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2006年1月31日

班長会

渋谷ロイホでパラサイヨ班長会

“吟遊詩人”中西祐
“ちくび”吉田秀樹
“魅せる雄大な背中”鈴木大山
“だからあなたも、ね。”斉藤理奈
“笑顔の代表”澤登正一
橋本淳

[ 吉田秀樹伝中西祐伝鈴木大山伝澤登正一伝橋本淳伝斉藤理奈伝 ] 投稿者ッ ennteiheika : 11:54

2006年1月29日

ゴスMTG

もう誰がいたかも気にされないほどに日常だ。

[ パラサイヨゴスペル06チーム伝 ] 投稿者ッ ennteiheika : 11:05

2006年1月28日

このゴス野郎

昼の三時からお茶の水の教会にゴスペルを歌いに行き、
夕方五時に浅草の教会へゴスペル。

政治家バリだ。

“ミニミニ先生”武藤美枝子
“ちゃんこ”太田明日美
“玲々たるバンビ”武山玲子
“白いハヤブサ”森村ゆき
“社長ギタリスト”土屋青朗
らと。

[ 森村ゆき伝武山玲子伝武藤美枝子伝太田明日美伝土屋青朗伝パラサイヨゴスペル06チーム伝 ] 投稿者ッ ennteiheika : 11:07

2006年1月26日

奴 is back

ルームメイトの“カメラを捨てた写真家”金澤宏昭帰還。

“クールな熱”藤沢烈と“千年建築への憧憬”伊藤啓二と共に迎える。

多苗尚志の永く福ならそりゃいいじゃん

[ 金澤宏昭伝伊藤啓二伝藤沢烈伝永福庵来庵帳 ] 投稿者ッ ennteiheika : 11:08

速報

このブログを見てくれてる女性の方だけが分かる速報を。

ダヴガール誕生しました。

[ ] 投稿者ッ ennteiheika : 10:20

2006年1月25日

今井さんと入社前のお話

今井裕一氏と会食。

己が新しく勤める会社の社長さまです。

モーリシャスのお話を聞く。

モーリシャスというのはアフリカ大陸の東にある島国。

東京都ぐらいの大きさ。

人口120万人で宗教がヒンズー50%で、キリスト、仏教、イスラムがあとの50%を分ける。

もうグッちゃなわけ

でも、この国は史上一度も暴動が起きたことがないのだそう。

これだけ宗教が入り混じっていてなぜだろうと色々な人が調査してみたところ
「差異を認める精神文化が浸透している」とのこと。

昨日はお隣のキリスト式結婚式、今日はお向かいの仏教式葬式で
自分と宗派は違うけどそれはそれということで
違いを受け入れて、「結婚式なのにそのやり方は違う」「イスラム教ではこうだ」などとは
誰も言わないらしい。

差異を認めるってすばらしい。

今井さんとはそんな会話をするのです。

[ 今井裕一伝 ] 投稿者ッ ennteiheika : 10:33

2006年1月24日

五反田ランチ 第54食

“情熱のFinancePlanner”長尾好則(ギャオス)とランチ。

ギャオスもまた己が五反田を離れると分かってからランチを望んでくる。

んもう。

しかし、すごいのはギャオスの昼休みは11時40分から12時20分。

己は12時から。

多少、離れているのでランチ場に着くまで5分ほど。

するとさぁ、食べようとなって15分しかない。

時間短縮のためギャオスが己のランチを勝手に頼んでおいてくれる。

己は出てきたものを喰うわけでちょっとニコドキである。

理屈っぽいふたりは今日も理屈を箸休めにしてランチしましたとさ。

[ 長尾好則伝多苗尚志ランチ~昼食会見 ] 投稿者ッ ennteiheika : 18:35

ゴスペルワークショップ

ゴスペルイベントの関連で
木村hiroさんの恵比寿のワークショップにお邪魔させてもらう。

カルチャーセンターのゴスペルクラス。

恵比寿のatreにカルチャーセンターがあったとは。

新鮮。

オルガン弾きながら、男性でありながらソプラノ、アルト、テナーすべてを
こなすhiroさんのプロフェッショナルぶりに圧巻される。

終了後、MTGでhiroさんとお話しさせて頂いたが
なんとも楽しそうにゴスペル、音楽を語る方である。

天職って感じ。

ステキです。

2月25日は熱くなりそうだ。

[ パラサイヨゴスペル06チーム伝 ] 投稿者ッ ennteiheika : 10:34

2006年1月23日

だいちくんタコス

昨日の「日本一熱い会」で出会ったワタナベダイチを早速訪ねる。

彼は中目黒のタコス屋の店長を勤めているらしい。

彼はなんつぅかほんまもんの気合ストだ。

昨日、「はじめまして」と出会った。

己は既に彼のツラをみて「こいつはイケる」と分かったので
あいさつに続いて握手をする。

しかし、彼は右手を骨折していたのだ。

あわてて手をひっこめる己。

「すいません。気も利かずに。」
「いえいえ」

こんな握手は初だ。

「どうしたんですか?」
「いや、あの、トラックにチョップして。」

『は?』

「俺、バイク好きなんでバイク乗ってたんスよ。代々木らへんだったかな。
 したら、トラックが幅寄せしてきたんで、『うお!危ねぇなこの野郎』って
 ちょっと頭来たからチョップしたら、ボォンって相手にもダメージ与えたんですけど
 骨折しちゃったんです。」

こいつ

スゲェ!!!

「すぐにトラックの運転手が降りてきて大丈夫ですかぁ!って寄ってきてくれたから
 あ、こいつイイ奴じゃんと思ってスゲェ痛かったんですけど
 『全然大丈夫ッスよ』って、「いや、変な方向に曲がってますよ」って言われて
 『いや全然大丈夫ス』みたいな。笑。」

実に楽しそうに話す。

「気合」とかそんな単語は一度も発さない。

炎は自分が熱いとは知らない。
本物は自分を本物と形容しない、それを求める者がそれを形容するの法則。

しかも、骨折は一度や二度ではないそうで、同じような感覚で5度程骨折しているらしい。

久しぶりの大物気合スト!

