辰野まどか伝

08.12.28 日曜日

第10回王星の忘年会

こいちゃー鍋が予想以上に楽しかった分、こっちに着くのが遅れてしまった。

"凛とした覚悟"辰野まどかにブゥたられた。

いやースマンスマン。

"柔らかい頭領"佐藤孝治はきちんと時間通りに来ていて
こういう人が社長というのは信用がおける。

"タイランドプリンセス"山本透子もタイから駆けつけていた。

恒例の忘年会である。

かれこれ十年続けているハズである。

己は今年は会社の忘年会すら出席できず、忘年会ゼロだったのだが

やはりここで1を稼ぐのだった。


大学時代、王子という地に集まった仲間たち。

当時は長らくルームシェアをしていたが

今はもうほとんど会うことがない。

"伊厨紳士"山本慎弥に至ってはホント、この忘年会ごとに会っているだけだ。


今回は自分の時季も考えて、出席しない選択肢も考えた。(言い出しっぺながら)

だが、こうして出席してみると
やはり大きな気づきを得ている。


思い出の共有という力の強さを改めて痛感させられる。


コミュニティを作るのはその構成員である。

これは社会にも世界にも同じ事が言えるが。

コミュニティの価値を高めるのはメンバーの輝きであるからして

もっともっと頑張りたい。


さりげなく出てきた慎弥のパスタがメチャクチャうまい。

本当にヤバい。

家庭でこんな味が出せるとは知らない。

投稿者 多苗尚志 : 00:06
[ 佐藤孝治伝黒澤世莉伝千秋毅将伝辰野まどか伝山本透子伝山本慎弥伝 ]

08.12.27 土曜日

宇宙勉強会

木戸寛孝と"クールな熱"藤沢烈主宰の勉強会に赴く。

色々勉強ンなった。

石山喜章さんと初対

他にいたシト
"巧速の自由人"清水宣晶
山崎繭加
"柔らかい頭領"佐藤孝治
"チェーンリアクション"阿久根武
尾関茂雄
属健太郎
"凛とした覚悟"辰野まどか

※このエントリをもって石山喜章が友いるKIに入伝しました。

投稿者 多苗尚志 : 12:17
[ 山崎繭加伝佐藤孝治伝藤沢烈伝辰野まどか伝尾関茂雄伝属健太郎伝石山喜章伝木戸寛孝伝阿久根武伝 ]

08.12.04 木曜日

あなたに会うのです

木戸寛孝と呑む。

中目黒のカフェにいるからきてくれ、と言われていってみると...

"凛とした覚悟"辰野まどかがいた。

まどかと己は同族なので、なんの驚きもない。

さもありなん。

まどかのご友人の三山貴子さんに初対。


※このエントリをもって三山貴子が友いるKIに入伝しました。

投稿者 多苗尚志 : 21:41
[ 三山貴子伝辰野まどか伝木戸寛孝伝 ]

08.04.18 金曜日

多苗尚志のサシ呑みクエスト82 辰野まどか

"凛とした覚悟"辰野まどかと六本木でサシ呑み。

外国人ばっかりのうっさいバーから

河岸を変えてメチャ静かなバーへつなぐ。

98年に、まどかと初めて出会った時、己は大学二年で彼女は高校生だった。
(この店は六本木にして凄く静かでいい場所だ)

彼女と世界の話をする。
(ワインとチーズはまずい)

彼女は、国連で働いたり世界各国から集まった若者に船上でリーダーシップ研修をしながら世界中を回ったりと文字通りグローバルな方だ。
(食通のまどかはなにも言わなかったが、ひとくち呑んでそれ以上呑もうとしなかった)

思えば、彼女は昔からグローバルとかボーダーレスと云うことをテーマにしていた。
彼女はそうしたテーマをもちつつ、更に「こういう三十代になりたい!」というイメージを
持って20代をガムシャラに駆けた。
彼女は自分の言葉で「崖をおりゃあああって昇り続けて(きた)」と形容した。
(己はぐびぐび呑んでいたがけしてうまいわけではなく、まずいけど液体であればなんでも口に運んでしまうのが己の習性なのだ)

