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05.07.21 木曜日

木戸さんの活躍~イベント・紛争下の暴力をどう裁くのか

友人の木戸さんがこういった狙いをもっております。


木戸寛孝といいます。
日本がICC(国際刑事裁判所)に加盟するために国会内でロビー活動をしてい
る者です。『平和な世界』とは争いのない状態ではなく、その争いを暴力によっ
て解決するのではなく適正な法の設置と運用によって解決していくことだと考え
ます。その意味で、2002年に開廷されたICC(国際刑事裁判所・オラン
ダ・ハーグ)は、人類は偉大なる実験といえます。
どうかこの機会に、下記のイベントにぜひご参加ください。
皆様のお越しをお待ちしています。

■ シンポジウム ■───────────―――――――――

紛争下の暴力をどう裁くのか~未来に向けての新しい国際ルール~

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主催・アムネスティ・インターナショナル日本
http://www.amnesty.or.jp/

9.11から4年- 力による正義と暴力の連鎖を前に
暴力の被害者たちは何を求めているのか?
紛争の現場を見続けるジャーナリスト、NGO、
国際法のスペシャリストがともに考える。

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┗■ 9月3日(土) 13:30 ~ 16:30 (13:00受付開始)
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発明会館(港区虎ノ門2丁目9-14) 
アクセス: http://www.bekkoame.ne.jp/ha/id25154/page003.html
入場料:一般 1000円 学生 700円
要予約(当日受付もありますが、できるだけ予約をお願いします)

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┗■ 内 容
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1. 基調講演  13:40~14:20
最上敏樹(国際基督教大学教授)
2. パネル・ディスカッション 14:30~15:40
「不処罰と暴力の連鎖を絶つ ~いま、市民社会に何が求められているか」
伊藤千尋/寺中誠/西野瑠美子/最上敏樹/東澤靖(司会)
3. 会場とのセッション  15:50~16:30

復讐と報復ではなく、被害者の救済と加害者の公正な裁きを-。

2002年に設立された国際刑事裁判所(ICC)は、ジェノサイド(集団殺戮)、戦争犯罪、人道に対する罪という国際法上もっとも深刻な犯罪を裁き、繰り返される不処罰の連鎖を絶とうとする、国際社会の決意のあらわれといえます。

一方で、9.11以降「テロとの戦い」を推し進める米国は、ICCを巡る国際社会の協調を拒否し、ICCを公然と批判し、アフガニスタン攻撃やイラク戦争に突入しました。こうした行動は、国際社会が築き上げてきた国際人権基準や法の支配を後退させ、結果、世界は「より危険になった」(アムネスティ2004年年次報告書)と言われるようになりました。

重大な人権侵害や戦争犯罪を裁き、「より安全な」社会のために国際社会がなすべきことは何か。そして、国際社会を構成する私たち一人ひとりに求められている行動とは? 

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┗■ 予約・お問い合わせ先  アムネスティ・インターナショナル日本
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東京事務所:千代田区神田錦町2-2 共同ビル(新錦町)4F
TEL:03-3518-6777  
E-mail:stoptorture@amnesty.or.jp

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┗■ パネラーのプロフィール
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最上 敏樹(もがみ・としき)さん
国際基督教大学教授。80年、東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了(法学博士)、同年より国際基督教大学にて教鞭をとり、90年より現職。91年~02年、同・平和研究所所長、ならびに99年~現在、同ロータリー平和センター所長。

主著に
「国連とアメリカ」(岩波新書)、「人道的介入」(岩波新書)、「国際機構
論」(東大出版会)、「国連システムを超えて」(岩波書店)、「ユネスコの危機と世界秩序」(東研出版)など。ほか共著および論文多数。

近年は国際人道法および国際刑事裁判についての研究を深めている。

伊藤 千尋(いとう・ちひろ)さん
ジャーナリスト。キューバ砂糖キビ刈り国際部隊員、東大ジプシー探検隊長。74年朝日新聞入社、84年中南米特派員、「アエラ」編集部員、91年バルセロナ支局長、93年川崎支局長、95~98年「地球プロジェクト21」NGO・国際協力チーム、2001年ロサンゼルス支局長。04年9月から月刊誌「論座」編集部。ほかに、アジア記者クラブ代表。

主著に「人々の声が世界を変えた!」「太陽の汗、月の涙」「フジモリの悲劇」など。

西野瑠美子(にしの・るみこ)さん
フリー・ジャーナリスト。「戦争と女性への暴力」日本ネットワーク共同代表、アクティブ・ミュージアム「女たちの戦争と平和資料館」館長を務める。日本軍性奴隷制を裁く女性国際戦犯法廷の準備・開催に関わり、「戦場の慰安婦」で、2004年度日本ジャーナリスト会議JCJ賞受賞。

主な著書に「戦時性暴力をどう裁くか」(編著)、「慰安婦・戦時性暴力の実態」(編著)、「戦場の慰安婦」、「従軍慰安婦と15年戦争」などがある。

東澤 靖(ひがしざわ・やすし)さん (パネル・ディスカッション司会)
弁護士。国際刑事弁護士会(ICB)理事。明治学院大学大学院教授。自由人権協会前事務局長。日本弁護士連合会国際人権問題委員会前事務局長。日弁連を代表してICCローマ会議に参加。主な関連著作は、「アメリカ発グローバル化時代の人権」(JCLU編 明石書店)、「国際刑事裁判所の実務」(季刊刑事弁護No.41-43 2004-2005)、「『正義』の再構築に向けてー国際刑事裁判所の可能性と市民社会の役割」(共同監修 現代人文社)、「入門国際刑事裁判所~紛争下の暴力をどう裁くのか」(アムネスティ日本編 現代人文社)

寺中 誠(てらなか・まこと)
社団法人アムネスティ・インターナショナル日本事務局長。アムネスティは、国際刑事裁判所(ICC)設立のために長年取り組んできた。2005年7月から、「ストップ!女性への暴力」キャンペーンの一環として、紛争下の女性への暴力を防ぐために、各国に国際刑事裁判所の批准を求める国際アクションを開始。日本の加入促進も優先課題となっている。

投稿者 多苗尚志 : 2005年7月21日 11:48編集
[ 木戸寛孝伝友の活躍 ]

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