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07.09.01 土曜日

2007年07月現在で宝塚歌劇団の最多公演数を誇る演題はなに?


何年かぶりに“くそ雄治”佐藤雄治の部屋にいって
芸術の話など楽しむ。

雄治もきっちりプロのカメラマンになった。

この部屋で、映画や小説について語っていると、
過去と現在と未来が入り混じって涅槃な気分である。


雄治は昔は、先ほどの家族団らんの時もなんか余計な一言をいって
いじけた雰囲気を醸していたものでずか
今ではすっかり大人になって、ひろきのオイタも黙ってみつめているあたり
いとあはれ。


“蚊トンボ拓”岩下拓も鼻くそから蚊トンボに昇進したので
雄治君もそろそろ“くそ雄治”から“カメラ雄治”に昇進。

 
拓よりも多少テキトーな感は否めない。


遅くなったので還ろうとすると“カメラ雄治”佐藤雄治が
駅まで己を送っていくという。

別にひとりで還るからいいよと言ったが、
いやいやいやと言うので、お供を赦す。


佐藤家から王子駅までの道のりを雄治と歩くのはこれで何度目だろう。

現在のことをくっちゃべりながらも、色々な思い出が蘇る。

当然、吉野家の前を通るわけだが、
佐藤雄治と歩く場合、大概、「お腹が空いてる」時はここの吉野家に入らないが
「お腹がいっぱいな」時は入る歴史がある。

この雄治もまた「無駄のロマン」を解する俳人でしてね。(廃人か)

 
刹那、吉野家の前で見つめ合うふたり。

「いやいやいやいや…」

さっき、おいC肉をたらふく喰ったばかりじゃないですか。

せっかくご馳走になったんだし、わざわざ金を払うのもバカらしいし。
 


雄治曰く「どんな時でも写真に写る時はスマイル」

後で、あーこの時楽しかったんだぁと自分を騙せればそれでいいじゃないですか、
という彼の哲学。悪くないネ。(友からの薫陶)

不自然じゃない笑顔なのでよしとするよ。

 
あ、それでお前さっき魅せてもらった旅行の写真全部が笑顔なのか。

まぁそれもよし。


吉野家を出るとちりめん亭がある。

これまた雄治との歴史において

吉野家の後にココイチに入り、
ココイチの後にちりめん亭にいくという「チェーンコンボ」という苦行が
いつも横たわっていた。

 
雄治をちりめん亭へと引っ張り込むが
「いやいやいや!」と強い抵抗に遭う。

 
駅に着くと
「あーあ、昔の多苗さんと比べて引き込む力が全然違いましたよ。
 昔は有無を言わさずって感じがあったのに多苗さんも丸くなったなぁ」
 
 
年月を経て確かに己も丸くなったのかも知れない。

昔の己を知る者から丸くなったと言われることも少なくない。

まぁ、愛を知ったからなぁ。(遠い目)(いや、女性関係だけじゃなくネ)

 
まぁ、己の直感をすべて信じて進んできた今の己が己の正解なのだ。

これが多苗尚志、これがベスト!

ついてくるもこないもお前の勝手。最悪、こちとら最強無敵!

 
 
まぁ、でも雄治は、あんまり無茶させると末代までネチネチ言うしな。

未だに、数年前に冬の新潟まで雄治と5人くらいでヒッチハイクで旅した時の還りに
雄治ひとりを新潟の街道に置き去りにしてきたことを恨まれるよ。

マゾ加減のわからん奴。


※“カメラ雄治”佐藤雄治から『写真に写る時はいつもスマイルで』の薫陶よろしきを得る

※07.10.15加筆修正

投稿者 多苗尚志 : 2007年9月 1日 08:43編集
[ 岩下拓伝佐藤雄治伝出世魚の如くあだ名の変わった友たち友から薫陶よろしきを得る ]

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