そうした未来のイメージを明確にもつこととガムシャラに駆けるというマインドは
『王子コミュニティ』の文化であり
その出身である"柔らかい頭領"佐藤孝治や"クールな熱"藤沢烈、
"日本国総理大臣"佐野哲史、"復活の闘魂野郎"渡辺エイジなんかにも
顕著にみられるマインドだ。

己はそのコミュニティにあって「無成長&非生産!!」を標榜してきたわけども。
(まどかに多苗さんはワインの味が分かんないんだと思われたらどうしよう)


10年前、海外なんてキョーミねぇと言っていた己が
こうしてまどかとシンパシーをもって「世界」というトピックで杯を交わしているというのはまったくもって極上。

相手の話を受けて、次にくる自分の発話のタイミングを、「そうそう」と、はやる気持ちで待ちながらも、思考のバックグラウンドで『己はワインの味が分からないわけじゃないんだぜ?』と心理戦を交わしているのがまた熱い。


まどかは「世界にもっとノマド(≒遊牧民)的な生き方をする人が増えるとイイ」というビジョンを熱く語り
「既にノマドとして生きている多苗さんはステキだわ!」と評してくれる。

ノマドとして生きているのか、ノマドにならざるを得ないのかの線引きは己自身、非常に微妙なところなのだが。

たつのまどかという自分の名前にノマドが入っていてうれしいというまどか。

己も我こそ世界自身ですよ。

極上の呑みの相手はその存在だけで尚[とうと]い。

※辰野まどかは最高の友です。己はまどかと出会えたことを誇りに思う。

投稿者 多苗尚志 : 20:04
[ 辰野まどか伝エピソードからみるその人の魅力多苗尚志のサシ呑みクエスト ]

World's End SUPER NOVA:kururi

まどかの次には“咲花青将”佐藤吉行、“太陽王子”岩下均と呑む約束があり
同じく六本木で待ち合わせていた。

この3人は同い年。

吉行は韓国、タイ、スリランカなどを仕事で回っており、均はカンボジアをフィールドに仕事をしている。

やや局所的ではあるが、なんだかワールドだよ。

投稿者 多苗尚志 : 19:45
[ 岩下均伝佐藤吉行伝辰野まどか伝 ]

07.12.30 日曜日

王星の忘年会

表参道の辰野邸で
毎年恒例の『王星の忘年会』を開催する。


昔、王子という地で共にルームシェアをしていたメンツで集まっての
忘年会。

皆、1年を通して会うことはほとんどない。

皆、誇り高く馴れ合いでは生きない。

それぞれのフィールドで輝いている。

だが、この日だけはみんなで集まる。


スーパーゲストとして西崎祐樹、むとぅゆーこが登場

“凛とした覚悟”辰野まどか
“みえる…みえるぞ私にも…”本久貴志
“太陽王子”岩下均
“イタリア系ハンサム劇人”黒澤世莉
“伊厨紳士”山本慎弥
“咲花青将”佐藤吉行
“坊主経産相”星島郁洋
“クールな熱”藤沢烈

まぁ、要するに、円座になってひとりひとり1年を振り返って語るというだけの
シンプルな会なのだが
11人の1年を振り返るのに8時間以上かかるという相変わらずの濃密さ。


みんなきっちり1年を振り返る。

てゆーかみんな立派。

みんな人生が充実してる。

みんなすごいのよ。


己は相変わらず振り返りとか抱負とかがすごく苦手。

話してて自分の話をしてる気がしない。

気持ち悪い。

自己紹介と同じくらい苦手。

今年は自分で幹事を仕切ったのだけど、自分の番が回ってくるのが嫌。

なにかが欠落しているのかも知れない。


※このエントリをもってむとぅゆーこ、星島郁洋が友いるKIに入伝しました。

投稿者 多苗尚志 : 08:33
[ むとぅゆーこ伝岩下均伝佐藤吉行伝藤沢烈伝黒澤世莉伝辰野まどか伝本久貴志伝山本慎弥伝西崎祐樹伝星島郁洋伝 ]

