出世魚の如くあだ名の変わった友たち

07.12.26 水曜日

サプライズは確実に進攻する2

みんなはカフェに集合して寄せ書きを書いている。

己は「じゃ征ってくるわ」と言って“幕府”に潜伏。

なんにも気づいてない“幕府”の

“ちくび”吉田秀樹
“必要不可欠なオールマイティ娘”佐藤あい
“魅せる雄大な背中”鈴木大山

まぁ、そりゃ気づかないわな。


※このエントリをもって、佐藤あいのあだ名が“シュガ子”と“必要不可欠なオールマイティ娘”の2つに増える。

投稿者 多苗尚志 : 20:04
[ 吉田秀樹伝鈴木大山伝さとうあい伝出世魚の如くあだ名の変わった友たち ]

サプライズは確実に進攻する3

MTGから店に移るまでに梶山啓介がフライングで飛び出してきて
己が連れていた“幕府”と出会いやがる。

『アホゥが!』

偶然の出会いという装いで己もみんなと一緒になって驚いてみせて
なんとか事なきを得る。

これでバレないと言うのはよっぽど心当たりがないということだな。

まぁ、そりゃそうだ。

「己の友達の店」という店で“魅せる雄大な背中”鈴木大山、“ちくび”吉田秀樹、
“必要不可欠なオールマイティ娘”佐藤あい、“通訳美少女”脇坂理永と5人で
呑んでいると

“つぶやき熱司”上杉篤司と“ましゃこ”大野雅子が腕を組んで登場。

己もそっちの動きは聞いていなかったので
この2人が「カップルを装っている」と気づくのに
いくらか時間を要した。

やっと気づいて、理永嬢に「え?ふたりってつきあってたの?」とか小声で問いてみせたりする己。

理永嬢、意外と呆然。笑。

吉田秀樹はなぜか2人をかばって「いや、今日webの打ち合わせなんだよな」を連発。

その言動の意味がわからん。笑。


しばらくすると、

“メゲない無邪気”内藤博之
“昨日の自分に勝てる気がする”万膳園子
“がちゃぴん姫”宮下麻里
 梶山啓介
“慧眼少女”西村友恵
“スープ涌きいずる泉”大木いづみ
“だからあなたも、ね。”斉藤理奈
“あちこ”町田明子
“デーラ”小野寺洋毅
“ひげたかし”大槻貴志
 宮川美菜
 関本華子
 橋本賢
“ももいろじゅんご”小川順子
“壁に隠すキレ味”早田安里
“め組の班長”山中恵珠
“言い知れぬ存在の心地よさ”柳慎太郎
“道を見据えるア・シンメトリー嬢”北川英里奈
“斬虚娘”永野幸
“熱血博多男児”豊田庄吾
“玲々たるバンビーナ”武山玲子
“だまんちゃの女”岡田真希子
“藍田玉を生ず”五十川藍子
“こばちゃん”小林洋平

が大挙して店に入ってくる。

「は?は?」と戸惑いまくる“幕府”

後日談で「夢をみてるかと思った」とまで鈴木大山に言わしめた場面だ。


まだ意味が分からない“幕府”=事務局の皆様を尻目にプログラムは進攻していく。

庄吾氏力作のビデオが用意される。

“白いハヤブサ”森村ゆきに借りたプロジェクタは結局使えなかったので
庄吾パソコンをみんなが覗き込むことになった。
(後でゆきちゃんに聞いたところ「だから尚志、リモコンじゃないと電源入らないって言ったじゃん」)(言われました)

音は大丈夫。

スピーカーを用意してある。

OK?OK?用意できた?

まだなにがなんだか分からない事務局の皆様

「じゃ、事務局感謝サプライズ始めましょうか!」

“ムーブメント団体”パラサイヨ(※パラサイヨとは)70傑
を見事にまとめあげてくれている事務局に対し、サプライズの感謝会を用意したのでした。

事務局ひとりひとりに寄せ書きの色紙を渡す。


もちろん、己たち事務局に感謝してるさ。

当たり前だろ。

でも、悲しき想像力の欠如というかね、そうしたものはどうしてもあって
事務局、班長、班員とそれぞれ立場が分かれると
それぞれ別の考え方をしてしまったりすることがあるのも事実だ。

気持ちはちゃんとカタチにして伝えないとね。

ああ、そうだね。色紙を渡したら事務局それぞれからも一言もらった方がイイね。

柳慎太郎はいつも、己の段取りの甘いところをさりげなくフォローしてくれる。


渡し終わった後は

「今年はもう会うことがないと思われたパラサイヨメンバーによる幻の忘年会を楽しみましょうか!」

“ゆかっち”菊地友香
“及び腰な賢者”新保輝之
“アタル兄さん”丸山中
“まいっちんぐ”野村真知子
“ミニミニ先生”武藤美枝子

も途中から参戦。

来れなかった事務局メンバー“ミス内助の功”千代田綾佳にも電話越しに日頃の感謝を伝える。


12月16日に
内藤博之と己で事務局サプライズを考案。

ひろとのタッグは初

“サプライズ先進団体”とも呼ばれるパラサイヨにあって、
ひろと己の超一流サプライザーがタッグを組んだならば
華麗に完璧にキメなくてはならない。


うまくいきまちた。

特にサプライズ慣れしている吉田秀樹と鈴木大山に響かせることができたのがよかったです。


※このエントリをもって大槻貴志が友いるKIに入伝しました。
※“メゲない無邪気”内藤博之とプロジェクトタッグを組むのは初
※千代田綾佳に“ミス内助の功”のあだ名が生えました。

投稿者 多苗尚志 : 02:26
[ 西村友恵伝吉田秀樹伝小川順子伝早田安里伝武山玲子伝北川英里奈伝内藤博之伝鈴木大山伝武藤美枝子伝脇坂理永伝斉藤理奈伝新保輝之伝山中恵珠伝大木泉伝上杉篤司伝万膳園子伝柳慎太郎伝宮下麻里伝さとうあい伝宮川美菜伝橋本賢伝町田明子伝野村真知子伝小野寺洋毅伝千代田綾佳伝丸山中伝こばちゃん伝大槻貴志伝出世魚の如くあだ名の変わった友たち君と己との初体験記録 ]

07.11.22 木曜日

清水宣晶という凄さ

「多苗君は自由でいいね」と言われることがよくある。

確かに己は自由だ。


だが、それはすべてを捨てられる自由に過ぎない。

己は、いざとなれば会社を辞めるのも無一文になるのもなんら問題はない。

だが、それはいくらでも手放してみせるぜ、というだけに過ぎない。

低次元なレベルが横たわっているだけだ。

相応に金も亡くなっていくだけである。


「会社という組織の論理に従わなくてはならない」
「自分で自分の時間を自由に使うことはできない」

この命題を憎み、徹底的になんとかしようと思った倭(おとこ)こそ
“スピードの哲人”清水宣晶である。

彼は一般企業に2年間勤め、ほとんど休み返上で頑張って働き、
自分で会社を興し、自分の仕事を自分で創る。

クライアントや社員に縛られないようにシステムをきちんと整備する。

働かなくてもお金が儲けられるなんて輩が増えているようだが
彼は、仕事のよろこび、社会貢献を損なうことなくお金を稼いでいる。


彼の仕事はIT分野であるため、パソコンとネットさえあれば
トルコだろうがフランスだろうがなんの支障もない。

お金の貯えもあるため、友達がきまぐれに
「台湾でも征こうか」と言ってきても
「ああ、いいね」とひとつ返事で応えられる。


その分、仕事を頑張る時は相当な勢いで頑張る。
常に会社がどうなるか分からないプレッシャーの元、働き続ける。


金だけならある。
時間だけならある。

だが、両方もっている者は、まずいない。

更に志と社会貢献を持っている者となるとまさに稀少。


清水宣晶は本当の意味で自由人。

“光速の自由人”だ。


※清水宣晶は最高の友です。

投稿者 多苗尚志 : 08:57
[ 清水宣晶伝出世魚の如くあだ名の変わった友たちエピソードからみるその人の魅力 ]

07.09.01 土曜日

2007年07月現在で宝塚歌劇団の最多公演数を誇る演題はなに?


何年かぶりに“くそ雄治”佐藤雄治の部屋にいって
芸術の話など楽しむ。

雄治もきっちりプロのカメラマンになった。

この部屋で、映画や小説について語っていると、
過去と現在と未来が入り混じって涅槃な気分である。


雄治は昔は、先ほどの家族団らんの時もなんか余計な一言をいって
いじけた雰囲気を醸していたものでずか
今ではすっかり大人になって、ひろきのオイタも黙ってみつめているあたり
いとあはれ。


“蚊トンボ拓”岩下拓も鼻くそから蚊トンボに昇進したので
雄治君もそろそろ“くそ雄治”から“カメラ雄治”に昇進。

 
拓よりも多少テキトーな感は否めない。


遅くなったので還ろうとすると“カメラ雄治”佐藤雄治が
駅まで己を送っていくという。

別にひとりで還るからいいよと言ったが、
いやいやいやと言うので、お供を赦す。


佐藤家から王子駅までの道のりを雄治と歩くのはこれで何度目だろう。

現在のことをくっちゃべりながらも、色々な思い出が蘇る。

当然、吉野家の前を通るわけだが、
佐藤雄治と歩く場合、大概、「お腹が空いてる」時はここの吉野家に入らないが
「お腹がいっぱいな」時は入る歴史がある。

この雄治もまた「無駄のロマン」を解する俳人でしてね。(廃人か)

 
刹那、吉野家の前で見つめ合うふたり。

「いやいやいやいや…」

さっき、おいC肉をたらふく喰ったばかりじゃないですか。

せっかくご馳走になったんだし、わざわざ金を払うのもバカらしいし。
 


雄治曰く「どんな時でも写真に写る時はスマイル」

後で、あーこの時楽しかったんだぁと自分を騙せればそれでいいじゃないですか、
という彼の哲学。悪くないネ。(友からの薫陶)

不自然じゃない笑顔なのでよしとするよ。

 
あ、それでお前さっき魅せてもらった旅行の写真全部が笑顔なのか。

まぁそれもよし。


吉野家を出るとちりめん亭がある。

これまた雄治との歴史において

吉野家の後にココイチに入り、
ココイチの後にちりめん亭にいくという「チェーンコンボ」という苦行が
いつも横たわっていた。

 
雄治をちりめん亭へと引っ張り込むが
「いやいやいや!」と強い抵抗に遭う。

 
駅に着くと
「あーあ、昔の多苗さんと比べて引き込む力が全然違いましたよ。
 昔は有無を言わさずって感じがあったのに多苗さんも丸くなったなぁ」
 
 
年月を経て確かに己も丸くなったのかも知れない。

昔の己を知る者から丸くなったと言われることも少なくない。

まぁ、愛を知ったからなぁ。(遠い目)(いや、女性関係だけじゃなくネ)

 
まぁ、己の直感をすべて信じて進んできた今の己が己の正解なのだ。

これが多苗尚志、これがベスト!

ついてくるもこないもお前の勝手。最悪、こちとら最強無敵!

 
 
まぁ、でも雄治は、あんまり無茶させると末代までネチネチ言うしな。

未だに、数年前に冬の新潟まで雄治と5人くらいでヒッチハイクで旅した時の還りに
雄治ひとりを新潟の街道に置き去りにしてきたことを恨まれるよ。

マゾ加減のわからん奴。


※“カメラ雄治”佐藤雄治から『写真に写る時はいつもスマイルで』の薫陶よろしきを得る

※07.10.15加筆修正

投稿者 多苗尚志 : 08:43
[ 岩下拓伝佐藤雄治伝出世魚の如くあだ名の変わった友たち友から薫陶よろしきを得る ]

07.08.19 日曜日

故事成語の題材は本当に史実だろうか?

“イタリア系ハンサム劇人”黒澤世莉の芝居の空間にまだまだいたかったのだが

“鼻くそ拓”岩下拓の実家で食事をすることになっていたので
泣く泣く劇場を後にする。

家までの道での拓との会話。

「多苗さん。つまり、今日の舞台はなにが言いたかったんですかね。」

あ…。

そうね。

君は、ああいうのはわかんないか。

もっと単純なコメディーとかで誘えばヨカッタネ。

ごめんごめん。

わかんないなりに文句を言わず、ずっと己についていた奴に賞賛を送りたい。

岩下お母さんが料理を作って待ってくれていた。

相変わらず岩下家の食卓はメニュー豊富・激ウマだ。

家庭料理の尊さがよく分かる年頃ですよ。

これと同じくらい満足できる食卓につこうと思ったら
外食だったらやっぱひとり一万は超えるだろうなぁ。


拓が中国から還ってきて以来、就職活動をしていた。

中国の日本法人の会社で営業をして、それなりに経験と成績を修めていたが
それでは満足しない奴がいた。

イチから日本でビジネスを学びたい。

奴の就職活動中の自己プレゼンテーションファイルをみせてもらったり
食事しながら奴の考えを聞いていると
非常に自分の人生に真摯でどん欲な彼の姿が己をとらえて
己は軽く感動してしまった。

すばらしき我が弟よ!(こういう時だけ弟)

今まで“鼻くそ”と呼んでいたがこれからは

“蚊トンボ”と呼ばせてもらう!

無機から有機へ。

あり得ないレベルアップだ。

今後も出世魚のように頑張るように。

演劇とか物語とかも、もう少し分かるようになってもいいかもしれないぞ。

投稿者 多苗尚志 : 19:43
[ 岩下恭子伝岩下拓伝黒澤世莉伝出世魚の如くあだ名の変わった友たち ]

07.08.03 金曜日

多苗尚志のサシ呑みクエスト53 岩崎久美

その女とは5年前に知り合った。

自信のない女だった。

「私はダメだから。私はダメだから。」

世の中に弱者と強者がいるとするならば
その決め手は自分で自分をどう思うかにかかっているのではないか。

その意味で彼女は弱者であった。

己からは彼女を弱者だと思ったことはない。
ただ自分で自分は弱者だからと言ってきかないものだから

「はぁ、そうなんですか。」としてきた。


5年のつきあいにして初めて彼女とサシで呑む。

"コンプレックスを太陽に変えるひまわり"岩崎久美とだ。

彼女は"夢プロデューサー"和田清かと共に有限会社私には夢があるを経営している。

5年前、まさにこれから起業をせんという和田にくっついていき
以来、和田から仲間からお客様から数々のダメ出しを喰らいながらここまでやってきた。

彼女には自分はダメなんだという前提と
ダメ出しはすべて正面から受け止めるという姿勢があった。

いつしか彼女は輝きをみせて、自分の言葉をつむぐようになっていった。


初めてのサシ語り。

存分に岩崎久美という人を魅せてもらった。

すごい、と思った。

彼女の話は、これまでの失敗と経験と対策の宝庫。

そして更にすごいと思ったのは
彼女は、私には夢があるの社長に就任している今も尚

「私はダメだから」

と言い続ける。

い、一貫している...。


成功者と呼ばれる人間たちは「謙虚」を目指すという。

だが、ふとした拍子に私が、私がと我が出てきて
「いやぁ、まだまだですな」などとのたまう。


岩崎久美は!

謙虚を目指すなんて話自体がお笑いかのようだ。

最初ッから謙虚なんですから。

彼女の場合、謙虚なんて、言葉自体浮いていて意味がないかもしれず、
だが、しかし彼女こそが謙虚の意味じゃないか。

痛快ですらある。

己は彼女をみていて「ロードオブザリング」を思い出した。

伝説の魔法使いや、弓の巧いエルフや、力強い剣士といった英雄たちがひしめく中
世界を滅ぼす魔力を秘めた指輪を手にすることができるのは

ただの人間よりも弱いとされる小さなホビット。

彼女はそれだ。(ホビットなの!?)

敬愛すべき"弱者のカリスマ"


彼女は、己には絶対真似できない方法論で人生を渡っている。

この女がスゴい


※岩崎久美は最高の友です。

投稿者 多苗尚志 : 04:19
[ 岩崎久美伝出世魚の如くあだ名の変わった友たちエピソードからみるその人の魅力多苗尚志のサシ呑みクエスト ]