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05.07.03 日曜日

ちょっとゴージャスに

“ロックする詩人”高橋大輔と横浜で会っている。

大ちゃんと己は、互いに学生時代四万円台のひとり暮らしをしていて
どっちかが金が無いときはチキンラーメンを一袋あげて

「熱い!超ありがとう!」などと言っていた仲だ。

久しぶりのランチ。

あの日にリベンジといわんばかりに
ヨコハマシェラトンホテルの最上階のフランス料理を食べに征く。

ふたりで店の表に出ているメニューをみている。

ウェイトレスが
「いらっしゃいませ。ご予約はありますか?」
と尋いてくる。

「いや、無い。ちょっと待ってね。」

メニューをみながら悩む。
「3700円かー。ホントにウマイのかな?」

「んー。」

「大ちゃん、己さ、3700円払うんだったらもうちょっとランク落としても
 腹いっぱいになった方がイイと思うんだけど…。」

「ああ。ここじゃ量が少ないと。」

「うん。スゲェうまかったとしてもなー。どーなんだろ。」

店員に尋いてみる。

「すいません。一番安いメニューでこの3700円なんですよね?」

「そうですね。あの、お客様すみません。」

「あ?」

「当店は、サンダルの方はご遠慮いただいてるのですが…」

「ありゃ。」

みればふたりともサンダル。

待ちイスに座っている有閑ファミリーからすればモンキー2匹だ。

「失ッ礼しましたー」とエレベーターを駆け下りる。


駅ビルの地下の回転寿司に入ってカッ喰らう。

やっぱ己らこっちがいいや。

でも、皿の色も気にせずガンガン喰ってあの日へのリベンジは成功!

投稿者 多苗尚志 : 2005年7月 3日 15:08編集
[ 高橋大輔伝 ]

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