07.05.05 土曜日

よしゆきバースデー

“咲花青将”佐藤吉行の誕生会を“鼻くそ拓”岩下拓の家でやる。

“太陽王子”岩下均と一緒に

食材を買って


拓家で料理。

拓の奥さんの“シン子”シンヴェンも一緒に料理。

彼女の「花椒」を使った本格麻婆豆腐が炸裂。

己は3人に料理を任せて風呂に入る。
己は己で「お宅のお風呂コレクター」としての仕事があるわけだ。

■コラム:お宅のお風呂コレクション
“黄炎社長”森田英一、“夢プロデューサー”和田清か家
自由が丘(前家)学芸大(現家)
“MAHY”吉田秀樹、“藍田玉を生ず”五十川藍子家
久我山(前家)恵比寿(現家)
“吟遊詩人”中西祐、“ギャオギャオなギャオス”長尾好則、“Britz”滝口英俊家
中目黒(現家)
“正統な異端者”森村隆行、“白いハヤブサ”森村ゆき家
駒沢大学(前家)多摩川(現家)
“小さくてもピリリと辛い小岩”佐々木孝仁、“ミノホドシラズソリッド”山田陽明
信濃町(前家)
“ミノホドシラズソリッド”山田陽明
国立(前家)
“幸せを繁らせる梨の木”梨木繁幸
神楽坂(現家)
“日本国総理大臣”佐野哲史
三宿(現家)
“太陽王子”岩下均
王子(実家)西ヶ原(祖父母家)
“スピードの哲人”清水宣晶
自由が丘(現家)
“及び腰な賢者”新保輝之
新丸子(現家)
“淫靡な淑女”有馬友恵
白金高輪(現家)
“若社長”森村泰明
渋谷(現家)渋谷(オフィス)
“大将”池本多賀正
成田(実家)
松村洋祐
沼南町(前家)
丸山晶太郎・丸山耕次郎
沼南町(前家)
吉田学
沼南町(前家)
金房毅・金房智子
沼南町(前家)神戸(前家)
“ロックする詩人”高橋大輔
沖縄(現家)
“部長”川上博重
大森(現家)
“魅せる雄大な背中”鈴木大山
三田(現家)
“度胸・愛嬌・高原響”高原響・“さっそうとおおきくかまえてりんとしている”太田沙織
用賀(現家)
“キン肉パスタ”川島賢一
日本橋(前家)島根(実家)
“雄弁な恰幅”桑原宏史・“よく喋るイイ女”桑原敦子
中野新橋(現家)
“オニイサンオブマツダ”松田能成
野方(前家)
“パヒデ”馬場英行
下井草(前家)
“ミッチー”松浦紀光
早稲田(前家)
“最強弁士”外木暁幸
久米川(前家)
“ケンシロウ”仁藤和良・仁藤ちえみ
中野(現家)
“嬉しい好漢”谷口正俊・“混交の中に光る玉姫”浅田貴世子
目黒(前家)
“不背の伊達漢”塩崎哲也
中目黒(現家)
“ネズミーランドのセクえもん”宮坂善晴
葛西(前家)
“ちゃんこ”太田明日美・“けんたんこ”堀井健一
後楽園(現家)
“静かなる熱司”上杉篤司・“熱Res王子”柳慎太郎・“肴”打越祐介・“巨人”さいとうゆうき
池袋(現家)
“控えめな一級士”中上俊介
目黒(現家)
“独立独歩”郭翔愛
目黒(現家)
“覚醒医師”土方靖浩
名古屋(実家)千葉(前家)
“笑顔の鉄人”澤登正一
代々木(現家)
“復活の闘魂野郎”渡辺エイジ・渡辺直美
大船(現家)
“柔らかい頭領”佐藤孝治
王子(実家)
辰野ゆかり・“不可拘束”辰野元信・“凛とした覚悟”辰野まどか
表参道(現家)
“ヨシダミノル”吉田実・“プリ新”新納美樹
つつじヶ丘(現家)
“親分”市橋亮一
名古屋(現家)
“快男児”村上あらし
上石神井(実家)
“京漢”小林篤
京都(実家)

