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05.05.10 火曜日

庵で会えよ、お前ら

己は今年になって五反田の会社に勤めている。

ルームメイトの“千年建築への憧憬”伊藤啓二も奇しくも五反田。


ルームシェアを始めた頃には、原宿勤務だったのだが、
己が会社に勤めだしたのと同じ頃に五反田に移った。

己の会社が北東とするなら、啓二の会社は南東。

己が5時半定時にあがれるとするなら、
啓二は一週間家に還れないこともザラ。

啓二も己も同い年で昭和50年生まれである。


我々のルームメイトにもう1人、同い年の漢がいる。


人生哲学も日常生活も計算に裏付けられたクールさをもち、
ややもすると、人情味に欠けるとかノリが悪いとか、
そんな風に見られがちだが、
実はそれどころか、
胸の内に誰にも敗けないような熱さを持つ漢、

“クールな熱”藤沢烈である。

彼と啓二は今年1月にルームシェアをするまでは、
まったく知り合っていなかった。

烈はコンサル会社の社長で、
ちょうどデザイン関係の案件を抱えていた。

仕事で請けたもののデザイン業には明るくなく、
まずはプロに色々とヒアリングをしたいところだったので、
啓二の存在はありがたかった。

五反田の啓二の会社にヒアリングに征くことになり

と、なれば


3人で五反田ランチでしょう!


啓二が最近は一週間以上還ってこないので、
奴に会いたければ、
昼に五反田の韓国料理屋に征けという妙味!

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日々のなんでもない昼休みも、
相手によっては最高のエンタテイメント。

50分のエンタテイメント。

昼からまた頑張るぞぉと3人互いにドライブがかかるのであった。

投稿者 多苗尚志 : 2005年5月10日 09:42編集
[ 伊藤啓二伝藤沢烈伝多苗尚志ランチ~昼食会見 ]

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