外木暁幸伝

08.08.23 土曜日

とのさんと征こうよ

8月に新幹線に乗るというのは「夏休み」を指している。

小学校時分は母方の山口の郷里に毎年新幹線で還っていた。

当時は年に1回の新幹線が相当熱かった。

紙コップで冷水を飲んだり、列車の端から端まで探検してみた。

いつか食堂車で食べたいと思っていた。

だが、大人というものはずっと難しそうな顔をして
スポーツ新聞を読んでいるだけである。

新幹線を探検しなくなった時、大人というものになっちまうんだろうなと思っていたが、
果たしてそうなっちまった。

新大阪まで席を一歩も立たない。

だが、"最強弁士"外木暁幸と共にするなら不動も悪くはない。

己が新幹線に乗ると87%曇りで富士山はまず見えない。

投稿者 多苗尚志 : 12:32
[ 外木暁幸伝 ]

道は細くなりゆく

東京からバラバラに来たとしても目的地がニッチな場所だから、通るところはひとつしかなくて
結局みんな合流する。

"エンジェルパヒデ"馬場英之
"官僚ミッチー"松浦紀光
"たむい人"田村健三郎

投稿者 多苗尚志 : 11:30
[ 田村健三郎伝馬場英行伝外木暁幸伝松浦紀光伝 ]

12年ぶりの把握

とりたててクローズアップするところのない侠[おとこ]だった。

メチャクチャいい奴なんだが、どこがどういいのか、ただ、いいとしか説明のできない侠だった。


96年に大学で出会った。

学生証の写真がメチャ笑えた。

まだ互いに童貞だった。

関西弁むきだしで関西ツッコミでバシバシ叩いてきた。

こいつとは友達になれねーと思った。


以来、12年である。

12年の間、回数としてはあまり会っていない。

だが、会った時のことはセリフや表情を今に尚残って覚えている。


存在感はある。

だが、俺をみてくれ系でもなければ
鮮烈で記憶に残るという風でもない。

むしろ、よろしく営業系。

すんません、ホントすんません、松田って言います。よろしくお願いします。
バカも問題なく出来ます。多少技術も持ってますんで、ええ、よろしくお願いします。

腰が低いわけではない。

自己卑下してるわけでもない。

よろしくよろしく言ってる営業マンみたい。


んで、取引先の社長は
「えー?なに?マツダ君て言うの?しょーがないな、じゃお宅で買っちゃおうかな。」

ありがとうございます!みたいな。

そんな奴。


一生懸命は一生懸命だ。

でも、気持ちのイイ...奴でもない

不快感を催す奴でもないが、まぁ己は不快に思うこともあるな。笑。

なんて言ったらいいんだろ。

あいつの良さ。

いいやつは間違いないんだけど。


弊ブログにおいても数々の名ネーミングをしてきたと自負する己が
松田に関しては、
12年のつきあいにも関わらず
"オニイサンオブマツダ"という当たり障りのないネーミングに堕している。

今回、あいさつを預かっている松田の親友の"ケンシロウ"仁藤和良も
同様に悩んでいるようだった。

「マツダなぁ、イイ奴に間違いないんだけど...」

などと己と同じようなことを言っている。

イイ奴はイイ奴だが、イイ奴ということを強調するだけでは片手落ちなのだ松田の場合。


間違いなく傑物である。


だが、なにがと言われて困ってしまう。

仁藤も己も"最強弁士"外木暁幸も、そして彼の現在の会社の同僚も
みんなが奴のことを好いているようだが、パッと出てこない。

そのみんなが好きだというところで腑に落ちた。


みんな、なんだかんだと松田に文句を言いながらも
さながら、中小企業の社長が元気のいい営業に
「しょーがないな」と言いながらも買ってしまうように。
 
 
 
松田は己の親友ではない。

やはり松田の親友は仁藤だろう。

12年の歳月で松田と一緒にいた時間も合計してしまえば意外や短いものかもしれない。

だが、それでも松田は己の人生に色濃くその存在を落としている。

ふとした時に、あいつのことを思い出すと笑えてしまう。

あの必死さ。一生懸命さ。

そしてあいつは、よしんば己が殺人を犯しても己から離れていかないだろう。

擁護にも回らないが、距離を離しもしないだろう。

更にこの先、10年20年、よしんば己があいつと電話もメールもまるで連絡をとらず
20年目にしてふと出会い、そしてその時己がすごい困っていたら
あいつは旧年通り己に一肌脱いでくれるだろう。