そんな倭(おとこ)とまた会いましょうって再会を約したら次の日に征きますよこちとら。

彼のお店は中目黒のブックオフの正面の小道をまっすぐいったところの右手。

ちいさなテイクアウト専門タコス屋「BAJA」である。

そしてここがまた…

超ウメェ!

本物のタコスを食わせてくれる店である。

生涯で一番うまい。

絶対いってみ。

[ ワタナベダイチ伝 ] 投稿者ッ ennteiheika : 18:21

ルームメイトは街にいる

ふと渋谷で喫茶店に入るとルームメイトの“クールな熱”藤沢烈がいた。

街で偶然出会うのって好き。

伊藤順平くんに初対

[ 伊藤順平伝藤沢烈伝 ] 投稿者ッ ennteiheika : 18:20

2006年1月22日

日本一熱い会

「第一回日本一熱い会」なるものが“childman筆頭”鈴木智也の店ランティエで開催されるということで
赴く。

北海道から沖縄から集まった者たち40名で、「夢」についてひとり1分語り、
それによって第一回もっとも熱い者を選ぼうという企画。

首謀者に“ゴルゴ”小堀訓嗣、中村圭一郎。

鈴木さんの料理がメチャ美味い。

己は決勝まであがるが鈴木さんに敗れる。

わたなべだいちくん
しゃげと出会う。

[ 鈴木智也伝しゃげ伝ワタナベダイチ伝中村圭一郎伝小堀訓嗣伝ランティエ伝 ] 投稿者ッ ennteiheika : 18:21

2006年1月21日

ゴスペルMTG

ゴスMTG

[ パラサイヨゴスペル06チーム伝 ] 投稿者ッ ennteiheika : 18:37

伝説誕生会

“伝説武蔵”伊藤祐一郎の誕生会へ赴く。

虎の巣というゆーちくんと彼のルームメイトの安藤氏のふたりのお宅へ。

会いたかった安藤氏にお会いできてうれしかった。

ゆーちくんと語る。

彼の言葉は等身大でよい。

“さおさおおさお”太田沙織
“度胸・愛嬌・高原響”高原響もいらした。

久しぶりの夜通しパーティーだった。
 
 
ゆーちくん誕生日おめでとう。

[ 太田沙織伝高原響伝安藤氏伝伊藤祐一郎伝 ] 投稿者ッ ennteiheika : 18:22

2006年1月19日

ゴスペル後

“魅せる雄大な背中”鈴木大山
“ももいろじゅんご”小川順子
“宇宙神秘”梶本恵美
と呑む。

この梶本さんは1月14日のパラサイヨ全体MTGで初めてお会いした方だ。

初対面でいきなり己は牡蠣に食あたりで
彼女が心配してきて
「私、ヒーリングができるんですけどやらせてもらっていいですか?」
構わないよということでヒーリングを施してもらった。

ヒーリングは昔の日本の民間療法でいうところの「手当て」である。
人を治してあげようと言う好意であるがそれを「やらせてもらっていいですか?」という
申し出に己はまず、琴線が触れた。

