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06.01.04 水曜日

新春上海旅行5

“鼻くそ拓”岩下拓の彼女のシンヴェンちゃんと4人で飯を喰う。

拓の中国語はもはや完璧である。

英語がしゃべれる友達はよもや珍しくもないが
中国語パー璧は非常に頼りになる。

それから拓を我々のホテルまで呼んで夜通し語る。

最近の己は夜通し語りが出来ず、三時に寝る。
“小さくてもピリリと辛い小岩”佐々木孝仁と拓は五時くらいまで語っていたようだ。

ホテルを6時に出発しなければいけないところ
6時にフロントからの電話で起こされる3人。

速攻で着替えるたかじんと多苗。

拓は今日は午前休をとっているので余裕だ。

すごく眠いらしく
「俺、ここで昼まで寝ててもいいですかね。」

「好きにしろ。じゃ、今度は旧正月の時に東京にくんのか。またな。」

「ヒサシさん、早く!」

「はーい。いきまーす。」

10分にフロントに着くと、他の日本人客は6時にバスに乗ってるという事で大ブーイング。

更に我らの部屋の精算が残ってる。

「早く早く!」という面持ちの中国人ガイドさん。

アワレ。

精算してみると部屋から拓に電話した電話代が加算され
一元(15円)の請求。

昨日最後だからと思いっきり使って2人ともビタ一残ってない。

必死に探して己がやっと半分の5角をみつけるが、あと5角足りない。

ガイドさんが「ええ?ワタシかよ?ふざけんなよー」という感じで5角払ってくれる。

無念。

バスに乗ろうとするとフロントの姉ちゃんが「漢字漢字!漢字!」と騒ぎ出す。

ホテルパーソンなんだから英語か日本語デキテください。

ガイドさん、通訳して曰く
「部屋に誰かいますか?掃除の人が部屋に誰かいるっていうんですけど。」

拓君。

「いや…。」と嘘をつこうとして、嘘ついてもどうしようもないと気づき

「いや…。います!」と意味不明な日本語講座。

「早く呼んできてください!」

「は、はひィー」と荷物をたかじんにぶん投げ、音速で戻ってドアをガンガンノック。

「拓!出てこい!」

「な、なんすか」

「てめぇ呑気に寝てんじゃねぇよ!征くぞ!」

ア、アンタガスキニシロイウタンヤ
 

速攻で着替えさせてフロントへ走る。

すぐに拓が気づく。

「あ!多苗さん…。俺のジャケット、クローゼットに…。」

だが、アワレ、部屋はオートロック。

「フロントに言いなさい!」

犯人をしょっぴいてフロントへ

「ごめんなさい!こいつが悪いんです。」

「早く!」とガイド

だが、フロントは黙っていない。

そりゃそーだ。

2人部屋なのに朝になったら3人泊まってるんだから。

一晩で男と男の間に子供が生まれて成人した計算だ。

「漢字漢字漢字!」

「拓、てめぇ自分で落とし前つけとけ。己たちもう元ないから!
 ジャケットも取り返しなさい!世話になった!じゃあな!」

中国語ができるヤツが対応したらいいのだ。

 
バスへ走るガイドとたかじんと多苗。

25分着。

日本人の同士たちが竹ヤリを持ってるようにみえる。

おばちゃんが
「もぉーダメよー」と不満を漏らす。

すみません。

そんなこんなでなんとか還ってきて13時成田。

投稿者 多苗尚志 : 2006年1月 4日 17:39編集
[ 佐々木孝仁伝岩下拓伝 ]

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