友人にはなにかを期待するものではない。

だから、上記のことをしてくれるから友人なのではないし
実際に己が上記のifになったら意外や松田は、おろろ、冷たいかもしれない。
「すまん俺も家族のある身だから」とか言って。

だが、いいんだ。
なによりも
己に現在そう感じさせてくれるということが価値なのだ。

松田能成という侠はそれを感じさせてくれる。

そして己だけではない、この会場に集まっているみんなが松田からそれを感じさせてもらっているのではないか。

"愛される侠"松田能成が"やなっこ"柳瀬恭子と結婚。


みんなが集まり、みんなが「しょーがないな」と言いながら
大輪の笑顔で松田を祝っていた。

すばらしい披露宴だった。

※このエントリをもって柳瀬恭子が友いるKIに入伝しました。

いたしと
"たむい人"田村健三郎
"パヒデ"馬場英行
仁藤ちえみ
仁藤羅冴
"後輩弁護士"K池M登
"軍官ミッチー"松浦紀光
"慇懃商社マン"豊川健太郎
山下くん

仁藤羅冴が成長して走り回っていて好感が持てた。

元気で多少転んだりしても泣かない。

相当イイ。

投稿者 多苗尚志 : 10:13
[ 松田能成伝田村健三郎伝馬場英行伝外木暁幸伝仁藤和良伝仁藤ちえみ伝仁藤羅冴伝K池M登伝松浦紀光伝豊川健太郎伝柳瀬恭子伝山下くん伝 ]

07.05.05 土曜日

よしゆきバースデー

"咲花青将"佐藤吉行の誕生会を"鼻くそ拓"岩下拓の家でやる。

"太陽王子"岩下均と一緒に

食材を買って


拓家で料理。

拓の奥さんの"シン子"シンヴェンも一緒に料理。

彼女の「花椒」を使った本格麻婆豆腐が炸裂。

己は3人に料理を任せて風呂に入る。
己は己で「お宅のお風呂コレクター」としての仕事があるわけだ。

■コラム:お宅のお風呂コレクション
"黄炎社長"森田英一、"夢プロデューサー"和田清か家
自由が丘(前家)学芸大(現家)
"MAHY"吉田秀樹、"藍田玉を生ず"五十川藍子家
久我山(前家)恵比寿(現家)
"吟遊詩人"中西祐、"ギャオギャオなギャオス"長尾好則、"Britz"滝口英俊家
中目黒(現家)
"正統な異端者"森村隆行、"白いハヤブサ"森村ゆき家
駒沢大学(前家)多摩川(現家)
"小さくてもピリリと辛い小岩"佐々木孝仁、"ミノホドシラズソリッド"山田陽明
信濃町(前家)
"ミノホドシラズソリッド"山田陽明
国立(前家)
"幸せを繁らせる梨の木"梨木繁幸
神楽坂(現家)
"日本国総理大臣"佐野哲史
三宿(現家)
"太陽王子"岩下均
王子(実家)西ヶ原(祖父母家)
"スピードの哲人"清水宣晶
自由が丘(現家)
"及び腰な賢者"新保輝之
新丸子(現家)
"淫靡な淑女"有馬友恵
白金高輪(現家)
"若社長"森村泰明
渋谷(現家)渋谷(オフィス)
"大将"池本多賀正
成田(実家)
松村洋祐
沼南町(前家)
丸山晶太郎・丸山耕次郎
沼南町(前家)
吉田学
沼南町(前家)
金房毅・金房智子
沼南町(前家)神戸(前家)
"ロックする詩人"高橋大輔
沖縄(現家)
"部長"川上博重
大森(現家)
"魅せる雄大な背中"鈴木大山
三田(現家)
"度胸・愛嬌・高原響"高原響・"さっそうとおおきくかまえてりんとしている"太田沙織
用賀(現家)
"キン肉パスタ"川島賢一
日本橋(前家)島根(実家)
"雄弁な恰幅"桑原宏史・"よく喋るイイ女"桑原敦子
中野新橋(現家)
"オニイサンオブマツダ"松田能成
野方(前家)
"パヒデ"馬場英行
下井草(前家)
"ミッチー"松浦紀光
早稲田(前家)
"最強弁士"外木暁幸
久米川(前家)
"ケンシロウ"仁藤和良・仁藤ちえみ
中野(現家)
"嬉しい好漢"谷口正俊・"混交の中に光る玉姫"浅田貴世子
目黒(前家)
"不背の伊達漢"塩崎哲也
中目黒(現家)
"ネズミーランドのセクえもん"宮坂善晴
葛西(前家)
"ちゃんこ"太田明日美・"けんたんこ"堀井健一
後楽園(現家)
"静かなる熱司"上杉篤司・"熱Res王子"柳慎太郎・"肴"打越祐介・"巨人"さいとうゆうき
池袋(現家)
"控えめな一級士"中上俊介
目黒(現家)
"独立独歩"郭翔愛
目黒(現家)
"覚醒医師"土方靖浩
名古屋(実家)千葉(前家)
"笑顔の鉄人"澤登正一
代々木(現家)
"復活の闘魂野郎"渡辺エイジ・渡辺直美
大船(現家)
"柔らかい頭領"佐藤孝治
王子(実家)
辰野ゆかり・"不可拘束"辰野元信・"凛とした覚悟"辰野まどか
表参道(現家)
"ヨシダミノル"吉田実・"プリ新"新納美樹
つつじヶ丘(現家)
"親分"イッチー橋亮一
名古屋(現家)
"快男児"村上あらし
上石神井(実家)
"京漢"小林篤
京都(実家)