粋だねぇ。

己は神とか前世とかそういった形而上を信じないが
形而上でも部分においてはイイと思えるものがある。

イイかどうかは自分の直感だ。

神はなし。前世という世界はなし。
前世という考え方はアリ。ヒーリングはアリ。祈りはアリ。

自分の直感ゆえこの選択は自分に正しい。

時々、神秘的な人というのに出会う。

そういう人々は「神様」がどうだとか「天の啓示」だとか
「宇宙」だとか「タイミング」だとかよく口走る。

梶本さんも神秘的な人だ。

しかし、神秘に浮かされてる人と神秘に落ち着いてる人は違う。

あるかどうかも分からない世界にプカーっと生きてしまってる神秘な人
神秘的なものをこの世界に活かし、当たり前として生きる神秘な人

前者は、そのハイな気分に高じて神秘を他人に積極的に語る。
後者は、それが当たり前であるから神秘を求められなければ語らない。

梶本さんは後者だ。

この人は面白いとにらむ。

[ 小川順子伝鈴木大山伝梶本恵美伝 ] 投稿者ッ ennteiheika : 18:36

まりさゴスペ

まりさのゴスペル

“ミニミニ先生”武藤美枝子
“魅せる雄大な背中”鈴木大山
“ももいろじゅんご”小川順子
“宇宙神秘”梶本恵美が参加

[ 小川順子伝鈴木大山伝武藤美枝子伝梶本恵美伝黒澤まりさ伝 ] 投稿者ッ ennteiheika : 18:34

2006年1月18日

五反田ランチ 第53食

小林英理(こばえりちゃん)さんとランチ。

こばえりちゃんは、大学生の投稿型フリーペーパーを出版する会社の社長さんです。

自分が決めたこと、やりたいと思ったことをテコでもやり通す気概の感じられる方で
すばらしい。











勝手に友の宣伝

有限会社壱歩

[ 小林英理伝多苗尚志ランチ~昼食会見 ] 投稿者ッ ennteiheika : 18:35

ゴスペル親睦会

2月25日にゴスペルのイベントをする縁で教会のクワイア(合唱隊)の方たちと
コミュニケーションを密にする必要がある。

マガティさんという人に出会った。

大ヒットの予感。

他にクワイア側の皆様
木村hiroさん
社長
ひっちゃん

パラから
“笑顔の代表”澤登正一
“吟遊詩人”中西祐
“魅せる雄大な背中”鈴木大山
“社長ギタリスト”土屋青朗

[ ひっちゃん伝中西祐伝鈴木大山伝澤登正一伝土屋青朗伝眞形隆之伝松本社長伝パラサイヨゴスペル06チーム伝 ] 投稿者ッ ennteiheika : 18:32

2006年1月17日

GOランティエ

行きつけの店という響きに憧れを感じる。

10個は欲しい。

行きつけというのが、いったら「おー、タナエ」と迎えられるという定義であるなら
5つある。

そのうちのひとつ高田馬場・カフェランティエに征く。

“スピードの哲人”清水宣晶(晶)と。

ランティエは“childman筆頭”鈴木智也(鈴木さん)の店である。
加納綾子が相変わらずきびきびと働いていてこの2人のコンビは気持ちいい。

鈴木さんは仏教型哲学者だ。

前に晶を鈴木さんに紹介した時、ふたりはえれぇ盛り上がって己を蚊帳の外にする勢いだった。

ふたりの盛り上がりは目の当たりにしてみれば道理であった。

晶も鈴木さんも己の哲学相手であるから。

ふと気が付いてはメールで
「宗教と信仰は別物である」とか「自殺もまた自己表現のひとつである」などといったことを
何行にも渡って語り合うのである。

今日はしかし、ランティエが今月一杯で閉店してしまうということもあり
鈴木さんが忙しく、あまり話ができなかった。

晶を自由が丘から召還したのに悪いことをしてしまった。

 
己の行きつけの店がひとつ減ってしまう。

[ 加納綾子伝鈴木智也伝清水宣晶伝 ] 投稿者ッ ennteiheika : 18:38

2006年1月16日

五反田ランチ 52食

“情熱のFinancePlanner”長尾好則と。

ギャオスはそONYに勤めている。

そONYといえば
昔、イギリスに遊びにいった時、パブで会った奴らが
「そONYはイギリスの会社だよ。
 なにいってんだよハッハー」
と4対1で笑われ、
(一瞬、あ、そうだったっけ?と思いつつ)二丁拳銃で1.2でぶっ殺してやろうかと思ったが
日英同盟があるからダメじゃんと思った在りし日を思い出す。
(在りし日というのは在日に似てる。)
4対1の状況で笑われたら、正論はなんの役にも立たないのだ。

 
で、その長尾くんだが、己はずっとそONYは銀座にあるんだと思っていた。

ソニービルがあるからね。

で、銀座にいったときによく長尾君に電話して
「今から呑めない?」とか「銀座でさー、鶏のうまい呑み屋って言ったらどこかなー」とか
尋いていた。

なんともシュールである。

そONYは五反田です!

会社を辞める最近になって、え?五反田なのかよという話になり
じゃーランチだろということになった。

ナギャオくんも人が悪い。

[ 長尾好則伝多苗尚志ランチ~昼食会見 ] 投稿者ッ ennteiheika : 18:28

2006年1月15日

こんな3人も

新年会の後、タクシーで吉田家まで還る。

パラの集まりから還る時はいつも方面が同じでお金持ちの
"ちくび"吉田秀樹の車かタクシーに便乗させてもらうのが常だ。

途中の永福町で降りるのだが、今回は牡蠣食あたりだったため
家に還るより吉田家に泊まった方が養生できると思い泊めてもらうことにした。

果たして正解。

すっかり元気になった己は飛び出していきました。

夜、ふと呑みたくなったので"藍田玉を生ず"五十川藍子に電話。
そして、"魅せる雄大な背中"鈴木大山も呼び出し3人で呑む。

日曜日の夜にふと渋谷で3人で。

なんともシアワセである。

[ 鈴木大山伝五十川藍子伝 ] 投稿者ッ ennteiheika : 18:28

2006年1月14日

ゴスMTG

森村家で目覚める。

森村家は自宅よりもぐっすり眠れるのでよい。

今日は朝から渋谷でゴスペルのミーティングである。

しかし、体が動かない。

???

なんだこの鈍さは。

まずはなんとか布団から起きあがってみる。

強烈な腹痛を覚える。

トイレに駆け込む。

食あたりだ。

なんだ?

なにがあたった?

牡蠣か!

2ヶ月前も当たりましたケド。

昨日、ごちそうになった牡蠣か、一昨日大戸屋で喰った牡蠣か…。

昨日の牡蠣だとして、ご馳走になったものにケチをつけるとは多苗尚志がすたる。

ここは我慢の子だ。

“白いハヤブサ”森村ゆきが心配してくれる。

今日のMTGには、己のもってるプリントが必要だが
持参してないので家に戻らないといけない。

森村家多摩川から渋谷を経由して永福町の自宅へ。
自宅でプリントをとり、渋谷のMTGへ。

メッチャクチャ寒い。

道行く人はそうでもなさそうなのでこれは己だけなのだろう。

雨も降ってる。

脂汗をかきながらMTGに辿り着くが
己のミスでバージョンの古いプリントだったので役立たず。

“魅せる雄大な背中”鈴木大山
“社長ギタリスト”土屋青朗
“吟遊詩人”中西祐
“ミニミニ先生”武藤美枝子
“笑顔のPARASAIYO代表”澤登正一
がいたのを覚えてる。

家に還って食あたりと格闘。

26回トイレに征った。

[ 森村隆行伝森村ゆき伝中西祐伝鈴木大山伝武藤美枝子伝澤登正一伝土屋青朗伝 ] 投稿者ッ ennteiheika : 18:26

全体MTG

冬雨の降りしきる中、食あたりの身でパラサイヨ全体MTGに赴く。

メチャクチャ寒い。

病身のため、体温調節ができないのでメチャクチャ寒い。

服を着ないでスッ裸で歩いてる感じだ。

!!

ならば、裸で歩いたらどれくらいの寒さなんだろう!

