小林篤伝

09.02.08 日曜日

無条件で好きな男

"京侠"小林篤を思い出す。

ヤツとは99年の「夏の英雄日」以来だが

己の大好きな男である。

友人の中で己が最も素直に「好きだ」と言える侠。

他の皆様も、もちろん好きだが「羨み」とか「妬み」とか「嫉み」とか「焦り」とか、
言葉にすると大袈裟だけど、
なんにしろなんか気負いというかそういうものが1ミリもないかと言うと嘘になる。

でも、篤に対してはそれが全くないのよね。


なんでだろ。

篤は"快男児"村上あらしが世界一周旅行で見つけてきてくれた逸材。

彼が旅行中に出会った。

己はあらしと篤と同時に初対したので、あらしが見つけてきてくれたと言うのは
変なのだけど。

あらしと"豪傑"原田広太郎が友達だったんだよね?

広太郎は王子に来てくれたから会ったわけで
己が王子に住むようになったのは浅葉さんのお陰なワケで。

んー、やはり全ては浅葉さんに起因する。


なんなんだろうなぁ。

篤はホント自分が抜けてるのかなぁ。

自我がない。周りに楽しんで欲しいと思ってる。

んー、自我がないは言い過ぎか。

きっちり、責任ももって、やるべきこともやって、肩の力を抜いてただ笑ってる。

んー、なんだろう。

捉えきれないな。

宿題にしよう。

投稿者 多苗尚志 : 13:15
[ 小林篤伝村上あらし伝原田広太郎伝おもいだします ]

08.09.13 土曜日

快男児の結婚

"快男児"村上あらしとみきちゃんの結婚式に出席。


当代随一の快男児もいよいよ結婚だ。


集まる者たちが相変わらずきもちいいくらいに豪傑揃い。

久々の集合で燃えポイントも高かった。

スカッとした秋晴れのような気持ちのイイ結婚式だった。

出席者
増山博幸
アニキ
中野誠
関根玲
"京倭"小林篤
小塚美夏
小林ラン馬
おーちゃん
"小さな巨人"蓮見太郎
原陽太郎
"豪傑"原田広太郎
かなちゃん
あらしのお母さん
あらしのお父さん
村上ますみ

※このエントリをもって増山博幸、アニキ、中野誠、関根玲、小林ラン馬、おーちゃん、
、原田広太郎、かなちゃん、あらしのお母さん、あらしのお父さん、村上ますみが友いるKIに入伝しました。

投稿者 多苗尚志 : 15:04
[ 蓮見太郎伝小林篤伝小塚美夏伝村上あらし伝ミキ伝原陽太郎伝 ]

ほぅ、貴様が

快男児の結婚と言うことは馬来西亜から奴もやってくる。

フィールドオブドリームスばりにやってくる。


"京侠"小林篤


馬の国にて子息が生まれたことはずっと及び聞いていたが、ついにご対面。

小林ラン馬

おとなしくて気が弱くてよい。

今はそれでいい。

みかちゃん、かなちゃんも一緒

投稿者 多苗尚志 : 06:36
[ 小林篤伝小林嵐馬伝小塚美夏伝かなちゃん伝村上あらし伝 ]

08.03.22 土曜日

村上新居

“快男児”村上あらしの新居を訪ねる。

ミキ夫人に初対。

オーちゃんと“京倭”小林篤と5人で軽く呑む。

この倭3人はホントに“粋”

本質が分かっていて、シンプルで熱い

強きを挫き、弱きを扶ける。

敵は外にはない。自分である。

~を他に誰がやるってんだ。オレだ!

99年に出会って以来、こいつらはロビンマスクみたいにカッコイイ奴らだった。

こいつらと歴史を刻めることに感謝。深謝。

※このエントリをもってミキ、オーちゃんが友いるKIに入伝しました。

投稿者 多苗尚志 : 13:58
[ 小林篤伝村上あらし伝ミキ伝オーちゃん伝 ]

多苗尚志のサシ呑みクエスト80 小林篤

背の高い倭だった。

竹を割ったようなサッパリとした性格で

全てを許すような笑い声を持っていた。

国際的な視野を持った上で着物が似合う

まさに京都を代表するにふさわしい倭だった。


"京倭"小林篤とサシ呑み。


奴がマレーシアに赴任してから5年になる。

己が馬国の奴の家を訪ねたこともあったし、
奴が正月休みなどで帰国した際は「京都なら近い」と言って実家を訪ねた。


己がベトナムに移ったことで相当近くなったと思ったのだが
飛行機の便などを考えると「微妙に遠い」のであった。


今回、篤からお誘いがあった。
「3月中にサシで呑もう」

ベトナムかマレーシアでなんとか会えればと思っていたが時間斬れ!

