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06.11.10 金曜日

多苗尚志のサシ呑みアンバサダー 30 佐々木孝仁

"小さくてもピリリと辛い小岩"佐々木孝仁とは最近、よくよく一緒だが

一緒であるが故にサシ呑みという改まった呑みがなくなっていた。


ちょこちょこふたりで呑むこともあったが、どこか腰掛け的で

己はサシ呑みと判定していないのだった。


今日は、まさしくサシ呑みでした。

多苗、柏にひとり暮らしの家を構えたんです。


昔の「一応庵」、「牙の城」「永福庵」と続いて今度は!


「タ苗ハウス」


苗だけ漢字なのがポイントやわー。


飽くまでムネオハウスではなく、キン肉ハウスの方、意識してますから。


家に顔描いてるから。


よろしく。


昨日、落成しまして、己もまだここで睡眠したことはないんですが。


佐々木孝仁とは、
2年前のロックユアハート(※ロックユアハートとは)1stツアーに"ミノホドシラズソリッド"山田陽明が

連れてきたことでお会いした。


と、ずっと思っていたのだが本人曰く

"ゴルゴ"小堀訓嗣の新会社設立パーティーの時が初出だと。


ああ、なるほど。


そうだったかもねぇ。


己は長く続く友人のほとんどが初対面とその良い感触を憶えている。


だが、たかじんに関しては良い印象とは言えなかった。


冴えないとは感じない。なにかをもっているようだ。


しかし、己に対して隠している。本気を出していない。


それは別に己をナメてるとかそういうことではなくて


相性的に出しづらいとかそういう類のものであると感じた。


だが、山田陽明が彼を評して

「本当にイイ奴。彼が人の悪口を言っているのを一度として聞いたことがない」と云っていたのが

刺さっていた。


己は友達の友達は自分の友達だとは思っていない。


飽くまで、多苗尚志として彼に直接接し、

直接彼と友人契約を交わさなければならないと思っているからだ。


だから、己の敬愛する友人が、そのまた友人をどんなに敬愛していようが関係ない。


己はその彼とゼロから関係を構築する。


というわけで、ゼロに立つのだが、

ゼロに立った瞬間、陽明からそのような人物評を聞くわけだ。


己はモテる女や評判のイイ男や人がたくさん入っているラーメン屋が好きだ。


もちろん自分で吟味しなければならないが、モテたり評判が良かったりする理由はどこかにあるはずだ。


「一度も聞いたことがない」というその処女性は価値が高い。


だが、実際に会ったたかじんは先述の通り、本気を出していなかった。


本気を出さないのは本気を出させない己にも責任があるので己は特に追わない。


むしろすまん。


そのままの表面的な関係性が続き、05年10月31日に、やっと魅力が見え始め、

05年11月11日に、こいつとは長いつきあいになりそうだと知った。


お前さんも表面的だからと思って己も表面的な話で避わしていたところ、

中央から斬りこんできやがったのだ。


ニヤリ。てめぇ。

 

たかじんは己にとってメフィストフェレスのような存在だ。


たかじんがメフィストフェレスで己がファウスト。


そのココロは?


実際、たかじんと己にそんな時が訪れたらそのココロを語ろう。


今は、小刀を腹に飼うが如くと言っておこう。


朝五時まで呑む。


※タ苗ハウスに来た最初の倭。

投稿者 多苗尚志 : 2006年11月10日 02:12編集
[ 山田陽明伝佐々木孝仁伝小堀訓嗣伝多苗尚志のサシ呑みクエスト君は己の初めてです ]

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