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06.10.30 月曜日

奴のがうわて

“小さくてもピリリと辛い小岩"佐々木孝仁という倭[おとこ]は

『多苗ノ急ナ要求ニ応エラレルオトコ・オブ・ザ・イヤー2006』

獲得まちがいなし、と周りから太鼓判を押されている倭である。


昔、まだ己に家があった頃は当日、1時間前に「23:00にうちで」とかいう

要求に応えてもらったり、逆に

「23:30お宅着です」とかいう要求に応えてもらっている。


最近は己の家がないので

「じゃ、ちょふ家で」ということで、

またしても新丸子の

“ニセライター"新保輝之(ちょふ)邸がターゲットだぁ!!(ヤッター!)

もう、ジャイアント馬場はお亡くなりになったので

己たちがジャイアンとスネ夫で征こう!
 

駅からの道中、己が最近、G社の株の売却でどれだけ儲けたかをスネ夫に語りながら

ちょふ家に着くとガチャリとドアが開かない!(てか、ピンポン無し?)


いっねーのかよ!

己ら終電で新丸子に降臨して、

いわば戻ることのできねぇ人間魚雷なのにいねーのかよ!


ベランダに回って窓を開けようとするが、きちんとしてる奴のこと

もちろん開かない。


クッソー、己だったら365日鍵をしめないし、

たかじんの家なら鍵がしまってても開けられるのにと悔しがって

周りを歩くがどうも堅牢だ。


10月末締めの寒空にスーツで野宿するのもなんだ。

むぅ。

恥をしのんで、ちょふにメールや電話をすれど、返事は無し。


歌声で窓を割ってやろうかとするが、もう一度電話するとつながった。

「もすもす?」

「あー、ちょふ?いまどこ?」

「どこってアンタ、もう家の近くだよ。」

電話の声が近くでも響くと思ったら

ちょうど近くの角からちょふが歩いてくるところだった。


クッソー!!

もうひと我慢だったのか!!

スゲェ悔しい。

出直したいくらいの敗北だ!!


投稿者 多苗尚志 : 2006年10月30日 19:59編集
[ 佐々木孝仁伝新保輝之伝多苗尚志のパラサイヨジプシー ]

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