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05.04.09 土曜日

友いる用語-『PARASAIYO』

多苗が04年の夏から身を投じている団体。

フィリピンの孤児院を自立支援する団体。

一年をかけてイベントを主催する方法などで寄付金を集め、
毎夏、孤児院を訪ね、寄付金を渡し、孤児と共に2日くらい夏を過ごす。

集められる寄付金は毎年300万くらい。

ホームページ

メンバーは現在、60名程度。

社会人が多い。

君も己と一緒にやろう。

ボランティアなんて偽善だとか、自分の性には合わないなんて言って
内に籠もっていては、肯定、否定どちらの認識も高まらない。

メンバーそれぞれの参加動機があり、感じているものもそれぞれ違う。

己のパラサイヨに関する見解を述べよう。

そもそも、ボランティア団体ではないのだ。

パラサイヨのメンバーはみんな、ボランティアをやっている意識などないようにみえる。

他のボランティア団体に申し訳ないくらいに。

確かに、やってる結果はボランティアだ。

しかし、精神がボランティアではない。

自立支援すると云うが、それは
先進国が途上国に対し多々紐をつけて金品を「自立支援」するODAか?
キリスト教が未開国に対し野蛮と哀れんで神と文明を「自立支援」する宣教か?
親が我が子に対し心配だからといって高学歴と大企業へのレールを「自立支援」する養育か?

自立支援というのは、自然に上下関係を包含してしまうものだろうか。

貧しい彼らの笑顔がどうしてまぶしいのだろう。
遠方から来た日本の友人をもてなす姿勢が美しい。
孤児である彼らが貧しいフィリピンの未来を真剣に憂えている。

我々は子供たちから学ぶことが多い。

我々は対等な友人であり、家族なのだ。

共感の感動。
前近代的な人類の生き方「利己的」からの脱却。
愛するということ。

パラサイヨの活動を通してみえてくるものは斬新な最先端の英知と感覚だ。

この感覚が広くみんなに伝わるとイイ。

我々はボランティア団体というよりはムーブメント団体だ。

投稿者 多苗尚志 : 2005年4月 9日 16:31編集
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