ふぅ。
エントリーの目的を忘れてコラムに力を入れてしまった。
まだあった気がする。
入ったかどうだかよく覚えてないとこもある。
オススメのお風呂は“吟遊詩人”中西祐(中目黒)と“不可拘束”辰野元信(表参道)
です。(他の人たちから怒られそうだけど。笑。)


さて、風呂からあがると料理が出来ていて

主賓の吉行に加えて、“短眠に秘める決意”村田さやかも登場!


おいしくいただく。

今年の正月ツアーに登場した伝説のクソゲー、すごろくをやる。

また、拓が中国から鼻の長いやかんを買ってきて
それを使ってお茶をそそぐという余興があるので
それをみんなでみる。

本当は頭に湯呑みを載せないらしい。(じゃ、やるなよ)

爆笑でした。

投稿者 多苗尚志 : 15:07
[ 松村洋祐伝丸山晶太郎伝金房智子伝吉田学伝金房毅伝川上博重伝太田沙織伝高原響伝村田さやか伝川島賢一伝桑原宏史伝桑原敦子伝松田能成伝馬場英行伝外木暁幸伝仁藤和良伝仁藤ちえみ伝松浦紀光伝谷口正俊伝山田陽明伝佐々木孝仁伝塩崎哲也伝吉田秀樹伝森村隆行伝森村ゆき伝長尾好則伝中西祐伝池本多賀正伝滝口英俊伝鈴木大山伝澤登正一伝鮫島誠一伝森村泰明伝宮坂善晴伝太田明日美伝新保輝之伝上杉篤司伝柳慎太郎伝打越祐介伝さいとうゆうき伝池本ひかり伝中上俊介伝梨木繁幸伝郭翔愛伝岩下均伝佐藤吉行伝土方靖浩伝シンヴェン伝岩下拓伝小林篤伝村上あらし伝五十川藍子伝清水宣晶伝佐藤孝治伝渡辺エイジ伝藤沢烈伝佐野哲史伝辰野元信伝森田英一伝辰野まどか伝高橋大輔伝吉田実伝新納美樹伝市橋亮一伝辰野ゆかり伝コラム ]

07.03.30 金曜日

セリラジオ最終回

セリラジオというに、ラジオだったりネットラジオの番組名ではない。

原宿、明治通り沿いにあった3坪のバー

“イタリア系ハンサム劇人”黒澤世莉がバーテンをしていて
毎週金曜8時から開かれていた。

3年くらいやっていたかな。

3坪という小さい敷地のため、逆に客同士が仲良くなれて
このバーから生まれた出会いは数知れないだろう。

セラジが最終回を迎える。

“スピードの哲人”清水宣晶と訪店。

冒頭の己にしては珍しく解説的な説明は、
黒澤世莉に捧げている。

彼は万人に分かりやすい説明をちゃんとする。
お客様の紹介もきちんと助けてきた。

無駄な感傷にひたることのない彼は(ひたっていてもそれを表さない彼は)
今日もいつもと同じように立っていた。

彼の隣にはフード担当の野口顕がやはりいつものように立っている。

 
今よりも金がなかった時代、よくチャージ代だけ払って水だけ呑ませてもらっていた。

えりをちゃん、“プニプニピノコ”中野美和、“凛とした覚悟”辰野まどからもいた。

投稿者 多苗尚志 : 18:46
[ 野口顕伝清水宣晶伝黒澤世莉伝中野美和伝辰野まどか伝えりを伝友いる動画 ]

06.12.28 木曜日

王子っぽい鍋1

予備校の仲間とか、大学の部活とか、就職活動の仲間とか…。

ある一時期の濃いい時間を共に過ごした者とは長くつながっていられる。


己の場合、それは王子の仲間である。


大学に入って、大学のイベントで4つ上の"柔らかい頭領"佐藤孝治に出会い、彼が展開していたルームシェアに便乗し、
そこで共に過ごした仲間たち。

年末になれば彼らと一晩過ごしたくなる。

まずは前菜として王子の居酒屋で鍋。

最初の集まりが悪いのは半ば常識。

"クールな熱"藤沢烈
"復活の闘魂野郎"渡辺エイジ
"プニプニピノコ"中野美和
"凛とした覚悟"辰野まどか
と鍋を囲む。

途中で
"浅黒い魔人"登坂宗太と奥様登坂のり子が登場。

一次会は特になんの話もなく「まぁまぁ」って感じ。

投稿者 多苗尚志 : 22:17
[ 渡辺エイジ伝藤沢烈伝中野美和伝辰野まどか伝登坂宗太伝登坂のりこ伝 ]

王子っぽい鍋2

"イタリア系ハンサム劇人"黒澤世莉も連れ、
居酒屋に最終的に集まった連中

"クールな熱"藤沢烈
"復活の闘魂野郎"渡辺エイジ
"プニプニピノコ"中野美和
"凛とした覚悟"辰野まどか
"太陽王子"岩下均
"柔らかい頭領"佐藤孝治

でもって、王子の神社にお参りに征く。

登坂夫妻は還った。


昔もみんなで来たことがあるね。

己は神を信じないので手も合わせない。

投稿者 多苗尚志 : 20:25
[ 岩下均伝佐藤孝治伝渡辺エイジ伝藤沢烈伝黒澤世莉伝中野美和伝辰野まどか伝 ]

王子っほい鍋3

結局、朝まで呑む場、
本番の二次会は、
表参道の"凛とした覚悟"辰野まどか家となった。


今回の企画者である己は、
「王子で集まった意味ねぇじゃん!」とみんなから弾劾される。

まぁまぁ。

折り込み済みじゃないですか。


"伊厨紳士"山本慎弥
"日本国総理大臣"佐野哲史も駆けつけた。

"クールな熱"藤沢烈
"復活の闘魂野郎"渡辺エイジ
"凛とした覚悟"辰野まどか
"イタリア系ハンサム劇人"黒澤世莉
"太陽王子"岩下均
"柔らかい頭領"佐藤孝治
"プニプニピノコ"中野美和

と己で今年は10人ですか。


恒例の今年1年の振り返りと来年の抱負を語る会が
己の口火ながら全自動で始まる。

己は口火を斬っておきながら
「今年か…。転職した、以外に…なんにもなかったな。
 (なんにもないことはないだろ)(いやいや。ええ。)
 …来年の抱負は…頑張ります。」

と1分で終わった。

他のみんなは雄弁に、今年がいかに有意義で、来年の展望はどのように考えていると30分くらいかけて語る。

質疑応答をいれると50分だ!

成長し続ける者たちと成長しない者の明暗がハッキリと分かれた形だ。



朝までずっと起きて全員の話を聞く者、途中で寝る者

まるっきり自由。

投稿者 多苗尚志 : 20:19
[ 岩下均伝佐藤孝治伝渡辺エイジ伝藤沢烈伝佐野哲史伝黒澤世莉伝中野美和伝辰野まどか伝山本慎弥伝 ]

06.06.04 日曜日

8年物の赤ワイン

大学時代、“凛とした覚悟”辰野まどかからその倭[おとこ]を紹介された。

紹介されたといっても直接、己のために紹介してもらったのではなく
まどかと己が一緒にいたグループ全体に彼が紹介されたという感じ。

彼と己はサシで呑んだことはない。

しかし、彼は己の大学時代の一人暮らしの家にも来たことがあったし
現在のルームシェア物件「永福庵」にも来たことがある。

風呂に一緒に入ったことはあるか?

