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09.03.16 月曜日

多苗尚志のサシ呑みクエスト 90 佐藤愛

"現瞬娘"佐藤愛と五反田でサシ呑み。

今日は仕事が九時半くらいまであるから、
「いいよ、己スタンばっちゃうよ」と彼女の会社に合わせて
「五反田で待ってるよ。」と。
さとあい「わかった。」と。

ところが、彼女の会社は最近、五反田潰して品川に移ったんだ、と。

ああ、前も聞いた気がする。

でも、愛さんもなんで五反田なの?って尋いてくださいよ。

夜も更けているのでスパートかけて、初っぱなからガンガン語り合う。

自分の語りのスタイルが変わったように自分で思う。

前は尋かれてもいないのに自分のことを語るのは悪徳だったんですよ。

んで、相手が気づかない限りひたすら聞きに回っていましたが
今回は自分のことも語れてみました。

たぶん、人と接する機会が圧倒的に減ったから
時間をかけて接する、次回は己のことも語るとかいう探りができなくなったからではないか。

さと子さんは、相変わらず現在に賭けるカッ飛び娘というか
「やりたいんだからやろうよ、それでいいじゃん」みたいな気持ちよさがあるんだけど
もちろん、それだけではないわけで逡巡もあるんであってね。

でもむしろ、それが味やしステキよね。


ただ、全く歩みをとめて逡巡してしまう己と
走りながら逡巡できる彼女とは違うのであって、それがまた妙味。


昔はさと子のような年下のハネッカエリは己は受け付けないのであって
「小娘が」つって撥ねのけていたわけですが
そんな彼女と呑めるようになった己もまた進化しているわけですな。

女性によって育てられますよ己は。


そして意外に、いや前から分かっていたが、さと子と己は同じものを狙っている。

そこも再確認。

ド平日に関わらず終電スッ越えて1時半まで語りまくってしまった。

デキる彼女はサッサとタクシーで帰り、
己は呑んだ店の隣のマンガ喫茶がナイトパック1500円であることに対し
「たけぇよ!バカ」とののしり
目黒駅前にマンガ喫茶があることを思い出し、
歩んでいったら、さっきの1500円の店と全く同じチェーン店で
料金も全く1500円で
「コラアアアアアアアア」と酔っ払いを装って
半月夜に叫んだら、外国籍のマッサージ女性がビクビクこっちを見ていた視線を
巧みに避わしつつ、恵比寿のマン喫は1600円くらいするのを知っていたので
渋谷まで歩いてやろうやないけ!と、
この久々のチャレンジスピリッツ(渇き)はどこから来るのか
と思い巡らしたら「さと子」の影響だなと知り、
10㎏以上の今や己の新たな代名詞となった
青いバックパック("蚊トンボ拓"岩下拓から盗んだ)を
二宮の如く背負いながら渋谷の宮益坂まで歩き通し、
"グラップラー尊徳"ここに完成!と自己満し、
報徳思想が再び日本国に必要なんじゃないかと思いながら
エレベーターでフロントにあがったら
「ただいま、ペア席しかご案内できませんので1780円になってしまうのですが、
どうされますか」と尋かれ
「お願いします!!」と即答できた自分に自己実現を感じ、そこを終の住処とし、
豪族となって設けた一人娘が尼将軍となり、平家を討ったが本能寺でこっちもやられた。

投稿者 多苗尚志 : 2009年3月16日 14:11編集
[ さとうあい伝岩下拓伝多苗尚志のサシ呑みクエスト ]

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