ふぅ。
エントリーの目的を忘れてコラムに力を入れてしまった。
まだあった気がする。
入ったかどうだかよく覚えてないとこもある。
オススメのお風呂は"吟遊詩人"中西祐(中目黒)と"不可拘束"辰野元信(表参道)
です。(他の人たちから怒られそうだけど。笑。)


さて、風呂からあがると料理が出来ていて

主賓の吉行に加えて、"短眠に秘める決意"村田さやかも登場!


おいしくいただく。

今年の正月ツアーに登場した伝説のクソゲー、すごろくをやる。

また、拓が中国から鼻の長いやかんを買ってきて
それを使ってお茶をそそぐという余興があるので
それをみんなでみる。

本当は頭に湯呑みを載せないらしい。(じゃ、やるなよ)

爆笑でした。

投稿者 多苗尚志 : 15:07
[ 松村洋祐伝丸山晶太郎伝金房智子伝吉田学伝金房毅伝川上博重伝太田沙織伝高原響伝村田さやか伝川島賢一伝桑原宏史伝桑原敦子伝松田能成伝馬場英行伝外木暁幸伝仁藤和良伝仁藤ちえみ伝松浦紀光伝谷口正俊伝山田陽明伝佐々木孝仁伝塩崎哲也伝吉田秀樹伝森村隆行伝森村ゆき伝長尾好則伝中西祐伝池本多賀正伝滝口英俊伝鈴木大山伝澤登正一伝鮫島誠一伝森村泰明伝宮坂善晴伝太田明日美伝新保輝之伝上杉篤司伝柳慎太郎伝打越祐介伝さいとうゆうき伝池本ひかり伝中上俊介伝梨木繁幸伝郭翔愛伝岩下均伝佐藤吉行伝土方靖浩伝シンヴェン伝岩下拓伝小林篤伝村上あらし伝五十川藍子伝清水宣晶伝佐藤孝治伝渡辺エイジ伝藤沢烈伝佐野哲史伝辰野元信伝森田英一伝辰野まどか伝高橋大輔伝吉田実伝新納美樹伝イッチー橋亮一伝辰野ゆかり伝コラム ]