なんて比喩になるんだろう。

うおおおおおおおおおおおお

この記事を叩いてる今思いつきました。

…やればよかった。

さて、こんなになりながらもMTGに向かうのは
パラサイヨの方が本業だからです。

これが五反田の会社だったら絶対休んでます。

わーい、おやすみだー!って家でプレステやってるでしょうね。

全体MTGでぐったり倒れていると初めてお会いした梶本さんがやってきて
「私、ヒーリングできるんです。治して差し上げましょうか?」とおっしゃるので
治して頂いた。

[ 梶本恵美伝PARASIYO伝 ] 投稿者ッ ennteiheika : 18:24

パラ新年会

脂汗流しながら新年会に征く。

いや!いくなよ!と周りからたくさん止められたが
止められるのがうれしい小学生状態になっていた。

梶本さんのお陰もあって
食事はできないもののビールは呑める状態にカムバック。

だが、やはりつらく話し掛けられても上の空である。

でも、みんながワーキャー楽しんでいる場所にいられるのは
シアワセだなぁと、意識を遠くしながら思った。

死ぬなら野外より野戦病院がいい。

[ PARASIYO伝 ] 投稿者ッ ennteiheika : 17:16

2006年1月13日

森村家訪問

掲題通り。

牡蠣鍋うどんをごちそうになる。

“正統な異端者”森村隆行、“白いハヤブサ”森村ゆきと3人で。

シアワセだなぁ。

[ 森村隆行伝森村ゆき伝 ] 投稿者ッ ennteiheika : 18:24

川辺さんに会いにいく

“MKriverside”川辺美希のお茶パーティーに顔を出す。

顔を出すだけ。

一時帰国なんです。ご挨拶に伺いたいじゃないですか。

“ゼッツん”シミズヨシユキ、風間章子夫妻にも会う

[ 川辺美希伝シミズヨシユキ伝風間章子伝 ] 投稿者ッ ennteiheika : 18:19

2006年1月12日

多苗尚志のサシ呑みクルセイダーズ 1

今年から始めようじゃないの。

100人とのサシ呑みできるかな?

--
20時5分。

四谷三丁目の地下鉄出口を地上に上がると、
消防署前の大きな交差点を自動車が行き交っている。

倭[おとこ]が向かいの信号に待っているのが見える。

倭の風貌は只のサラリーマンである。

スーツに黒のロングコート。

やはり書物が入っているのだろう、右に学生時代と変わらず重そうな黒い鞄を提げている。

信号を待つ者は老若男女8人程。

倭を含めて特に目立った服装の者はいない。

だが、ただ一閃。

8人の草むらからただ一閃。

都会の絶え間ない自動車の往来の間隙を、倭の凶々しい眼光だけがこちらを貫く。

彼の眼鏡の下より貫く。

その倭、マッド。

ただし、科学者に非ず経済学者。

“マッドエコノミスト”外木暁幸がこちらの岸に渡ってくる。

「多苗くぅん。5分遅刻だよ?」

外木暁幸。またの渾名[あだな]を“最強弁士”。

1996年来の友。

経済・政治・社会・数学・美学・ゲーム・アニメ・人生哲学までを一気通貫する最強の論客だ。

96年来、己は彼が論破された時を見た事がない。

論陣の地に膝をついたのを見た事がない。

I have never seen…その…なんだ…。

96年来、外木と己と“極悪犬”仁藤和良と“オニイサンオブマツダ”松田能成が仲良しであった。

我々4人を貫いていた命題は「社会との関わり方」であり、「成長」であり、
それらの命題から導かれた世界観を共有していた。

時は流れ2006年。

おそらく4人の中で唯、己だけが「成長」を放棄し世界観を書き換えた。

その新しい世界観を以て外木と対峙する。

外木暁幸はひとつ上という事もあって、4人の中でも抜けた存在であり
3人は多かれ少なかれ彼を畏れていた。

畏友である。

その彼にサシで対峙し、現在の己の世界観をもっていくのが今日だ。

果たして己はそれを通したという感覚を得た。

それは彼に膝をつけさせるという形ではなく
おのが道を朧気ながらにも表明するという形をもって。

二軒目のビールがうまかった。

シアワセを感じる。

我が人生において、この倭とあと何度こうした酒を酌めるだろうか。

[ 外木暁幸伝多苗尚志のサシ呑みクエスト ] 投稿者ッ ennteiheika : 18:23

2006年1月11日

ティンフック新装開店パーティー

ルアンちゃんのお母様が切り盛りしてらっしゃる四谷3丁目にあるベトナム料理のお店「ティンフック」が
新装開店したという事でそのパーティーに参る。

“深みをたたえる瞳”吉澤由香
ナナコ☆さまもいらした。

ここのお店は2000年に己が四谷3丁目で働いていた頃、時々ランチで食べに来ていた。

カレーが好評の店だった。

ルアンちゃんとは2004年くらいに出会ったのか。

後での人との出会いが昔の思い出と結びつくってエクスタシーだわ。

[ ナナコ☆伝吉澤由香伝 ] 投稿者ッ ennteiheika : 18:25

2006年1月10日

第2回生協

生協~生活に歌声を取り戻そう協会ということで
“ビビリペンギン”武藤貴宏(チョリヲ)、武藤正幸兄弟と一緒に展開しておりますこの企画。

好評で参加した人、みな笑顔で還っていきます。

合唱とカラオケは全然違うよ。

深く認識したさ、己は。

あのね、合唱で腹から大声出すと頭酸欠になって心地よく痺れるんだわコレが。

カラオケじゃ痺れないでしょ。

みんなで歌ってるってことがいつもよりもパワーを引き出してくれるんだなコレ。


チョリヲの友達もいっぱい来た。

たなへの誘いで来てくれた皆様
オオタカシゲミ
“ふらふらライター”基太村明子
“撃たれ強い漫画娘”阿尾理恵子
“魅せる雄大な背中”鈴木大山
“社長ギタリスト”土屋青朗
“ミニミニ先生”武藤美枝子
“ちゃんこ”太田明日美
“ゼッツん”シミズヨシユキ
“オーザいずむ”小澤真希
“笑顔がいいね”紺野大輝
“ニセライター”新保輝之
“深森令嬢”深森らえる

