« せいろさん見舞い2 | メイン | パラサイヨサプライズ第3弾 »

06.10.20 金曜日

奇遇だな

■■■the story/友との物語■■■
「うわ、美人!」ってレベルの女性と町で会える割合は5日にいっぺんくらいだ。


今日を逃すと次は5日後。


別にナンパするわけでもないし、なにをするわけでもなく美人はみてるだけでしあわせだ。


その美人をみていてふと気づくと、先ほどからその隣の隣くらいの吊革に黄になる者がいる黄がする。


蒲田からの京浜東北線車内。


吊革につかまって眠っている美人の隣に“黄炎社長”森田英一であった。


相変わらず黄色い炎に身を包ませたその倭は吊革につかまったままなにやら資料に目を通していた。


現代日本人の、特に都会人の鬱屈した感情が最もよく現れる場所は

電車内だろう。


吊革につかまるサラリーマンというのは「退屈」「日常」「惰性と慣性」「ストレス」の象徴である。


しかし、もしもこの一車両内で最も輝いてる人、

the brightest person in this vehicle of Keihin Tohoku line!!!!

を決定するとすれば、2位がこの見知らぬ美しい女性で

その2位と大差をつけて1位を獲得しているのが森田英一だ。

自分の資料を目的意識をもって読み込む彼の姿は

車両に乗り合わせている学生や幼い子供たちに魅せても恥ずかしくない。


「仕事ってこんなに楽しいんだぜ?早く大人になりなよ」と言えるが如く。


もう、たまらん!

己は美女にむしゃぶりつくよりも

吊革をつかむ彼の腕を無言でぐわしと掴み、奇遇に出会った。


「おおお、えーたな!…奇遇やな。」

「えーちくん。奇遇だな。」


森田英一と会った時はいつでも「奇遇」と言わなければならないルールがある。


「なにを、はじめてエロ本読み込む中学生みたいに、うれしそうに読んどるんですか。」

「エロ本て…。うちの(会社の)プログラムを受けた方からのアンケートや。

 (多苗が資料に手を伸ばす)

 いやいや、みせられへん。個人情報や。でも。すっごい感想が返ってきとるで。」


相変わらず輝いて働く倭。


品川で乗り換えて渋谷に着くまでにサシ呑みの約束をとりつけた。

■■■an event/事象■■■
電車で森田英一に会った。

写真は森田英一の肩。

勝手に友の宣伝
森田英一の経営する会社自立型人材育成企業シェイクです。

投稿者 多苗尚志 : 2006年10月20日 12:55編集
[ 森田英一伝バッタリ! ]

この記事のURL: