高須多明伝

07.06.22 金曜日

曙光のエクリプス

(君がタイトルって言葉を覚えたのはいつ?ファミコンからじゃない?)

“はやはやなはやや”吉田隼人家で呑むことになった。

“及び腰な賢者”新保輝之(もがいの)と3人で。

もがいのと己が2人で対隼人用の企画を練り、
それを隼人家でやろうということになった。

それを4月頃、隼人に仕掛けたのだが、その当日、隼人突然の発熱でオジャン。

今、思えばそれは彼一流の防衛本能だったかもしれない。

んで、今日に再び、己がその仕掛けをかまし、今度は隼人も発熱しなかった。


己はそいつと会おうと思ったなら10ヶ月かけてでも、必ず会う。

これは己の友人“ハッピーでスローな人間力”高須多明に学んだ技なのだ。

名付けて「ジュッカゲツカケテデモカナラズアウよ」(21世紀初頭ギャグ)(“よ”に苦労しました)

さて、もがいのはああ見えて結構、小粋にあうんの呼吸がわかる倭で
その辺は己も信頼を置いている。

今回の企画にはプレイステーションが必須なのだが
奴なら当然もってきている。

と、思ったらもってきてねんだコレガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア

当日の朝にもがいのに「アレよろしく」とメールすると
会社を出た頃の夕方に「え?知らないよ?」

「え?知らないよ?」じゃねぇよ
「え?知らないよ?」じゃねぇよ

二回で止めとく。

アホかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ

己は自転車が撤去された時より不安になってのたうちまわった。

え、それ意味無いジャン。今日という日が意味無くなるジャン

もがいのと電話がつながる

「おめ、持ってきてねぇってどういうことだよ!」

「しーらねーよ!」

「今日という日が意味無くなるだろがこのダボスケ」

「し~るかよ!」

逆ギレはなはだ。

自分の立場が弱くなった時のもがみ氏の人格は、脱皮したてのアメリカザリガニの様にぷにぷにだ。

ガッカリですわ

久々に胸にぽっかりガッカリですわ

東横線在住者の
“正統な異端者”森村隆行、“白いハヤブサ”森村ゆき
“昨日の自分に勝てる気がする”万膳園子
本田温志、“三位一天使”本田三佳
“夢プロデューサー”和田清か
に電話するも、誰もつながらない。

勢い余って“藍田玉を生ず”五十川藍子、“イタズラスナイパー”奥村真一、
“控えめな一級士”中上俊介、“淫靡な淑女”有馬友恵に
電話してもダメ。つながってもダメ。みーんなダメ。


プレイステーションを1日だけ貸してくれよ!


そもそも、絶対持ってる“スピードの哲人”清水宣晶が
今日から仕事でアメリカに征ったというのが、この日のダメッぷりを鋭角に表していた。

ダメなものはダメ。ダメッダメッダーメ

どないすんねんお前!

どないなっとーんねん

せやから、己は中古ファミコンショップで買うことにした。
プレステ君やらメモリーカードちゃんやら一式。

そしたら2万くらいなるて。

一晩で2万て食事以外では使ったコトないよ己。

でも、やるの。もがいのにもメールで打ち明けた。

6月の雨が己をシトシトと撃つ。

そしたらもがいのから電話で「やめとけ。絶対買うな」と。

しょんぼり。

清水宣晶氏がいないのはデカイ。

彼がいたら絶対これは遂行出来たし、よりによって今日からいないのがおかすい。

でも、征き場のない万札を抱えて己は

酒を一万円分買う事にした。

必死こいて酒をもっていくとテーブルには既にもがいのが着いていて
『君とは秘密を共有しているが、まぁ今回は俺が悪いワケじゃないよな?
 ん?なんでそんなに酒買ってんだ。呑めねぇだろーよ、呑めねぇだろーよ3人じゃそんな』
という顔をしている。

結局、ウィスキーと焼酎とワインは口もつけられず隼人家の蔵酒になったよ。

隼人は、隼人でなんにも知らず、もがいのと己をもてなす男の料理をつくってくれていました。

君のもてなしが痛い。

結局、倭3人でなんとなーく語ってるところに隼人弟の吉田しんのすけが現れ
4人でNINTENDO64を始める。

オカアサンヨシダの“マザー照れるさ”吉田真知子が
『男の子って何歳になってもファミコンなのね』と見守る中、4人で白熱。

己もこんなつもりじゃなかったのにと白熱。

やったらやったでメチャ面白いというダメ男的末路に溶けていく。

投稿者 多苗尚志 : 16:54
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07.01.08 月曜日

かずの新年会


“ハッピーでスローな人間力”高須多明(かず)の新年会に出席。

早稲田。

以前、かずと3人で呑もうとして未遂に終わったシルビアちゃんに初対。

ステキな方でした。

かずの中学からの友人という鈴木公理氏に初対。

非常に礼儀正しく好感が持てる。

己は、初対は礼儀正しい人に好感をもつ傾向がある。
かといって慇懃は無礼でなくてもつまらん。

※このエントリをもって鈴木公理、シルビアが友いるKIに入伝しました。

投稿者 多苗尚志 : 23:47
[ シルビア伝高須多明伝鈴木公理伝 ]

06.09.04 月曜日

多苗尚志のサシ呑みアンバサダー 21 高須多明

"ハッピーでスローな人間力"高須多明(かず)と呑む。

シルビアちゃんていうかわいらしい外国人の女の子を連れてきて3人で呑もうって企画だったのに
着いたら

「あ。仕事で来れないって。」

来ないってさ!

その場オンサイト的にサシ呑みに展開する。

かずはホント気持ちいい奴なんだよね。

スゲェ年下だけど、タメ口利かれてもムカつかないし。

上野。

女の子ばっかりの店でギャハギャハ爆笑し合ってた。

今日はね、サシ呑みの最中にすごい感覚があったよ。

本人にも言ってないけどね。

「こいつ...。己かもしれない。」って思ったよ。

そういう感覚、わかる?

投稿者 多苗尚志 : 18:11
[ 高須多明伝多苗尚志のサシ呑みクエスト ]

06.07.15 土曜日

ア コモンビート

“ふらふらライター”基太村明子が核で頑張っているNPO法人コモンビートのミュージカルを“藍田玉を生ず”五十川藍子と観に行く。

“不可拘束”辰野元信も出演するというじゃないか。

会場には大ちゃん、“ハッピーでスローな人間力”高須多明も来ていた。

投稿者 多苗尚志 : 18:50
[ 大ちゃん伝基太村明子伝高須多明伝五十川藍子伝辰野元信伝 ]

06.06.23 金曜日

カズに誘われて

己は気にしないようで、歳の上下関係を気にする。

年下が己にタメ口を利いてくるのは基本的に許さない。

そいつに己は尋きたい。

「年下のお前が己とタメ利くのは、人間的か能力的に己に訴えるものがあるつもりなのか、
 己とは人間関係を構築しないつもりなのか、どっちだ?」

かといって己は上に対して不敬である。

ご都合主義でよろしく。

 
人間的か能力的に飛び抜けたものがある奴は許す。


すなわち“ハッピーでスローな人間力”高須多明は許す。

 
奴は確かまだ25にも満たない若造だが
タメ口を許す。

奴とはクラブで会った。

そんとき奴はガキもガキ。

高校生だったよ。

奴には2つ伝説がある。

ひとつは、クラブで会ったきりメールでちらほらとしかやりとりがなかったが
「己とサシで呑みたい」といってくれてから10ヶ月後に呑んだ。

こっちの都合が合えばあっちが合わず
じゃあ、この日で、と決まったこともあったが
仕事が入ったり風邪をひいたり。

それでも、10ヶ月の間、1ヶ月に1回はメールで約束し続け、遂に10ヶ月後に呑んだ。

三顧の礼も真っ青だ。

もうひとつ。

彼は足立区に住んでいる。

己の携わっていたマラソンイベントが調布であった。

己の告知に対し、奴は、その日、友達の結婚式で、スピーチをしなければいけないからということで
欠席の通知をしてきた。

マラソンイベントの集まりが悪く、己はもう一度、本気を乗せて告知した。

奴は、己の告知文に感激したと言って「征くよ」という。

朝の八時に調布に来て、マラソンに出るのではなく、大会の参加費を払って、
マラソンの準備を十時まで手伝って
十時から表参道の結婚式に向かった。

しかも恩着せがましさはまるでみせず終始笑顔で手伝ってくれた。

この人間力に己は感動する。

カズに
「宇宙をテーマにしたミュージカルがあるんだよ。きっとイイよ!ひさしもいこう」
とタメ口で誘われて
己はあまり興味がなかったけれど
カズが誘ってくれるなら己は征くよ。



投稿者 多苗尚志 : 02:10
[ 高須多明伝 ]

06.05.14 日曜日

PARASAIYO CUP 2006

遂に当日を迎えた。

1,000人のマラソン大会だぜ!?

すごすぎる。

もちろん改善点はいっぱいある。

しかし、言わせて頂きたい。

今回、PARASAIYOという可能性の凄さを再認した。

この言葉は自分が属している団体に対する身贔屓の意味と
PARASAIYOというシステム(ボランティアである。学生のオナニーではなく、一線の社会人の団体である。参加者に感動レベルを提供している。社会を変えるムーブメントである。)に対する客観性を込めて述べるのだ。


(町が出来ている)(みんな青でちょっと宗教っぽい。笑。)

クラブで1,000人集まるイベントをやるのとは根本的にワケが違う。

その違いは、イベント終了後の感想において顕著である。

クラブイベントおよび9割のイベントと呼ばれるモノは、オーガナイザーと来場者がいて
オーガナイザーが「来てくれてありがとう。」
来場者が「呼んでくれてありがとう」という旧来の二元論体質の域を出ない。

PARASAIYO CUP 2006は「わかちあう感動」をテーマとしている。

ボランティアが頭で考えるものではなく、体験してみないと分からないように
わかちあう感動の概念も頭ではわからない。


わからないのだが、話を続けると、このイベントにおいては来場者がランナーであるからして主役なのだ。

主役には10km20kmのランというある程度のチャレンジが存在している。

それゆえオーガナイザーと来場者が「感動を分かち合ってくれてありがとう」という相互の地平に立つことが可能なのだ。

ここが一番のポイントだ。

来場者が主役となって、ある程度のチャレンジが存在する条件を満たす。
ならば、また別にマラソン大会をやればいいのかというとそうではない。

そこから更にPARASAIYO CUPのバックグラウンドにあるボランティア精神が大きな違いをもつのだ。

クラブイベントでもマラソン大会でもダメなの。

PARASAIYO CUPじゃなきゃダメなの。

まぁ、内部の者がいくら朗々と語っても仕方ないし、長くなるので割愛するが
展開して強く言いたい事は

情報社会における「共有体験」という重要なキーについてだ。

現代はとかく分かった風に成り得過ぎる。

みれば分かるか?
考えれば分かるか?

そんなことはないのだ。

いまや
映像も音もやり方も考え方も成功の仕方もシアワセの成り方も自由の成り方も

感動すらも与えられる事に慣れ過ぎてしまっている。

情報のトレースに過ぎない。

教科書の検証に過ぎない。

「亜鉛を硫酸に入れると水素が発生する」って教科書にあって
そのまんまやって「あ、ホントだ」って楽しいのかよ、それ!

だから、己たちは渇いてるんじゃないか?

だから通勤電車でそんな暗い顔をするんじゃないか?

お前が主役になれ。

感じるんだ。

そして、折角感じても1人で分かってるだけじゃダメなんだ。

大事なのは他人と感じ合うことだ。

だから、家族がいるんだろ?恋人がいるんだろ?

だから友達と生きるんだろ?

同じ日に同じ天気の下、同じコースを走って、同じゴールにたどり着いて。

表現する言葉はみんな違うけれど、でも今日絶対おなじものを感じている。

友のいる人生KIなんか読むな!(じゃ書くな!笑。)己に会いに来い。イベントに来い!

 
己の誘いに応えてPARASAIYO CUP2006に参加してくれた友よ
感動を分かち合ってくれてありがとう。
己の誘いに「いけなくてごめん」って返事をくれた友よ
感動を分かち合う片鱗をありがとう。