己はもう帰国するぞ。

3月は諦めよう

だが、そこはさすがのマジックで奴もタイミング良くたまたま帰国

「いいえ譲りません」

と、強引にもってくる。

魅せられたわ。

"快男児"村上あらし新居近く神楽坂のバーでサす。

(サシ呑みの間別個に待っていてくれるあらしとオーちゃんの"粋"がまた熱い)

世界と宇宙について語る。


今回、己はなぜこいつが好きなのかについてまた答えを与えられた呑みだった。

己が最近ようやくみつけた世界の解釈を語り終わると

あつしは「う~ん、正しいよ。それいいわ。ひさしやっぱスゴイな。どうやって考えたん?」

と言われ

それはお前、経験と知識と直感を活かして辿り着いたんだよ。

と答えてみてハッと気づく。

あれ?

お前さん、言葉にはできないものの、既に行動として出来てるよね?

「あ、そう?」

なんのことはない。

己はああだこうだと考えてやっと篤に同調したに過ぎなかった。


そこにはなんの悔しさも優越もない。


ただ、店に迷惑に響き渡るふたつの笑い声とうまいラム酒があるだけ。

投稿者 多苗尚志 : 12:11
[ 小林篤伝村上あらし伝多苗尚志のサシ呑みクエスト ]

疾駆

“快男児”村上あらし宅に待機していたオーちゃんの運転で、
“京倭”小林篤と3人で夜の東京を疾駆する。

ふたりとも関西の人間。

オーちゃんが東京で働いて生活していることもスゴイし
篤がここにいることもスゴイ。

こんな味わいがあるってしあわせだなぁ。

投稿者 多苗尚志 : 01:23
[ 小林篤伝村上あらし伝 ]

07.08.10 金曜日

己のきょーでーぶん

今年の3月くらいにマレーシア赴任の“京倭”小林篤が
弟の結婚式があるということで4ヶ月後に帰国するからその時会おうという
話をしていた。

ずーっと連絡がないので「まだ?」とメールで聞いてみると

「ごめん。7月に結婚式終わっちゃった。」


へぇ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「あ、でも今年は8月10日に仕事で帰国するよ。呑めない?」
って、10日は“ふらふらライター”基太村明子と呑む予定なんですけど…。

しょーがない!

そうそう還ってこないしな。

あっこちゃんにはワケはなして予定ズラしてもらって
10日は京都へ!


仕事を定時であがって、最速モードで21時12分に烏丸駅。

久々の小林篤。

あつしが学生時代よく通ったというホルモン焼きでガンガン喰ってゴンゴン呑む。

美夏ちゃんと結婚して、マレーシアでご子息誕生。

「ひさしも絶対子供つくった方がイイ」って
最初はみんなそう言うんだろうよ。

キョーミねーな。


鴨川の近くのオープンバーで呑み直して


鴨川の河原で呑もうとするが不覚にも己が寝てしまう。

己のケータイで勝手に遊ぶ篤。(後で知ったけど)

踏まれてますけど。

起きてラーメン喰って

街角で迷ってる旅人の外人たちと一時間くらいコミュニケーションして

ふたりでカラオケ

篤ノリノリでひとりでガンガン曲入れてる。

外人も連れてくりゃよかった。

朝の京の商店街をぶらぶらして

6時半に「じゃあ、東京征ってきます。」(さよならは言わない)

京都滞在時間9時間半


今回、久々に会ったものの積もる話はあまりできなかった。

深い話をせずにツラーッと表面をなぞりあっただけだが

それでも大満足の時を過ごした。

篤は己が最高に好きな倭[おとこ]で誰にでも、
弊ブログ読んでるみんなに手放しでオススメできるすばらしい奴。

理屈じゃねぇんだよ。

一緒にいて最高に気持ちいい奴なんだ。


次はいつ会うか。

てめぇ、日本還ってくる時はちゃんと連絡しやがれ。

投稿者 多苗尚志 : 19:47
[ 小林篤伝小塚美夏伝 ]

