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- アリコ鍋
07.01.21 日曜日
アリコ鍋
“淫靡な淑女”有馬友恵の家で鍋をするゆう。
征かないつもりだったが前向きに検討してみたら征くことにした。
“散歩する金魚”山本恭子、“イタズラスナイパー”奥村真一も来るという。
“ニセライター”新保輝之（ちょふぃーな）からも電話で誘われた。
電話で文句を言われる。
文句を言われるのはこういうわけだ。
８年ぶりに彼女が出来たちょふぃーな。
その彼女は己が引き合わせた。
己が仲人だ。
とはいうものの、己は男女の相性がよくわからないので能動的に引き合わせたというよりは
ただ友達として紹介したら勝手にくっついたというのが正しい。
ちょふぃーなは彼なりに己に感謝しているようだったが、
己が「彼女は偉いよ。よくちょふぃーなを選んだよ」と“藍田玉を生ず”五十川藍子や
山本恭子や有馬友恵に言っていたのが回って回って本人に届いた。
おしゃべりな子たちだよ、まったく。
本人がぶうたれる
「よく選んだってなんだよー。」
感謝してたのになによ！っていう心理だ。
人の気持ちのすれ違いとはいつもそういうものだ。
あんなに相談に乗ってあげたのになんだよ！
こんなに好きなのになんで分かってくれないの？
これらは全て要するに「あなたからの愛が足りない」ってことに集約される。
己は浮気がバレた時のように弁解する。
浮気がバレたとしても、しかし、飽くまで毅然として弁解する。
「違うんだよ、ちょふぃーな。伝聞で聞くと『なんだよー』なんだけど
ニュアンスが違うんだ。これはもう、その…なんだ…拳で語ろう。」
ちょふぃーなと己で「拳で語ろう」といえばテレビゲームの鉄拳（しかも５）で勝負するということを指す。
古文で「御髪をおろす」といえば「出家」を指すようなものだ。
天敵・有馬友恵の新居に初登場してみて気がついた。
「あ！」
己、この部屋好きだわ。
この白の統一感が好きだ。
■コラム－－－－－－－－－－－－－
タナエが好きな友の家（場所）
有馬友恵の家
森村夫妻のソファーと書斎とキッチンテーブルとキッチンと布団
吉田夫妻のキッチンと二階の畳部屋
“太陽王子”岩下均おばあちゃんおじいちゃんのエレベーター
“スピードの哲人”清水宣晶のリビングと風呂
“幸せを繁らせる梨の木”梨木繁幸のリビング
“大将”池本多賀正のキングベッド
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部屋に腰を降ろすと有馬嬢が
「もがみさんと鉄拳やるんでしょ？用意しといたよ。」
えッ！！！！！！！？？？？？？？？？？？
女の子の家にプレイステーション
しかも、ソフトは鉄拳５だけ。
あちぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃいいいいいいいいいいいいいいいいい
この女はこういうところが熱いんだよなぁ！
なんつぅか粋だよ。
姐さん、イキだねぇぃ。
思う存分、ちょふぃーなを撲殺した。
「いや（キリングブレード）…だからね（ワンツーアッパー）…
『よく選んだね』っていうのは（掌握）…
よくあんな奴を選んだな（腕挫腹固め）…って（首捻顔固め）
…いうんじゃなくて（エンプレスヒール）
一見わからない（ワンツーパンチ）…
ホントにイイ倭（失脚）…
をよく見抜いて（ディパインキャノン）…
選んだなっていう（【空中】ライトローキック＆バックスピンチョップ）…
感嘆の（【空中】ワンツーパンチ）…
言葉さ！！（【空中】ファールキック→ＫＯ）」
有馬さんが鍋を用意してくれていた。
あなた、かわいいとこあんのね。
有馬株がストップ高。
投稿者 多苗尚志 : 2007年1月21日 21:00編集
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