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09.01.15 木曜日

【想出】ものすっごい女


己の友人に
"コンプレックスを太陽に変えるひまわり"、またを"ホビット"
と呼ばれる岩崎久美という女がいる。

この女がすっごい。

昔は"ダメダメ娘からの飛翔"と言われていた。

数年して"ダメ娘からの飛翔"になり、更に数年して現在に至る。

"ホビット"というのはJ・R・R・トールキンの『指輪物語』に
由来している。

すなわち、勇敢な戦士や天才的な弓使いや偉大なる魔法使いが
世界の秩序と平和のため奮闘する中、
結局、物語の核となる「指輪」を正しく使えるのは
小さくて力もなくて、なんの技術もない、
ないない尽くしの種族、「ホビット」なのだ。

ないない尽くしはなにもないのではない。

実はなんでも持っているのだ。

 
岩崎久美はまさしくホビットに相応しい。

2002年に初めて彼女と出会って以来、
彼女の華麗なる成長を目の当たりにしてきた。

目の当たりにしてきたというと、語弊があって
時々、あまり会っていなかった時代もあったので
てめ、そんな見てねぇだろ、有名人の親戚みたいな顔すんじゃねぇ
と言われればその通りだが目の当たりにしてきた。


彼女とは長くメールのやりとりをしているが(長くってオマエ...以下略)
彼女のメールがまた出色である。

メールで他人を鼓舞できる人だ。


彼女は自分に自信がなくて、自分に関してネガティブなことを言って、愚痴っぽくて...。

でも、他人をやる気にさせたり、褒める力は天才的だ。

そして、ネガティブ慣れしていて
多少のネガティブじゃ動じない。

ネガティブを餌にして生きている。

なにか文句を言われても、
「文句を言ってくれてありがとう。あたし、文句を言ってもらわなかったら永遠に気づかなかったと思う。」とか転換されてしまう。

ポジティブな人のポジティブ発想というのは
時にイラつくこともあるが、
彼女の場合、根がネガティブ(neganegative)なので
そのイラつきを周りに与えない。

そして、こういう人間はまた、グループにおいて力を発揮する。

グループが落ち込むと、逆にひとりで元気になってみんなを救うタイプだ。

昔、『ファイヤープロレスリング』というゲームがあってその中に、
ビクトリー武蔵というキャラクターが出てくる。

これはアントニオ猪木をモデルにしたキャラクターだ。

このプロレスのゲームでは、流血すると体力が回復しなくなってピンチになるのだが
ビクトリー武蔵だけは、流血すると体力の回復が2倍になるのだ。

岩崎久美はこのビクトリー武蔵に似ている。

皆が落ち込むと強い。


そして、ここ数日のメールのやりとりでの発見なのだがこれがすごい。

彼女と七年つきあって、ようやく見えた新発見なので心して聞いて欲しい。


彼女は


メッチャ素直なのだ。

文句を言われたときの対応にしても、素直に相手の忠告を聞くことができるから言えることだ。

そういうと彼女は反論するだろうし、
実際のところ彼女が素直にすべてを吸収しているかどうかは己も分からんが
表面的でも素直な反応ができるかどうかが大きな違いを生む。

彼女はダメダメを標榜し、周りもダメキャラとして扱うので
みんなが「しょうがねぇな助けてやるよ」目線で接してくる

その時!

素直であることが武器なのだ。

表面的でもいい。嘘でもいい。

とにかく、相手に素直だと思われるラインを担保することが重要だ。

すると、どうだろう。

みんなが彼女を助け、みんなが彼女を育てるのだ。


見事、ダメダメ娘は飛翔したではないか。


そして、今では第二のダメダメ娘にも、
「己は分かってるよ」ヅラしてアドバイスしてた人にも

みんなに対して、彼女は太陽であるし、希望であるし、温かい力を与えている。

この女がすごい。

※"コンプレックスを太陽に変えるひまわり"岩崎久美から、根がネガティブからのポジティブと人の話を素直に聞くことの薫陶よろしきを得る

※岩崎久美は最高の友です。己はくんちゃんと出会えたことを誇りに思う。

投稿者 多苗尚志 : 2009年1月15日 07:36編集
[ 岩崎久美伝友から薫陶よろしきを得るエピソードからみるその人の魅力おもいだします ]

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