07.05.05 土曜日

よしゆきバースデー

“咲花青将”佐藤吉行の誕生会を“鼻くそ拓”岩下拓の家でやる。

“太陽王子”岩下均と一緒に

食材を買って


拓家で料理。

拓の奥さんの“シン子”シンヴェンも一緒に料理。

彼女の「花椒」を使った本格麻婆豆腐が炸裂。

己は3人に料理を任せて風呂に入る。
己は己で「お宅のお風呂コレクター」としての仕事があるわけだ。

■コラム:お宅のお風呂コレクション
“黄炎社長”森田英一、“夢プロデューサー”和田清か家
自由が丘(前家)学芸大(現家)
“MAHY”吉田秀樹、“藍田玉を生ず”五十川藍子家
久我山(前家)恵比寿(現家)
“吟遊詩人”中西祐、“ギャオギャオなギャオス”長尾好則、“Britz”滝口英俊家
中目黒(現家)
“正統な異端者”森村隆行、“白いハヤブサ”森村ゆき家
駒沢大学(前家)多摩川(現家)
“小さくてもピリリと辛い小岩”佐々木孝仁、“ミノホドシラズソリッド”山田陽明
信濃町(前家)
“ミノホドシラズソリッド”山田陽明
国立(前家)
“幸せを繁らせる梨の木”梨木繁幸
神楽坂(現家)
“日本国総理大臣”佐野哲史
三宿(現家)
“太陽王子”岩下均
王子(実家)西ヶ原(祖父母家)
“スピードの哲人”清水宣晶
自由が丘(現家)
“及び腰な賢者”新保輝之
新丸子(現家)
“淫靡な淑女”有馬友恵
白金高輪(現家)
“若社長”森村泰明
渋谷(現家)渋谷(オフィス)
“大将”池本多賀正
成田(実家)
松村洋祐
沼南町(前家)
丸山晶太郎・丸山耕次郎
沼南町(前家)
吉田学
沼南町(前家)
金房毅・金房智子
沼南町(前家)神戸(前家)
“ロックする詩人”高橋大輔
沖縄(現家)
“部長”川上博重
大森(現家)
“魅せる雄大な背中”鈴木大山
三田(現家)
“度胸・愛嬌・高原響”高原響・“さっそうとおおきくかまえてりんとしている”太田沙織
用賀(現家)
“キン肉パスタ”川島賢一
日本橋(前家)島根(実家)
“雄弁な恰幅”桑原宏史・“よく喋るイイ女”桑原敦子
中野新橋(現家)
“オニイサンオブマツダ”松田能成
野方(前家)
“パヒデ”馬場英行
下井草(前家)
“ミッチー”松浦紀光
早稲田(前家)
“最強弁士”外木暁幸
久米川(前家)
“ケンシロウ”仁藤和良・仁藤ちえみ
中野(現家)
“嬉しい好漢”谷口正俊・“混交の中に光る玉姫”浅田貴世子
目黒(前家)
“不背の伊達漢”塩崎哲也
中目黒(現家)
“ネズミーランドのセクえもん”宮坂善晴
葛西(前家)
“ちゃんこ”太田明日美・“けんたんこ”堀井健一
後楽園(現家)
“静かなる熱司”上杉篤司・“熱Res王子”柳慎太郎・“肴”打越祐介・“巨人”さいとうゆうき
池袋(現家)
“控えめな一級士”中上俊介
目黒(現家)
“独立独歩”郭翔愛
目黒(現家)
“覚醒医師”土方靖浩
名古屋(実家)千葉(前家)
“笑顔の鉄人”澤登正一
代々木(現家)
“復活の闘魂野郎”渡辺エイジ・渡辺直美
大船(現家)
“柔らかい頭領”佐藤孝治
王子(実家)
辰野ゆかり・“不可拘束”辰野元信・“凛とした覚悟”辰野まどか
表参道(現家)
“ヨシダミノル”吉田実・“プリ新”新納美樹
つつじヶ丘(現家)
“親分”市橋亮一
名古屋(現家)
“快男児”村上あらし
上石神井(実家)
“京漢”小林篤
京都(実家)

ふぅ。
エントリーの目的を忘れてコラムに力を入れてしまった。
まだあった気がする。
入ったかどうだかよく覚えてないとこもある。
オススメのお風呂は“吟遊詩人”中西祐(中目黒)と“不可拘束”辰野元信(表参道)
です。(他の人たちから怒られそうだけど。笑。)


さて、風呂からあがると料理が出来ていて

主賓の吉行に加えて、“短眠に秘める決意”村田さやかも登場!