あの日あの場にいた友人たち
PARASAIYOメンバー
“静かなる熱血博多男児”豊田庄吾
渡邊とし子
“小さな巨人”蓮見太郎
“カラテカ”鴻池貴光
“スローでハッピーな人間力”高須多明
駒込大祐
古賀大育
“マネジメント天将”千秋毅将
“パヒデ”馬場英行
皆黒友彌
“控えめな一級士”中上俊介
“目覚める高校生”真部達成
“浅黒い魔人”登坂宗太
“魔人の母”・“鉄の女”登坂静子
“独立独歩”郭翔愛
“度胸・愛嬌・高原響”高原響
吉田丈治
坂井直人
“情熱の歌い手”小橋寛子
“さっそうとおおきくかまえてりんとしている”太田沙織
小竹望
原陽太郎
内沼直美
“絶対笑顔”茂木千尋
“CANDY ROCK”神田恵介
“スピードの哲人”清水宣晶
“不可拘束”辰野元信
松村洋祐
出口孝浩
岩下好夫
岩下恭子
岩下かおる
三好美加
関沢光一郎
“淫靡な淑女”有馬友恵
“キダム”貴田真由美
“プニプニピノコ”中野美和
“岩武士”村上武士
“NO LIMIT”喜安克敏
林淳平
山西礼子
松本社長
“ビビリペンギン”武藤貴宏
“ふらふらライター”基太村明子

投稿者 多苗尚志 : 01:31
[ 松村洋祐伝内沼直美伝真部達成伝皆黒友彌伝太田沙織伝基太村明子伝高原響伝小橋寛子伝山西礼子伝三好美加伝茂木千尋伝小竹望伝渡邊とし子伝馬場英行伝神田恵介伝山田陽明伝豊田庄吾伝村上武士伝佐々木孝仁伝中上俊介伝高須多明伝鴻池貴光伝郭翔愛伝松本社長伝喜安克敏伝林淳平伝出口孝浩伝古賀大育伝吉田丈治伝坂井直人伝関沢光一郎伝駒込大祐伝岩下均伝岩下かおる伝岩下好夫伝岩下恭子伝蓮見太郎伝原陽太郎伝清水宣晶伝武藤貴宏伝有馬友恵伝貴田真由美伝千秋毅将伝中野美和伝辰野元信伝登坂宗太伝登坂静子伝PARASIYO伝 ]

05.05.09 月曜日

遂に高須多明!

“めげない笑顔”高須多明が来庵。

この漢はスゴイ。


映画KillBillで、殺陣指導をしたという集団がいた。
その集団がクラブイベントで殺陣を披露するというので
己はそれに征った。

殺陣はいいが、客入りの少ない冷えたイベントだった。

「指導しますので誰かやってみませんか?」という
オキマリの展開になるが

誰も名乗り出ない。

誰も出ない中、1人の漢が「じゃあ」って、うれしそうに出てきた。


そのイベントは音楽もあまりよろしくなく
踊れもしないし、なんだかなぁというイベントだったが
己はそいつが面白そうな奴だと思い、声をかけた。

クラブで女の子じゃなく漢に声掛ける己もなんだかなぁって感じなのだが
その漢こそが高須君だった。

高須君は、浪人生で受験中だという。

受験中でクラブきちゃったらなんだかなぁと思っていたが
その後、大学は受けないことにしました。というメールが来た。

それが冬で時は流れ04年の9月にポッと彼からメールが来た。

「お元気ですか?お会いしたいです。」

悪いがその頃、己は元気じゃなかった。

人に会いたい気分ではなかった。

予定が合わないみたいなことを言ってると

10月にまたメールが来た。

いや、会えないと言ってると

11月、12月…

半月に一通くらいのペースでメールが来る。


声を掛けたのは己の方からだったが
たかだかクラブイベントで一回ちらっと話をしただけだ。

それで4ヶ月断られてもまだあきらめない。

己ならせいぜい3ヶ月であきらめる。


こいつは面白い。


1月に少し余裕ができて、いや全然無いんだけど、敢えて余裕として
会おうということになり、日取りが決まったが
少しして彼の都合が悪くなった。

2月に延期。
今度は己がドタキャン

3月に己が2回ドタキャン。

そして

今日、やっと会えた。


ふたりとも実は相手がどんな顔だったかよく思い出せないくらいに
なっていたが

まるでめげないような笑顔の奴だった。


なんでそこまでして己に会いたかったのかと聞いてみたら

「ホームページをみて、この人は絶対面白いと思ったから」だそうだ。


酒を喰らって笑いあった。

銭湯にも征った。
初のサシ呑みで銭湯に征くのは初めてだ。

己もなにか応えたかったのだ。
 
 

 
 
 
 
月曜なので銭湯は休みだった。

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投稿者 多苗尚志 : 18:08
[ 高須多明伝永福庵来庵帳 ]