“ニセライター”新保輝之五観

Sing in Forte
この会は多苗尚志ともう一人、M氏の二人が主催ということらしい。
開始直後で20人くらい、遅れてきたメンバーを入れたら25人くらい?
楽器はピアノ、ギター。

[ 基太村明子伝阿尾理恵子伝小澤真希伝深森らえる伝大高栄美伝鈴木大山伝武藤美枝子伝太田明日美伝土屋青朗伝シミズヨシユキ伝紺野大輝伝武藤貴宏伝武藤正幸伝 ] 投稿者ッ ennteiheika : 18:29

ちゃ僧誕生会

生協からそのまま“千器奏姫”オオタカシゲミに引っ張られて西落合。

“哀愁のチャタ”長井健太郎(ちゃ僧)の誕生会ということで牙の城に征く。

牙の城とは2000年に、新宿は西落合に己が建立したルームシェア空間である。

建立したっつっても不動産契約しただけですけど。ええ。

ちゃ僧は、牙城に住んだ事はなかったが
あまりにも頻繁に来城するので名誉城民の資格をもつ倭(おとこ)だ。
 
“おとぼけ犬”大和じゅん
ムカイマコト
“つっついみゅ”miu
“さかあがり凸子”阪智子といったお馴染みの城民に加え

新キャラクター小川さんがいた。

久しぶりに牙城で呑むとすげぇ懐かしい気分。懐かしいリラックス。

こいつら、朝まで文化なので、ド平日だろうが朝まで呑む呑む。
朝までグワッハグワッハ笑ってる。

んで男女問わず雑魚寝。

そうこなくっちゃ。

いつかは人の手に渡る物件だろうから
還ってくる場所とは言い難いけど
確実に文化を共有している我々。

コミュニティだとかサークルだとか
そういうものをジジイまでにいっぱい経験していたらシアワセだと思いませんか?