06.08.13 日曜日

暑中見舞

“スピードの哲人”清水宣晶(晶)がある日、己に言った言葉が
今、強い実感をもって響いている。

「ひさしの周りでもだいぶ結婚する友達が増えてると思うけど
 そうすると友情が離れていくようなさみしさを感じないの?」
 
己はその言葉を聞いた当時、まるでピンと来なかった。

『晶ともあろう者が、なにを女々しいことを言っておるのだ』
とさえ思った。

晶は己と同じように友人に価値観を置いている人間で
また1つ歳上のため先に感じたのだろう。

今になって己は全く全身をもってそのさみしさを感じている。

己も31を迎える身となり、周りの友人に変化が起きている。

ひとつは、遠距離。
ふたつに、結婚。
みっつに、仕事。

ひとつめ、遠距離。

小中学校の頃は親の都合で引っ越す程度のものだったが
ここにきて、様々な理由で友は跳んでいく。

転勤・留学・結婚・帰郷・左遷・流刑…


ふたつに、結婚

結婚した者は家庭に入る。子供が出来れば尚更。

みっつに、仕事

仕事に燃えて、仕事で完結する者。

これら3つの変化が周りにあり
この変化を迎えた友人とはつきあいの頻度・形態が変わっていく。

a:「何十年会っていなくても、ひとたび酒を交わせば昨日出会ったかのような感覚を覚える」友人は
もちろんステキだが、ここではそういう話ではない。

b:「互いに昇るフィールドは違えども、
 あるいはフィールドが同じでもそれぞれ東西南北、それぞれのやり方で山を昇り始め、
 それぞれに楽があり、苦難があり、
 山頂で再会し酒を交わす時にそれら苦楽を分かち合う」友人は
もちろんステキだが、ここではそういう話ではない。

いや、正直申しまして、ここではそういう話ではないのではなくて
己はそのつきあいでは満足できない、というのがより誠実だ。

例外として、aとb、どちらのタイプか
ハッキリと己が意識しているならば満足できる。

例えば、aのタイプの友人として
松村洋祐や丸山晶太郎、丸山耕次郎、金房智子、
“キン肉パスタ”川島賢一、“S山下の男と女コラム”山下祥代…等の方々。

たぶん、家族に近いと思う。
幼少を共に過ごした者、ルームシェアで毎日一緒だった者。
家族は、家を離れても家族なのだから。

例えば、bのタイプの友人として
“candyrock”神田恵介、“childman筆頭”鈴木智也、“伊厨紳士”山本慎弥、
“復活の闘魂野郎”渡辺エイジ、“ケンシロウ”仁藤和良、“オニイサンオブマツダ”松田能成、
“最強弁士”外木暁幸…等の方々。

大学時代に会った友が多い。

大学では、毎日会う友達はおらず、学部が違ったり大学外の友達が多かった。


彼らと長い時間会わないことはストレスではない。

しかし、aかbにハッキリ当てはまらない他の多くの友人、彼らとは今を生きていたい。

今を共に分かち合いたい。

分かち合いたい。

これは己の人生の大きなテーマだ。
 

己たちはこの世に生まれ落ちて「感じる」んじゃないかな。

「感じない」ことは死だ。

生きている限り、狂っていようが、ボケていようが感じている。

感じたら、それを分かち合いたい。

孤独になった者が独り言を発してしまう気持ちはよく分かる。

文章に起こす、体を動かす。

アクションは、他との分かち合い、他の反応、他からの反応を求めるものである。

自己の確認を目的としたアクションですら、自分の中にある客観性(他者性)を必要とする。

感じること。他と感じ合うことはこの世においてとても尚(とうと)い。

尚いかどうか分かんなくたって、あんたは既にそうしてる。

だから、芸術は尚い。人を感じさせる者(芸能人・歌手・作家etc)は重宝される。

だから、ビジネスは尚い。人のニーズを無視したビジネスは成立しない。

だから、ボランティアは尚い。与える与えられる関係など飛び越えて感じ合うのだ。

だから、感じ合う相手である他人は尚いんじゃないか?

だから、家族だろ?恋人だろ?友人だろ?

「共感」が尚い。

己は、より多くの人と、より深く、同じ地平で「共感」したい。

 
友達が離れていくことを嘆く。

それは己が幼いさみしがりやだからだろうか。

恋愛における「依存」よろしく
他者という外部変化要因になにかを望むことは間違っているだろうか。

そうではないと、友よ、君に伝えたい。

だが、求めるにはそれだけの器も必要となる。

己は努力しよう。

友のいる人生のために。

投稿者 多苗尚志 : 19:48
[ 松村洋祐伝丸山晶太郎伝金房智子伝川島賢一伝山下祥代伝松田能成伝外木暁幸伝仁藤和良伝神田恵介伝鈴木智也伝清水宣晶伝渡辺エイジ伝山本慎弥伝友いる随想 ]

06.02.18 土曜日

豊川健太郎君婚約おめでとう会

大学のサークルの後輩“腹黒ケンタロー”豊川健太郎の婚約を祝して新宿で呑み。

己は大学はぜんぜん中にはいなかったので後輩も先輩も同期も少ない。

数が少なければやはり思い入れも強い。

健太郎は、昔はあまり笑えないくらい腹黒かったが
最近は腹黒さにも愛が含まれるようになってきて良い。

婚約ってのがいいじゃないですか、婚約ってのが!