己は一緒に風呂に入ったことがない奴を信頼できない。

どうだろう?まぁいいや、とにかく。

つかず離れずな関係だ。

久しぶりに朝まで語った。

己は徹夜には興味がない。

よっぽどでなければ翌日の効率が悪くなるだけだ。

ならばよっぽどだったのだろう。

まどかと彼と己と3人で呑んだ。

この鼎談は初。

彼を紹介してもらったのが98年だから、8年目にして初の組み合わせだ。

タイミングは力強く実在している。

パーティーのテーブルから赤ワインをひったくって、
パーティーの主役であるまどかをひったくって
そしてゆかりのある彼をひったくる。

タイミングが満ちたことを知ったのだ。

パーティーの喧噪から離れたベランダへ。

みんながいるパーティーで閉じた空間を作るのは反則だと分かっているが
それでも、誰にも邪魔されたくない。

誰にも邪魔されたくないゼイタク。

重厚な金属の歯車がガキッと音をたてて嵌るように
我々3人の会話は嵌る嵌る。

なにかを分かり合っている。

いたずらに留年をし、なにも身に付かないまま職を転々とし、三十歳を迎え、
未だに何者でもなく、それを楽観的でもなく悲観的でもなくただただ見詰め
愛をもって友人と生きることを価値とする己。

大学を卒業して世界を回り、コーチングという概念が出始めた頃に、我が意を得たりとそれを捕まえ、
職とし、そのバックグラウンドを背負いながら新しい教育を模索し、学生に戻り留学している
“凛とした覚悟”辰野まどか。

元々食に興味があり、大学時代はコックのバイトをし、大学卒業後は食品関係の企業に就職するかと
考え、やはりコックの道を捨てきれず、恵比寿で働き、イタリアで三年修行し、帰国し東京で尚
修行中の“伊厨紳士”山本慎弥。

3人の8年は溶け合い、美しく発酵し、赤ワインとなって目の前に具現しているかのよう。

最高のゼイタクを呑み干す。

 
辰野家を出て始発で還る。

山本慎弥と2人で駅まで歩く。

さっきまで弾んでいた会話はどこへやらというくらい無言が彼と己の間に横たわる。

それはつまり、彼は己のことが好きで、己は彼のことが好きだということなのだ。


投稿者 多苗尚志 : 00:39
[ 辰野まどか伝山本慎弥伝 ]

06.06.03 土曜日

まどまど

“凛とした覚悟”辰野まどか帰国&誕生会パーティー

1日に誕生会三回って初。

特に覚えてるいたひと
“凛とした覚悟”辰野まどか
“不可拘束”辰野元信
辰野ゆかり
“イタリア系ハンサム劇人”黒澤世莉
“クールな熱”藤沢烈
内海ひろこ
北爪ひろあき

投稿者 多苗尚志 : 21:31
[ 内海ひろこ伝北爪ひろあき伝藤沢烈伝黒澤世莉伝辰野元信伝辰野まどか伝山本慎弥伝辰野ゆかり伝 ]