己が死ぬときはみんな集まってね。
ああ。シアワセ。極上のノクターン(夜葬曲)を奏でるであろう。

[ 長井健太郎伝miu伝阪智子伝ムカイマコト伝大和じゅん伝小川ようこ伝大高栄美伝 ] 投稿者ッ ennteiheika : 18:28

2006年1月 6日

新年夢アラー

渋谷で“スピードの哲人”清水宣晶、“散歩する金魚”山本恭子、“藍田玉を生ず”五十川藍子とでランチ。

私には夢がある」でおなじみの3人。

新年初顔合わせ。

[ 五十川藍子伝清水宣晶伝山本恭子伝 ] 投稿者ッ ennteiheika : 18:18

2006年1月 4日

新春上海旅行5

“鼻くそ拓”岩下拓の彼女のシンヴェンちゃんと4人で飯を喰う。

拓の中国語はもはや完璧である。

英語がしゃべれる友達はよもや珍しくもないが
中国語パー璧は非常に頼りになる。

それから拓を我々のホテルまで呼んで夜通し語る。

最近の己は夜通し語りが出来ず、三時に寝る。
“小さくてもピリリと辛い小岩”佐々木孝仁と拓は五時くらいまで語っていたようだ。

ホテルを6時に出発しなければいけないところ
6時にフロントからの電話で起こされる3人。

速攻で着替えるたかじんと多苗。

拓は今日は午前休をとっているので余裕だ。

すごく眠いらしく
「俺、ここで昼まで寝ててもいいですかね。」

「好きにしろ。じゃ、今度は旧正月の時に東京にくんのか。またな。」

「ヒサシさん、早く!」

「はーい。いきまーす。」

10分にフロントに着くと、他の日本人客は6時にバスに乗ってるという事で大ブーイング。

更に我らの部屋の精算が残ってる。

「早く早く!」という面持ちの中国人ガイドさん。

アワレ。

精算してみると部屋から拓に電話した電話代が加算され
一元(15円)の請求。

昨日最後だからと思いっきり使って2人ともビタ一残ってない。

必死に探して己がやっと半分の5角をみつけるが、あと5角足りない。

ガイドさんが「ええ?ワタシかよ?ふざけんなよー」という感じで5角払ってくれる。

無念。

バスに乗ろうとするとフロントの姉ちゃんが「漢字漢字!漢字!」と騒ぎ出す。

ホテルパーソンなんだから英語か日本語デキテください。

ガイドさん、通訳して曰く
「部屋に誰かいますか?掃除の人が部屋に誰かいるっていうんですけど。」

拓君。

「いや…。」と嘘をつこうとして、嘘ついてもどうしようもないと気づき

「いや…。います!」と意味不明な日本語講座。

「早く呼んできてください!」

「は、はひィー」と荷物をたかじんにぶん投げ、音速で戻ってドアをガンガンノック。

「拓!出てこい!」

「な、なんすか」

「てめぇ呑気に寝てんじゃねぇよ!征くぞ!」

ア、アンタガスキニシロイウタンヤ
 

速攻で着替えさせてフロントへ走る。

すぐに拓が気づく。

「あ!多苗さん…。俺のジャケット、クローゼットに…。」

だが、アワレ、部屋はオートロック。

「フロントに言いなさい!」

犯人をしょっぴいてフロントへ

「ごめんなさい!こいつが悪いんです。」

「早く!」とガイド

だが、フロントは黙っていない。

そりゃそーだ。

2人部屋なのに朝になったら3人泊まってるんだから。

一晩で男と男の間に子供が生まれて成人した計算だ。

「漢字漢字漢字!」

「拓、てめぇ自分で落とし前つけとけ。己たちもう元ないから!
 ジャケットも取り返しなさい!世話になった!じゃあな!」

中国語ができるヤツが対応したらいいのだ。

 
バスへ走るガイドとたかじんと多苗。

25分着。

日本人の同士たちが竹ヤリを持ってるようにみえる。

おばちゃんが
「もぉーダメよー」と不満を漏らす。

すみません。

そんなこんなでなんとか還ってきて13時成田。

[ 佐々木孝仁伝岩下拓伝 ] 投稿者ッ ennteiheika : 17:39

新年の計はドリームハウスから

成田から“小さくてもピリリと辛い小岩”佐々木孝仁と都心へ還る。

たかじんはケータイの留守電やメールを処理している。

海外から還ってきたときの楽しみのひとつがこれだ。

なんか連絡あったかナーって。

ケータイを上海で亡くした人にはできない相談ですけど。

そこへ“ギャオギャオなギャオス”長尾好則から電話があり
「たかじん、うちで呑みましょう」とのこと。

ギャオス長尾は、同じ北海道出身という事もありたかじんと仲がよいのだ。

 
流れとして当然、己もついていく。

中目黒のギャオスのルームシェア物件「ドリームハウス」へ。

去年も一昨年もここで新年会をやった。

今年も征かなあかん。

いきなり己が増えてても意に介さない長尾君。

そういうものだ。

同居人の“吟遊詩人”中西祐や“Britz”滝口英俊に会って新年のあいさつ。

あと誰がいたか忘れた。

“ニヒルな眼鏡氏”今村英之も後からいらっしゃる。

[ 佐々木孝仁伝今村英之伝長尾好則伝中西祐伝滝口英俊伝 ] 投稿者ッ ennteiheika : 17:07

2006年1月 3日

新春上海旅行4

ケータイは亡くなったものの、形ある物いつかは亡くなる。

ホテルの電話から“鼻くそ拓”岩下拓のケータイへ電話する。

電話に出た拓に対し
「我是日本人」(己は日本人です。)
「???」
「我是日本人」
「ウッフフー」

2回目で分かったらしい。

昼に会社近くのローソンで待ち合わせることにする。

風邪をひいてました。彼。

うまいとこ連れてけ、というと3000円のランチに連れていかれる。

3000円のランチってこれ、エライ高級やと思うわぁー。

昨日の警察の話をすると
「あー、そう言えば昨日、夜中にいっぱい音鳴ってましたね。」

…。

「出ろよ!」

「七回くらいで終わったじゃないですか。10回鳴ったら出よか~って思ってたんですけど。」

「てめぇ」

「うちのインターホンおかしいんですよ。前も夜中に鳴るから出てみたら、
 他の人が301のところを鳴らしてたんですね。
 301を鳴らすとうちが鳴るっていう…。
 だから、昨日もそれかなーって思って。」

「お前、最高のシチュエーションだったぞ。夜中に誰来たかナー?って思ってドア開けたら
 警察に捕まってるたかじんと己っていう…。
 あいつらさ、パンヤオ、パンヤオ!って言っても通じないんだよ。」

「パンユアですね。」

「知るか!変わんねぇじゃねぇか!」

「いや…。」

拓は今日は仕事なので、また夜に。

上海まで来て五反田ランチなわけですよ。

[ 佐々木孝仁伝岩下拓伝 ] 投稿者ッ ennteiheika : 15:08

2006年1月 2日

新春池本家

その倭は国傑なのだ。

成田駅に着くと、己はその倭に電話をした。

改札に迎えに征くから待っててと言われる。

成田山へごった返す人の河をその倭が渡ってくるのがみえる。

なにがしかへの怒りとなにがしかへの愛を左手と右手にたずさえ
決して自己主張せず、決して誰にも譲らずおのが道を最短距離で進んでくる。

“大将”池本多賀正である。

まさか新年早々、しかもご実家まで伺うことになろうとは。

ふと、年末30日に森村宅で会った時に
「ヒサシ、上海いくんだって?
 通り道じゃねぇか来いよ」
と言われたので「はぁ」ってなもんだ。

お母様の運転する車でお宅まで連れていっていただく。

家族の中での池本多賀正の顔をみたいと思う。

でっかいお宅。

一階の廊下に仏語の本がほこりをかぶってズラーッと並んでいる。

亡くなったお祖父様のものだそう。

居間ではお父様がテレビをみていらした。

そこでお雑煮を頂き、おせちを頂き、ビールをいただき、ワインを頂き
箱根駅伝をみて順天堂大がゴールしたところで「じゃ、おいとましましょうかね。」

お父さまもお母さまも漫画みたいにアクの強い方々かと思いきやさにあらず。

非常に紳士的な感じのよい方々でした。

大将は家でも全然顔が変わらないのね。

それこそがこの人の魅力なんだろうな。

ご馳走様でした。お招き頂きましてありがとう。

[ 池本多賀正伝池本お母様伝池本お父様伝 ] 投稿者ッ ennteiheika : 22:39

新春上海旅行

「多苗尚志は今年も相変わらずフワフワ(の毛を巻いている)ですね。」と
“小さくてもピリリと辛い小岩”佐々木孝仁が現れる。

17時の成田空港で落ち合った。
19時出発

12月8日に奴と銭湯に入った時、中国の話が出た。

「中国はいいぞぉ。己は中国好きだね。中国に比べたら日本の文化なんて鼻くそだよ。
 日本文化の細やかさがいいとかいうけどさ、中国は細かくてでっかいんだもん。
 中国いったことある?」

「いや、無いスね。」

「一回いったらいい。拓(岩下)もいるんだからさ。」

「はい。」

「あれ?」

「はい?」

「正月いっちゃう?」

「いきますか。」

「君、実家(北海道)かえんないの?」

「還りますよ。まだチケットとってないけど。」

「チケットとれたら何日までいる?」

「いや、正月の間ずっといようかと思いましたけど合わせてもイイですよ。」

そっから己ぁ必死こいてとったよ。

上海1月2日~4日

たかじんは1日に北海道に着いて2日の昼に東京に還ってきた。

「いやぁ軽く6万が1日でトびましたね。上海いくより高いっていう…。」

キャハハ。

さぁ中華大陸へ

[ 佐々木孝仁伝 ] 投稿者ッ ennteiheika : 00:12

新春上海旅行2

上海着は23時ですよ。

HISさん、2泊3日ツアーっておっしゃいますがね、
上海23時着7時発って、こりゃほとんど2泊2日なのでわ!?