集まったのは
豊川あきこ
“極悪犬”仁藤和良
“最強弁士”外木暁幸
外木このみ
“エンジェルパヒデ”馬場英之
“官僚ミッチー”松浦紀光

これに、あと菊池正登、田村健三郎、松田能成を加えるといったところか。

野郎10人の仲間たち、4人が伴侶をもつことになる。

己は最後でイイヨ。

投稿者 多苗尚志 : 22:50
[ 馬場英行伝外木暁幸伝外木このみ伝仁藤和良伝K池M登伝松浦紀光伝豊川健太郎伝井原明子伝 ]

06.01.12 木曜日

多苗尚志のサシ呑みクルセイダーズ 1

今年から始めようじゃないの。

100人とのサシ呑みできるかな?

--
20時5分。

四谷三丁目の地下鉄出口を地上に上がると、
消防署前の大きな交差点を自動車が行き交っている。

倭[おとこ]が向かいの信号に待っているのが見える。

倭の風貌は只のサラリーマンである。

スーツに黒のロングコート。

やはり書物が入っているのだろう、右に学生時代と変わらず重そうな黒い鞄を提げている。

信号を待つ者は老若男女8人程。

倭を含めて特に目立った服装の者はいない。

だが、ただ一閃。

8人の草むらからただ一閃。

都会の絶え間ない自動車の往来の間隙を、倭の凶々しい眼光だけがこちらを貫く。

彼の眼鏡の下より貫く。

その倭、マッド。

ただし、科学者に非ず経済学者。

“マッドエコノミスト”外木暁幸がこちらの岸に渡ってくる。

「多苗くぅん。5分遅刻だよ?」

外木暁幸。またの渾名[あだな]を“最強弁士”。

1996年来の友。

経済・政治・社会・数学・美学・ゲーム・アニメ・人生哲学までを一気通貫する最強の論客だ。

96年来、己は彼が論破された時を見た事がない。

論陣の地に膝をついたのを見た事がない。

I have never seen…その…なんだ…。

96年来、外木と己と“極悪犬”仁藤和良と“オニイサンオブマツダ”松田能成が仲良しであった。

我々4人を貫いていた命題は「社会との関わり方」であり、「成長」であり、
それらの命題から導かれた世界観を共有していた。

時は流れ2006年。

おそらく4人の中で唯、己だけが「成長」を放棄し世界観を書き換えた。

その新しい世界観を以て外木と対峙する。

外木暁幸はひとつ上という事もあって、4人の中でも抜けた存在であり
3人は多かれ少なかれ彼を畏れていた。

畏友である。

その彼にサシで対峙し、現在の己の世界観をもっていくのが今日だ。

果たして己はそれを通したという感覚を得た。

それは彼に膝をつけさせるという形ではなく
おのが道を朧気ながらにも表明するという形をもって。

二軒目のビールがうまかった。

シアワセを感じる。

我が人生において、この倭とあと何度こうした酒を酌めるだろうか。

投稿者 多苗尚志 : 18:23
[ 外木暁幸伝多苗尚志のサシ呑みクエスト ]

05.12.03 土曜日

早稲田四天王会

大学時代。

己は外に飛び回るばかりで中にはまるで友達がいなかった。

己が友人だと思っている人間で大学で出会った人は10人に満たない。

貴重である。

そのうち
“最強弁士”外木暁幸
“極悪犬”仁藤和良
“オニイサンオブマツダ”松田能成

は、サークルのつながり。

彼らとは一年以内に一回会うことにしている。

4人が幹事持ち回りで、幹事は会の一切をとりしきる。

企画もそうだし、お金も他3人の分を全部もつ。

それが四天王会であり、4ヶ月前から今日の予定は決まっていた。

この前は
仁藤が赤坂プリンスでの食事をもち、
松田とアー坊(外木氏)は、新大久保で一泊二日企画をもった。

実を言うと、以来、己は二年も空けてしまっていたのだが。

まぁまぁ。

まずはボーリングで機嫌直して下さいよ。

松田の後ろの仁藤のポーズがよい。

投稿者 多苗尚志 : 14:07
[ 松田能成伝外木暁幸伝仁藤和良伝 ]