おいしくいただく。

今年の正月ツアーに登場した伝説のクソゲー、すごろくをやる。

また、拓が中国から鼻の長いやかんを買ってきて
それを使ってお茶をそそぐという余興があるので
それをみんなでみる。

本当は頭に湯呑みを載せないらしい。(じゃ、やるなよ)

爆笑でした。

投稿者 多苗尚志 : 15:07
[ 松村洋祐伝丸山晶太郎伝金房智子伝吉田学伝金房毅伝川上博重伝太田沙織伝高原響伝村田さやか伝川島賢一伝桑原宏史伝桑原敦子伝松田能成伝馬場英行伝外木暁幸伝仁藤和良伝仁藤ちえみ伝松浦紀光伝谷口正俊伝山田陽明伝佐々木孝仁伝塩崎哲也伝吉田秀樹伝森村隆行伝森村ゆき伝長尾好則伝中西祐伝池本多賀正伝滝口英俊伝鈴木大山伝澤登正一伝鮫島誠一伝森村泰明伝宮坂善晴伝太田明日美伝新保輝之伝上杉篤司伝柳慎太郎伝打越祐介伝さいとうゆうき伝池本ひかり伝中上俊介伝梨木繁幸伝郭翔愛伝岩下均伝佐藤吉行伝土方靖浩伝シンヴェン伝岩下拓伝小林篤伝村上あらし伝五十川藍子伝清水宣晶伝佐藤孝治伝渡辺エイジ伝藤沢烈伝佐野哲史伝辰野元信伝森田英一伝辰野まどか伝高橋大輔伝吉田実伝新納美樹伝市橋亮一伝辰野ゆかり伝コラム ]

05.08.21 日曜日

2日目

2日目は特に予定もなく10時に起きて朝飯を食って諸々片づけて出発。

それでもう結構イイ時間になっちゃうものですよねぇ。

みんなでおいしいラーメン屋までドライブして、
ラーメン喰って解散。

じゃあな篤。

次はいつ会えるのか。

“快男児”村上あらしとレイモンと共に還る。

めったら渋滞。

投稿者 多苗尚志 : 16:23
[ 小林篤伝村上あらし伝 ]

05.08.20 土曜日

はじまる

“快男児"村上あらしの運転で長野は蓼科に到着。

  
さて、今回の結婚パーティーは

1.マレーシアにいる小林夫妻から依頼される。

2.準備期間1ヶ月

3.大勢のありがちパーティーよりも、20人で一泊二日旅行

4.東京と名古屋と京都から集まるので距離も考えて

5.夏祭りもやりたい

等々、諸々の条件を具現。

友人の伊藤泰斗さんがオーナーのホテルでやることに。

泰斗さん感謝。


我々東京組に2時間くらい遅れて
新郎“京漢”小林篤
新婦“元気に美しい夏”小塚美夏
オーちゃん
小林のりお
“浄土真宗本願寺派”大岸顕司
レイモン・レイノルドが到着。

篤とがっちり握手。

「冬の夏休み」と呼ばれた昨年末のマレーシア滞在以来だ。

 
幹事を引き受けたものの条件は諸々厳しく。

一週間前になってもちょっとダラーっと甘えてしまっていたところに

小塚美夏から国際電話で至極まっとうに喝をいれられる。

「あつしくんは、『大丈夫。あいつに任しておけば絶対大丈夫』しか言わない んだもん。夫婦ゲンカにまで発展したんだからね?お願いね?信頼してるか らね。」

こいつはヤベェ。

受話器をもちながら武者震いした。

それから一週間、己はウェディングパーティー屋となった。

 
義兄弟。

心配かけたな。

みてな。最高のパーティーにしてやるから。

投稿者 多苗尚志 : 11:34
[ 小林篤伝小塚美夏伝 ]

ここまでくれば大丈夫

喰いきれない量の飯
新婦が振る舞うマレーシア料理
つっこみどころ満載の結婚式ビデオ上映
ジャンビアでのケーキ入刀
参加者20人だからこそできる参加者全員から新郎新婦へメッセージ大会