だまされたよー。

ま、一緒に征く奴がいいからいっか。

ちっこいくせにピリリと辛い倭
“小さくてもピリリと辛い小岩”佐々木孝仁である。

この人生で出会う友となにができるだろう。

一緒に食事をする。
一緒に呑む。
一緒に銭湯に入る。
実家に伺ってご家族と会う。
一緒に海外旅行にいく。

あなたが一緒に銭湯にいったことのある友人は誰ですか?

あの友人とクラシックのコンサートにいったことはありますか?

多苗尚志と海外旅行に征くとしたらどこに征きたいですか?

 
0時半にホテルの部屋へ着いたとき、疲れているかといえばまぁ疲れていた。

でも、このまま寝てしまうのもなんであろう。

“鼻くそ拓”岩下拓を訪ねにいくことにする。

拓のおばあちゃんから拓の住所をもらっていたが
そこへの征き方はまるでわからない。

ていうか着くまでホテルがどこなのかも分からなかったのだから。

インド人が「友人が東京で働いてる」って情報だけで来日し
上野のホテルに泊まり、「大田区山王3-43-1-103」って走り書きだけで
訪ねていくのに似る。

方向も駅もわからないだろ。

拓の家は尊という字にしんにょうの字に叉路という通りにあるらしい。

だが、地図を見てもそんな通りはどこにもない。

中国語はふたりともできない。

まずコンビニで住所をみせて聞く。

店員のおばちゃんが「わかるわよ」って顔をするのだが
中国語で話し掛けてくるのでcan you speak English?と尋いてみる。
「ん?」って顔をした後、変わらず中国語でまくしたてられる。
どこで己に中国語が通じるという確証を得たのか。

ラチが空かない感じは伝わったのとレジが混み出したので、
おばちゃんが他のお客さんを捕まえて説明させる。
中国人のフランクさは知り合いなのか、初対面なのかわからない。
45.6歳とみえるジャージを着たその男性は「まかせとけ」と笑顔を浮かべて
指でくるっと円を描き、指で右を指した後、また右を指す。
同じフレーズで繰り返すから
「ここを右に行ってその次をまた右だ」と言ってるように思える。
でも、その「ここ」がわかんないですけど。

急いで、ホテルのカウンターに戻り、寝ようとするガイドを捕まえてタクシーに交渉させる。

その路は環状線らしく、東西南北を示してくれないと分からないという。

いや、でも拓のおばあちゃんはなにも言ってなかったよ。

運転手が「まぁなんとなく分かるよ」ってことなので乗せてもらう。
ホテルのパンフレットは手に入れたのでわかんなかったらそれで戻ってくればいい。

タクシーで20分ほど走る。
たかじんがケータイをみている。

万が一の時は拓の番号も分かっている。
たかじんはしっかりしてるから自分のケータイを成田空港で国際ローミングに切り替えた。
海外ケータイサービスの料金形態は
30秒15円。相手から掛かってきた場合は倍の料金をとられるというギャグのようなサービスだ。

しかも、その、電波が入らないんですけど。
ああ、確かに成田のカウンターのおねえちゃんが「上海は電波入りにくいですよ」って言ってた。
よかった、その通りで。
いやいや。

 
タクシーの運転手がいぶかしそうに「ここかなぁ?」というところまで運んでくれた。

気がつけば高層ビルは絶え果て、フツーの住宅地が広がっている。

鉄門の中に団地というか集合住宅がある。

横断幕が渡っていて「労使問題を解決しよう!」なんてフレーズが書いてあるのか?

暗いのでよくわからない。

団地だが敷地内を照らす水銀灯のようなものはいっさいない。

真っ暗である。

暴漢に襲われるには最高のシチュだ!やったー!

「うおおおおおおおおおお、この雰囲気はいいねぇ」
とスイッチが入るのを感じる。

ワックワクしてきた。

「住所だけで上海に住む拓を訪ねようプロジェクト」だ。

住所は確かにここで合っている。

ここの36棟の101だ。

すぐ手前に14棟がある。

先の棟に征くと24棟だ。

あっという間に28。

しかし、そこで行き止まり。

すると左手向こうに広がるあっちか。

「いいねぇ!」

「最高ですね、この感覚」

冒険ですよ冒険。

電話して「拓?近くまで来たからさ、迎えに来てよ」なんてことは決して言わない。

それはたかじんと己の共通価値である。
そんなん当たり前。共有確認すらしない。

日本からいきなり訪ねるわけですよウヒョ!

そもそも、やっぱりケータイはつながらないしね。

左手向こうの棟に来たが21棟とゴミ捨て場が広がるだけ。

ありゃ。

でも、鉄条網の向こうにまだ棟があるのがみえる。

あそこか。


[ 佐々木孝仁伝 ] 投稿者ッ ennteiheika : 00:01

新春上海旅行3

36棟へつながる道がどうもみつからない。

一度、門を出て裏へ回ると他の入場門があり、そこからいくと続いているのは
40番台50番台の棟。

もどかしい。

征きたい場所が目視できてるのに辿り着かないRPG状態だ。

どこも閉ざされている。

こりゃもう鉄条網を乗り越えるしかないと己は思うようになってきた。

一番マシなところを探す。

閉ざされている門があって
方向感覚的にはここを通ればいけるはずだ。

よし、この門を乗り越えよう。

手を掛けた時、たかじんが察して
「ひさしさん、待って。

 
守衛がこっちをみてます。」

誰もいないと思っていた、電気のついてない詰所に守衛がいた。

もう午前2時頃だろうか。

そりゃ門も閉まっているだろう。

拓がいたとしても、2時に起きているかどうか。
明日多分、仕事だろうし。

守衛が出てくる。

相変わらず中国語でまくしたててくる。

己も英語と日本語で応戦する。

いやいや、ヒサシさんは黙っててくださいと、
大学で中国語を選んでいたたかじんだが、
彼も多分に漏れず、「選んでただけ」というレベル。

全然わからない。

「我是日本人」(おれら日本人なんですぅ)
「朋友」(友達)と中を指差すがまるで伝わらない。
己も、そうだ、友達ってパンヤオだ、と。
パンヤオ!パンヤオ!と難民のように連呼するが

話にならないよ、と守衛に手を振られる。

ぐるっと手を回してあっちから回ればいい、みたいなジェスチャをされる。

「あっちからいけってことみたいです。」とたかじん。

でも、あっちからいけないのはもうわかってることだし。

ダメとはわかっていても「あっち」へ回る。

あっちではやはり鉄条網でふさがれている。

「しょうがねぇ。もう昇るしかないな。

たかじん。ロックだ。」

たかじんと己はロッククライミングサークル「ロックユアハート」の仲間である。

これしきの壁、造作もない。

しかし、この旅の良心であるたかじんはちょっと腰がひけ
「いや、他にいい場所ありますよ」と再度、いい場所をさがすことにする。

歩いていると、後ろから自転車で、警察だ。

出た。

日本だろうが中国だろうが己の敵。けいさつ。

「みられてたら危なかったね」とたかじんと話してると
警察が己たちを呼び止める。

別に昇るところはみられてないし、軽くやりすごそうと相手をする。

相変わらず中国語。

少しくらい日本語ができてもいいだろうに。

「パンヤオが!パンヤオが!」と警察に訴えるがやはり通じない。
『やめてください』って感じのたかじん。

左手からもう2人警察がやってくる。

相変わらず中国語

「漢字漢字?

 漢字?」

初めの警察に向かって
「わかんねっつの。こいつら日本人だって教えてやれよ」

右手から3人警察がやってくる。

「おいおい、大がかりな捕り物になってきたな。」

また中国語。

アホか。

「passport」と言われるので
パスポートを出すたかじん。

「変な格好したお前、お前も出せ」と言われてるみたいなので
己もポケットを探る。

ない。

「ん?」

あわててたかじんが出す。

そうだ、己はよく物を亡くすからたかじんに預けていたのだ。

「なんでお前がこいつのを出すんだ。」
と、軽くヤバイ雰囲気。

そこへ「ウー」とパトカーが入ってきて
4人の警察が出てくる。

焦るたかじん。

爆笑する己。

「いかりやチョーさんキター!
 なんで10人もくんだよ、こいつら。バカじゃねぇの。」

トレンチコートのいかにも刑事みたいな奴が来る。

やっと分かった。

あの守衛、通報しやがったな。

パンヤオがいるって言ってんだろ!

たかじんの必死の身振り手振りで、伝わったようで
守衛のいる門まで警察3人に囲まれていく。

守衛は「へぇ」っつって門を開ける。

やった

VIP気分だ。

そしてやはり、念願の30番台の棟が連なっている。

日本人居住区なのだろうか、今までとは違い各棟の入口に鉄門があり
電子ロックがかかっている。

そして一番奥が36棟だった。

いざ101のチャイムを鳴らす!

「これで出なかったら弁解できないすよね?この状況。」

「笑。『いねぇじゃねぇか!』って話だよね。

拓もいきなりこんな警察が押し寄せて驚くぞ~♪」

…。

返事が無い。

おいおい。

二回、三回と警察が鳴らすが反応がない。

まぁ2時だしな。

四回、五回、六回。

…。

オイ、拓!

門の前の5人の中に渦巻く気まずい雰囲気。

たかじんのケータイをみて
「電話しろ」という警察。

「いや、圏外なんですってば」と、紙に「圏外」とか「不可」とか書くが、?顔。

警察のケータイを貸してもらい電話するが留守電。

アホかーッ

進退窮まり
「白天来」「白天来」と警察が怒る。

わかんねぇよ!

そこでたかじんが閃く

「白天来!あした来いってことですよ!」

あ、そ。

すごすごと還る我々。

「じゃ、気をつけて旅を続けて下さい」といった感じの警察の方々。

イイ奴だ。

その後、公衆電話から電話しようとテレフォンカードを買うが
その使い方が分からなかったり、
中国語分かんないのにまたコンビニの店員に使い方尋いてみて
余計分からなかったり
IPテレフォンカードを買ったからダメなんだと気づいたり。

もう、中華料理喰って寝ようってことになった。

その辺の店にテキトーに入る。

テキトーな店がめちゃウマイことを己は知っている。

驚くたかじん。

料理をケータイ写真にとって、「うまいうまい」言いながら喰って
タクシーでホテルに戻って

朝を迎えるとケータイが亡くなっていた。

[ 佐々木孝仁伝 ] 投稿者ッ ennteiheika : 00:01

2006年1月 1日

新年おめでとうございます

昨年、多苗尚志と人生を過ごしてくださった皆様
ありがとうございました。

今年もKIで参ります。
己の目の前に現れる数多くの友人とワクワクな濃密の時を過ごすことが望みです。

どうぞバリバリ

[ ] 投稿者ッ ennteiheika : 03:14

なにやってたか

元旦は実家。

パソコンの設定をしていたら1日過ぎた気がする。

親は相変わらずパソコンど素人である。

色々設定してやる。

まずインターネットエクスプローラなんか使うなと
他のブラウザに設定してやると

「えええ!?ちょっと!
 マッキントッシュになっちゃったじゃないの!」

と怒られる。

[ 多苗和子伝 ] 投稿者ッ ennteiheika : 02:44