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07.11.21 水曜日

CLUB!CLUB!!CLUB!!!

最近、己はトランスが好きでよく聴いている。

“スピードの哲人”清水宣晶も興味をもってくれたので、CDを貸したりしていた。

今回、晶と“ルパン一家のように海外で集まろう”という企画が立ち上がった時
更に「台湾のクラブでトランスデビューしよう!」と盛り上がった。


だもんでクラブ。

ドアに征くと、黒服の中国人が4人いた。

バタバタしていたので
「もう終わったの?」と尋くと
己の格好をみてから少し逡巡して
「ああ…今日はもう、終わりです…」
と言った。

晶君に「もう終わりだってよ」と言うと
黒服が晶君のシャンとした身なりをみて
「いや、ちょっと待って下さいね!」と言い
「あちらでチケットを買ってください」と言われる。

おい、なんだそりゃ。

ドアが2800円もした!

みんな大丈夫なの?
結構高いんじゃあ…。


あ、お金は全て晶君が払ってくれました。
さっきの台湾料理もタクシーも地下鉄も全部。
己は一銭も払いませんから。
己は「社長が全部払ってくれます!」と従者のようについている。


木曜だというのに、台湾のガキンチョどもが遅くまでいる。

終電はとうにないだろう。

でも、台北の市内自体そんな広くないのでみんなチャリとかで還るのかな?


晶と己とで、役割が完全に別れていて、己がダンスで晶がナンパ。

ナンパと言っても別に飢えてるわけではなく、
コミュニケーションとして楽しむだけだ。


それでも、晶君のすごいところは
「晶君、あの女の子とかどうですか」と指差すと
どうですかの「か」を言い終わる前にもう向かっていってる。


笑える。


“蚊トンボ拓”岩下拓はヒッチハイクがすごくて
己が「拓、あのトラック。」と言うと2秒で運転窓に飛んでいって交渉するが
晶君はそれと同じスピードでナンパをする。

ノーヘジテイトなふたりで見ていて笑える。


その辺のおじさんでも英語ができるので台湾はスゲェと思ったが
クラブのガキンチョはあまりダメなようだ。

晶君は「日本語も通じないから筆談で迫ってみる!」と
中学生のような目をしてロッカーに走っていった。

晶が愉しそうで己もうれしいよ。

己はまるっきりナンパに関わらずずーっと踊ってる。

晶君曰く「台湾っ子の注目を独り占めだった。」
「あの中途半端なブレイクダンスみたいなのがイイ」

でも、こちとらインドで相当体力を消耗していたのですぐ息があがってしまう。
心臓病にかかった孫悟空みたいな気持ちでした。


己らは四時半まで遊んでタクシーでホテルに還る。

己はもちろん予約もしてないのに勝手に潜り込んで、晶の部屋のダブルベッドに寝る。


台湾のクラブは選曲がちょいとダサ目で日本の5年前って感じだった。
トランスはなかったが、トランスっぽい音を出してるフロアは不人気で閑散としていた。

己はそっちの方が好きでDJのウーロン(勝手に命名)にひたすら
「ナイスだぜ!(自信持て)」というサインを送り続けた。

投稿者 多苗尚志 : 2007年11月21日 11:21編集
[ 清水宣晶伝友いる動画 ]

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