05.12.29 木曜日

10時チェックアウト

気がつくと畳間に独り。

毛布が掛かっている。

テーブルには酒やつまみが散乱している。

兵どもが夢の跡。

 
日の出を見ようだとかもう一回温泉に入ろうとか言っていた言も空しい。

己だけか…。

10時チェックアウトってなんかさみしい。

“柔らかい頭領”佐藤孝治は、“時代を拓く子熊”佐藤拓紀がいるので先に電車で還る。
“マネジメント天将”千秋毅将も女性関係で先に還る。

個人個人、幅はあるものの8年程度のつきあいのある我々。

集合写真をみても昔と比べてどこか悟りを得ている。

女性陣の天真爛漫な笑顔は昔のままだが
千秋や己はもう、なんつぅか、「わかってるわかってる」っていうか。

単純にどっかーんワーイ!ではなくなっている。

昔、中国の開封府に、ある男がいた。

男は家族の1人息子であり、同時に義兄弟をもっていた。

義兄弟は気の合った者同士10人もいたものだから、
男には本当の家族よりも義兄弟の方が一緒にいて楽しかった。

男が誕生日を迎えると、家族は毎年、いつもより豪華な料理を用意してくれるがそれだけだった。

義兄弟はというと、毎年手を変え品を変え、手品をしたり、武芸を披露したり、女をはべらせたりと
男を喜ばせる。

男は自然、義兄弟たちと誕生日を迎えていた。

しかし、5年もすると義兄弟たちも誕生会を開くことが難しくなってきた。

それぞれ肉屋や役所勤めなどの仕事がある中で
毎年、前年より面白いものを用意しなければならないと思って負担が増し、
準備がかさばるようになってきたのである。

6年目には男の誕生会は開かれなくなったが、
自宅では変わらず料理が用意されていた。

ある程度まで相互理解が達すると、もはや大きな刺激よりも
とにかく集まり続けることが財産となる。

それを知っている千秋と多苗であった。

還りは魚市場まで遊びに征き、土産を買って寿司屋にいく。

(めちゃウマ)

ところどころバラバラに別れては「よいお年を」と声を掛ける。

投稿者 多苗尚志 : 11:09
[ 佐藤孝治伝藤沢烈伝佐野哲史伝黒澤世莉伝千秋毅将伝中野美和伝辰野まどか伝佐藤拓紀伝山本透子伝 ]

05.12.28 水曜日

一泊

伊豆のお宿に着くと佐藤孝治らが先に着いている。

ほんの3階建てなのだが、大きな広い宿で、上に下に入りくんだつくりのため自分が今何階にいるのか
分からなくなってしまうようなワンダーランド。

更に離れにあった我々の宿は部屋が4つくらいある。

こりゃすごい。

一泊で還るのはもったいない感が出てくる。

“凛とした覚悟”辰野まどかはアメリカ留学から帰省。
“タイランドプリンセス”山本透子は1年半のタイ生活から還ってきた。

みんなで食事。

食事の後は温泉に入り、そしたら酒を呑みながら一晩語り合おう。

昔と変わらず畳間に集まってみんなで呑む。
昔と変わったのは雑魚寝ではなくひとりひとつの布団があること。

人生、こうした時をいくつ過ごせるかである。

投稿者 多苗尚志 : 11:30
[ 佐藤孝治伝藤沢烈伝佐野哲史伝黒澤世莉伝千秋毅将伝中野美和伝辰野まどか伝佐藤拓紀伝山本透子伝 ]

05.07.23 土曜日

準備2

東京各地から、富山から、伝説の英雄たちが勢揃い。

地震があって何時間足止めされようが誰も文句ひとつ言わない。

地震で準備が遅れても誰も文句ひとつ言わない。

やれることを黙々とやるだけ。

仲間のそんなメンタリティを誇らしく思う。


明日は頑張るぞ。
結束の焼き肉でーい。

“復活の闘魂野郎”渡辺エイジ
“クールな熱”藤沢烈
“日本国総理大臣”佐野哲史
“軍曹”坂上暢幸
“咲花青将”佐藤吉行
“凛とした覚悟”辰野まどか
“富山の有言実行野郎”三好力
“イタリア系ハンサム劇人”黒澤世莉
名波健太郎
“柔らかい頭領”佐藤孝治
“だじゃれクイーン”高橋未希子
“時代を拓く子熊”佐藤拓紀
幸之助さん
“マネジメント天将”千秋毅将
のむひょん

投稿者 多苗尚志 : 11:08
[ 佐藤吉行伝佐藤孝治伝渡辺エイジ伝藤沢烈伝佐野哲史伝黒澤世莉伝千秋毅将伝辰野まどか伝佐藤拓紀伝高橋未希子伝三好力伝王星の円卓伝 ]

まどかお誕生日会

とっくに過ぎてるんだけど折角みんないるんだから。

“凛とした覚悟”辰野まどかの誕生会を
“復活の闘魂野郎”渡辺エイジ結婚パーティー準備の間に挿入。

このコミュニティの誕生会は

ケーキを出して
ハッピバスデ歌って
その場にいる全員(初対面だろうが)で時計回りに、
その人へメッセージを語って
最後に本人からみんなへメッセージ

ってのがオキマリ。


まどか、今回の発案、並びに忙しい中うやむやになってしまいそうなところ、がっちり実行に移したのは“クールな熱”藤沢烈ですよ。

奴は、やっぱりサイコーです。


ジャンケン勝負は“三宿の虎”佐野哲史の敗北。

投稿者 多苗尚志 : 10:53
[ 藤沢烈伝佐野哲史伝辰野まどか伝王星の円卓伝 ]