でもって

己が今都内で一番か二番にうまいと思っている焼鳥屋へ連れて。

ガン食いガン呑み

『早稲田四天王会』とは大きく出たものだ。

早稲田大学はありとあらゆる分野に優れた人材を社会に輩出している。

その中で我々が四天王という看板を叫ぶには相当の実績が求められる。

一度立てた看板は降ろさない。

看板に見合う力をつけよ。

以前、4人で会って以来の気づきと近況を語る。

互いに厳しい檄が飛び交う。

4人が出会い、結束を固めたあの頃と比べて
己が一番変容したと思う。

「成長」を結束の要とし、いかに社会の優れたる人材と成りうるか切磋琢磨する。

それが「早稲田四天王会」だ。

成長の刺激こそが我々をつないでいたものだ。

しかし、己はもう「成長」に興味はない。

社会に求められる、一般に求められる「成長」や「成功」には興味がない。

己は己が求める成長を追う。

この対比に意味はない。

どちらがより、「本当」だったり「価値」があったり「シアワセ」だったりすることはない。

ただ個人のタイプとしての選択である。

 
「自分が歩いてきた道を振り返り、ポジティブな総括をすることは誰にでもできること。
 これから自分が征く道を、何を求めるからそこへ征くと宣言してみろよ!」

と、“極悪犬”仁藤和良は云う。

おっしゃることはごもっとも。

理解もできる。

さて、我が行動に取り入れるかどうか。

「友人は無条件に友人ではない。
 どんな友人にも必ず友人である理由がある。」
と“最強弁士”外木暁幸は語る。

畏友たちよ、さて、我々の友情は続くのであろうか。

大学時代から数年が経ち、価値観・友情観などなど違いが生まれてきている。

己はそれを楽しんでいるが…。

アー坊(外木)が
「今まで一番うまいと思っていた上司に連れて行ってもらった焼鳥屋よりうまい」
と言ってくれたことがとてもうれしかった。

投稿者 多苗尚志 : 14:01
[ 松田能成伝外木暁幸伝仁藤和良伝 ]

永福庵にいらっしゃい。

四天王はそのまま永福庵へ

投稿者 多苗尚志 : 10:07
[ 松田能成伝外木暁幸伝仁藤和良伝永福庵来庵帳 ]

05.11.26 土曜日

『ソネマルくん誕生会』

“極悪犬”仁藤和良のご子息の2周年パーティーをする。

ご子息の名前は羅冴(らさ)なのだが、なぜ「ソネマルくん」なのかは仁藤の言語センスに聞いてくれ。

仁藤は大学時代の盟友で当時から、
くっだらない、絵本のような単語を1人で、誰もみてないのに、カッ飛ばし続けてきたが
その甲斐あってか最近になって己にヒット。

奴の卓抜した言語センスに響いている。

他の作品に「鬼ガルム」「ジャ民の溜」「蛇す國」

全然なにを指してるのかわからん。

大学一年でサークルで出会った時から、
「仁藤に子供ができたら己が『たなおじちゃん』として登場すっから。
 ミニ四駆とか与えまくるから。」と言っていたが実現である。

らさくん

色々と芸がしこまれていて

「らさくん、ヤバイ顔やってヤバイ顔」というとこんな顔になる。

生まれたばかりまだ物言わぬ頃は己と相性が良かったが
果たして今日も仲良かった。

気合道をしこんでいきたい。

奥さんのちえみーの料理メチャウマ。

出席者他に
山下君
“最強弁士”外木暁幸
外木このみ

“極悪犬”仁藤和良五観

捨てる生活、シンプルな生活(10日目) ラサ誕生ぱーちー
1 ラサの誕生会準備と実践。楽しく!
ヒッサツ、タイ料理。
最高と感謝の一日だった。
朝から俺は新宿・伊勢丹へ、ケーキの買出し。
帰りにプチパリの勧告物産店で、ナムルとチャンジャを
調達。
ちい丸は昨晩の仕込み材料を使い、料理しまくり。

投稿者 多苗尚志 : 16:45
[ 外木暁幸伝外木このみ伝仁藤和良伝仁藤ちえみ伝仁藤羅冴伝山下くん伝 ]