か。
よく覚えていない。

最後に別れる時、子供のように別れを惜しんだおばあちゃんの姿が思い浮かぶ。

病床で再会したおばあちゃん。
「すごく元気になった!」とみんな喜んでいるが
己にはひからびたようにしか見えない。

おばあちゃんは己を認識するとぱぁっと笑顔を輝かせた。

死を感じる。

フィナーレが伝わっている。

親戚すべて含めると40人くらいいて
その者たちが皆、おばあちゃんの病床へと駆けつける。

この40人がおばあちゃんの人生の成果であることは間違いない。

現在のところ、子孫を遺さないつもりでいる己は
つまり、この40人も自分には確約されないのだということを覚悟した。

 
一生懸命、なにかを話そうとするが入れ歯もないし、衰弱しきっているので
なにも分からない。

なんとか酌もうとする。

「東京から来たヒサシですよ!」というと、表情が明るくなったのだから
こちらが言うことは伝わっているはずだ。

でも、おばあちゃんがなにを言いたいのかは全然わからない。

これこそITをつかってなにかできないものか。

もどかしい。

でも、この際において「正確」は意味をもたないのではないか。

ITをつかっておばあちゃんがいいたいことが正確に己に伝わることと
『おばあちゃん、己になにか言いたいんだ。』
『おばあちゃんが、はっきり物を言えたら己になんて伝えるだろう』と
強く想いをめぐらせることは大差がない。

むしろ後者の方が尊いかもしれない。

そんなことを想った。


いつもおばあちゃんをないがしろにする親父が黙って、ずっとおばあちゃんの顔をみていた。

おばあちゃんの写真も撮ったのだけれど彼女も女だから、ここには載せない。


母親と叔父。

投稿者 多苗尚志 : 11:14
[ 多苗和子伝多苗弘和伝多苗ふさ伝多苗茂和伝 ]