05.07.05 火曜日

超スゲェ

我々は学生だった。

我々はなにもできなかった。

我々には熱い気持ちだけがあった。

 
学生時代に友として出会う。

社会に出て別れる。

勤める会社が別になり、そもそも業種が大きく異なり、地方に世界に散り散りになり…。

 
時を経て再会する。

呑むべく再会する。

たまたま仕事で再会する。

あるいは共通の友人の結婚パーティーがあるから力を合わせるべく再会する。

 
己が大学生だったとき、彼女は高校生だった。

彼女はなにももっていなかった。

なにももっていなかったが気持ちがあった。

 
彼女は大学生になった。

彼女は常に回転しているようにみえた。

学業、アルバイト、イベント、留学、プロジェクト…

常に100%で取り組んでいるようにみえた。

 
彼女は次第になにかをもちはじめた。

彼女は更に回転、行動し続ける。

行動でなにかのコンプレックスを埋めるようなことはしない。

動いてないと落ち着かないという中毒者でもない。

彼女はとても彼女らしく行動していた。

 
彼女はそれまでの積み重ねを経て、
自分の道を先鋭し、結果としてコーチングの道、プロコーチになる道を選んだ。


数年の会社勤務を経て、退職。

彼女は熱い気持ちを保持しつつ、しかしそれだけで突っ走ることをせず。

気持ちを行動にきちんと昇華できる覚悟を身につけていた。

熱い気持ちを胸にたずさえつつ、所作は凛とした、立派な女性となっていた。

 
彼女の名は辰野まどか。

 
高校生と大学生という関係で出会った彼女と己はその8年後、
共通の友人の結婚パーティーを作り上げることになる。

辰野まどかは、パーティーの企画会議に参加している全員のいいところと熱い気持ちを
意識的な部分と無意識的な部分から搾り出した上で、
それを具体的な結果に落としこむ為には何をしたらいいかということをみんなで考える。

この日本語はおかしい。

主語が「辰野まどかは」で始まり、「みんなで考える」で終わっている。

しかし、辰野まどかに関するこの文章は正しい。

彼女は、主導権を握ったり、誰かを使役したり、誰かに強制したりするのではない。

「辰野まどかは~みんなに考えさせる」ではないのだ。

飽くまでみんなの持てる能力をひきだすことに集中し、
それでいて自分もまた会議のメンバーの一員となっている。


本当にすばらしい。

超スゲェ。


なにももっていなかった彼女は“凛とした覚悟”となって還ってきた。

投稿者 多苗尚志 : 11:08
[ 辰野まどか伝エピソードからみるその人の魅力 ]

エイジMTG

渋谷センター街で“復活の闘魂野郎”渡辺エイジの結婚パーティーのミーティング。

いつもの実行委員
“天翔虎”佐野哲史
“U30最大ネットワーカー”藤沢烈

に加えて、

“凛とした覚悟”辰野まどか
“軍曹”坂上暢幸が参加。

最強の実行委員である3人であったが若干、煮詰まっているところもあり、
新たにふたりをミーティングに迎えたことで
非常にシゲキテキで活劇的なミーティングとなった。

感謝!


投稿者 多苗尚志 : 10:55
[ 藤沢烈伝佐野哲史伝辰野まどか伝坂上暢幸伝エイジ結婚パーティー実行委員会伝 ]

05.04.01 金曜日

多苗的辰野まどか人物紹介

“凛とした覚悟”辰野まどかという人物

投稿者 多苗尚志 : 18:11
[ 辰野まどか伝天下を賑わす英星総覧~多苗的人物紹介 ]