一次会を終えてホテルの外へ。

空き地に夏祭りを展開。

かき氷屋、輪投げ屋、ヨーヨー釣り、たこ焼き屋。

ホテルの人も遊びにきて大盛り上がり。

ここまで来ればもう安心だろ。

幹事としてやっとリラックス。

“京漢”小林篤も“元気に美しい夏”小塚美夏も満足げ。

全員で車で近くの湖まで移動して花火大会。

冷たく光る月に向かって打ち上げの火玉が走る。

 
よかったねぇ。

投稿者 多苗尚志 : 09:56
[ 小林篤伝小塚美夏伝 ]

99.08.12 木曜日

夏の英雄日

99年夏、多苗大学三年の夏。

“candyrock=”神田恵介が自ブランドのプレゼンテーションを鹿児島の学生たちに熱望された。

当時、彼のプレゼンテーションを全て目に修めていた己は

今回も当然征くということで、ふたりで鹿児島に飛び立った。

当然、旅費などないのでヒッチハイクで征くことになる。

ケイスケにしてみれば人生初のヒッチハイク旅行で己はそれを先導する。

余裕をみて出ていたので広島に差し掛かった時点で、鹿児島まであと1日余裕がある。

どこかに寄っていこうと話が出たとき、己の頭にフッと

“豪傑”原田広太郎の存在が思い浮かんだ。

奴は福岡の出身でもしかしたら帰省しているかもしれない。

帰省しているかもしれない、というが大学生の夏休みだ。長い休み。

だからこのタイミングで奴が還っているかどうかわからないし、海外にいるかもしれなかったが、とにかく電話してみた。

すると、「おぉ!今年の夏はね、みんなでうちの実家にいこうっていうことでみんな集まっとるばい。ひさし、村上玄ちゃんって知ってたっけ?」

「ああ、知ってるよ。広太郎に紹介してもらった。」

「そうそう。」

「己もね、今九州にきとるんよ。」

「おお!」

「熱い友達と一緒でさ、今日寄ってもいいかい?」

「あ、絶対来て!」

福岡に着くと、昼飯をみんなで喰おうということで

広太郎のお父さんのいきつけのイカの刺身がメチャクチャうまい店にみんなで征くことになった。

広太郎のお父さんがまた豪気という気をまとったような人で気持ちのよさそーな人だった。

日本でも有数の菓子屋の社長であった。

長机に広太郎や広太郎のご家族、友達(境界がよくわからんかった。)、ケイスケと己が
並び今からイカをくわんという時に

“快男児”村上あらしと“京倭”小林篤がコンビで現れた。

今まで色々な名コンビをみてきているし、己自身も誰彼と名コンビを組んでいると思うのだが、

この時のふたりの登場はまさに阿形(あぎょう)と、吽形(うんぎょう)2体で一対の
金剛力士仁王像のようなインパクツ!!!

京都からスポーツカーを飛ばして来たというからかっこいいじゃないか。


あらしは全身黒ずくめで現れた。

己は、広太郎とは個人で仲がイイモノのまだ彼の周りの人脈とは溶けていなかったし、
彼の家族もいわんやをやで、いわばアウェーの場だった。

一方、あらしも似たような状況だったと思うのだが、

彼は初対面の者が多い中、広太郎のお父さんから「君は今なにをやってるんだ」と問われこう答えた。

「自分は今、会社をやっています。今のうちに失敗をしたいと思っています。失敗ほど勉強になるものはありませんから。」

圧倒的な第一印象だった。

あつしは確か、灰色のような、特にハッキリとした服装ではなく、特になんの言動が目立ったわけではなかったが、現れた瞬間に「あ。こいつは己と相当近しい仲になれる」と直感した。

あつしもまたあらしとは違った文脈で誰とでも仲良くやれる気持ちのいい倭だった。

結局、熱い倭と美女たち15人くらいが集まったか。

ざっと名前が思い出せるのが
“豪傑”原田広太郎
 村上玄一
“快男児”村上あらし
“京漢”小林篤
 原田陽太郎
“candyrock=”神田恵介

みんなでとんこつラーメンを食べにいったり、
花火戦争をやったり
サルサバーでサルサを踊ったり
広太郎の実家でギターを弾いたりしてつぶれるまで呑んだり…

もうこのメンバーでの再会はない。

99年、一日だけの英雄日だった。

投稿者 多苗尚志 : 19:12
[ 神田恵介伝小林篤伝村上あらし伝原陽太郎伝縁~出会いの物語 ]